ニコニコチャンネル

  • ひきこまり吸血姫の悶々 ムルナイト帝国の名門貴族ガンデスブラッド家の令嬢、テラコマリ・ガンデスブラッド。 吸血鬼なのに血が飲めないコマリは、魔法が使えない、運動ができない、 背が伸びないという三重苦に悩まされ、3年間の引きこもり生活を送っていた。 しかし、ある日親バカの父がとんでもない就職先を見つけてくる。 その名も『七紅天大将軍』! それは本来帝国の猛者しかなれず、3ヶ月に一度のペースで他国に戦争を仕掛け勝利しなければならない 超ハードな役職。さらに部下たちは元犯罪者ばかりで将軍に就任したコマリに対して下剋上を狙う気満々……。 絶対に断りたいけど、皇帝直々の任命なので辞めることすら許されない。 本当の実力がバレたら即破滅なこの状況……それでもコマリはハッタリと可愛さを武器に己の任務を遂行する! 「私がこれから為すことはな、単純極まりない覇業だ! すなわち、テラコマリ・ガンデスブラッドは――他の5カ国の大将軍を 武力で全員ブチ殺し、ムルナイトの国威を全世界に喧伝してやるのだ!」 最強(!?)吸血姫による歴史に残る快進撃がここに始まる!
  • 基本セオリーがわかる「花のデザイン」磯部健司 「花の専門チャンネル」「お花の大学」「理論解説」が内容です。花のプロはもちろん、一般の方も是非お願いします。皆さんのお力添えが、この業界の発展に必要です。 出版の基礎編が完結し、次のフェーズがこの動画配信です。   そしてニコニコ動画では、有料チャンネルの開設をいたします。内容は全国のセミナーで行っている「事前レクチャー(講義)」そして、ここだけでしか見れない「後レクチャー・作品の品評」さらにメンバーのみしか見られない資料や情報を公開していきます。 ~~~~~ 基本セオリーがわかる「花のデザイン」は、フラワーデザイン理論の「柱」として存在します。集えば幹は太くなり、そして枝が伸びていきます。ゆるぎない「柱」は、公共性を基本としています。 ここでは「事実」をまとめています。事実であることを証明するために、多角的な見方や異業談をしたり、真実の例もあげたりもします。  この柱と事実は、次世代へも渡すためにアーカイブし、花職全体の知識・技術・地位などが「向上」することが目的です。   花職向上委員会 委員長 磯部健司   「一般の方へ」 応援をお願いします。花のプロが感性だけで、仕事をしていないことを知ってください。知って頂くことが、私たちの目的の1つでもあります。 「花のプロへ」 花に携わるプロとして、制作側の理論を少しだけでも知ってください。本が手元になくても、ここでは内容が解るようにまとめてあります。デザイナーなら、この基礎理論を「柱」にして、自身をより向上するために活用下さい。 「レッスンプロへ」 お手伝いをさせてください。レッスン等にこれらの動画を自由に活用してください。動画を活用していただければ、時間に余裕が出て実技に集中できますし復習も可能です。 ~~自身の間違いに気づいた人~~ 今からでもこの「柱」につかまって、正直にいきましょう。動画だけでも十分基礎理論は覚えられるように作っています。今までのことより、これからのことです。 まずは事実を知ること。そしてこれ以上湾曲しないように伝えていって欲しいと願います。   「花職向上委員会memberへ」  まだまだ協力してもらうことは山ほどあります。この太い「柱」は皆さんが支えてきてくれた太さです。そして枝も多く出て、実も葉も茂るでしょう。  ただ動画だけでは、臨場感や実技まで伝えることができません。そこで日本各地または世界中で、活躍をしてください。根幹がしっかりした「柱」であること「事実は1つだけ」ということ、もちろん幾つもの手法で真実を語ることも必要です。そういった活動を「向上」という二文字に集約して、次に渡していくことの協力をお願いしたいです。
  • はるかなレシーブ 東京から沖縄に引っ越してきた高校2年生、大空遥。いつでも明るく前向きな遥だが、彼女にはコンプレックスがあった。それは普通の女の子より身長が高いこと。 一方、遥を空港に迎えに来た彼女と同い年の従姉妹、比嘉かなたにも悩みがあった。かなたは身長が伸びなかったせいで、大好きなビーチバレーを諦めてしまった過去を持つ。そんな凸凹な2人が、ふとしたきっかけでビーチバレーのペアを組むことに……。 広い砂のコートに味方はたった1人だけ。何よりもパートナーの存在が大切なビーチバレーで、2人はどんなプレーを見せるのか!? 真夏の太陽が照りつける沖縄のビーチで、今、少女たちの汗と情熱が輝き始める!!
  • のびにょきチャンネル いま"伸び盛り”の若手声優・高木美佑と木野日菜の成長を、みんなで見守る”若手声優見守り型バラエティ番組”「のびざかりにょきにょき」を毎月1回放送中!
  • ヘヴィーオブジェクト 「結局、戦争はなくならなかった」 「地球という惑星の隅々まで開発の手が伸び、高出力のレーザーが気軽にシャトルを打ち上げ、一部の権力者が月面に別荘を建てるような時代になっても、人は人と争う機構を、自分の精神から取り除くことが出来ずにいた」 「そう――ただ、変化はあった」 「超大型兵器――オブジェクト。本体だけで全長50mを越えるこの新兵器は、登場と共にこれまであった戦争の常識を全て塗り替えてしまった」 「とある島国によって初め提示されたその兵器は、14カ国からなる連合軍の攻撃をうけ、しかしその全てを退けた。最後には太平洋上で核兵器の洗礼を受けるが、その攻撃にも耐え、半身をアイスのように溶かしながら、残った兵装だけで連合艦隊を殲滅した」 「以来、オブジェクトは戦争の代名詞になった」 「21世紀前半の国際連合の崩壊以来、それまで存在したあらゆる国家が破綻、あるいは変貌し、大きく4つの連合体に色分けされるようになった世界。各国による地球の支配権の奪い合いは、 オブジェクト同士の『クリーンな戦争』で決まるようになった」 そんなオブジェクトの設計士を目指す学生クウェンサーと腐れ縁の相棒の兵士ヘイヴィアは、戦場で自軍のオブジェクトのパイロットである少女ミリンダに出会う。ある戦いで彼女の乗るオブジェクトが敵のオブジェクトに破壊された時、 二人は生身でオブジェクトと戦うことになるのだった……
  • デジモンアドベンチャー tri. 埠頭の水面が朝陽を受けて揺らぐころ―― 「パンッ」 目覚まし時計を勢いよく止める手。 乱雑に絡まった布団を蹴って、低く唸りながら伸びをする。 カーテンからこぼれる日が当たるのは、 机に置かれた“あの日”の集合写真。 「いってらっしゃい、お兄ちゃん」 送り出す声を背中に、ドタバタと家を飛び出していく。 立ち漕ぎの自転車から見上げた先には、青い初夏の夏―― 八神太一、17歳、高校生。 今、再び 冒険が進化する――
  • 日本プロストリーム団体チャンネル 日本にインターネットが普及を始めた90年代中旬から数年後にすでに始まっていたストリーム配信。 パソコンとネット回線、カメラとマイク、いくつかのソフトウェアを用意するだけで、非常に安価に世界中に映像コンテンツをリアルタイムで配信出来る時代になりました。 誰しもに与えられたこの機会をそれぞれの個性を活かし、1000人単位のリスナーを集める配信が多く見られるようになって久しい昨今。 今や同時視聴者数1万人以上を抱える配信者も生まれ始め、この勢いはこれからも伸び続けていくと予測出来ます。 しかし、このストリーム配信界はまだ黎明期と言えるのでは無いでしょうか。 これからも広がり続けるこの世界をもっと沢山の人達に、そして日本の誇る配信界をワールドワイドにまで広げたい。 そんな想いから「日本プロストリーム団体」は生まれました。 配信界普及だけではなく、配信者への支援、配信技術を学ぶ場の提供、新しいコンテンツの提案・・・ これまでに無い新しいメディアを作る事が出来る事こそ、この配信界の最大の可能性と我々は確信しています。 みなさんと一緒にこの世界を切り拓いて行きたい。 そんな感じです。
  • パピコお化け屋敷チャンネル SUMMER SONIC2014東京会場にて、グリコ パピコが出店します。 パピコ販売、そして今年は五味弘文(お化け屋敷プロデューサー)監修のお化け屋敷が登場!  papicoお化け屋敷「呪いばさみの家」  ■ストーリー■  ~ふたりでひとつ~  「怜子は長い黒髪をした、日陰のような女性でした。 彼女の長い髪にはひとつの秘密がありました。小さい頃、彼女の髪の毛を切っていたのは母親でした。古いけれど切れ味の良いハサミで母親が髪を切ってくれる時間は、怜子にとってこの上ない幸福なものでした。 ところが母親は、怜子が高校生の頃に亡くなってしまいます。 それ以来、彼女は自分で髪の毛を切らなくてはなりませんでした。 古いハサミは、真ん中の留め具が緩んで、うまく力を入れないと上手に切れません。特に後ろの毛を切ろうとすると、ハサミに髪の毛を挟んでしまいます。 心を許す人が現れれば、彼女は髪を切らせたでしょうが、そんな人は現れません。 そのため、自然と怜子の髪の毛は伸びていくことになってしまったのです。 そんな怜子の前に、笹目という男性が現れました。笹目は、怜子の長い黒髪に惹かれ、やがて二人はつき合うようになりました。 ある日、笹目が手のひらの上に二本の鍵を置いて、そのうちの一本を怜子に差し出しました。 「どうぞ」 それは、笹目が用意した二人の部屋の鍵でした。 怜子は、ようやく日陰から暖かい日向に出してもらえたような気がしました。 二人の暮らしは、質素ながらも幸せなものでした。 そんな二人の生活に翳りが出たのは、怜子が笹目に髪の毛を切って欲しいと頼んだときからでした。古いハサミが使いづらかった笹目は、怜子が気づかないうちに、新しいハサミと交換して髪を切っていたのです。 それに気づいた怜子は、今まで感じたこともないような憤りを覚えました。自分が許した心を踏みにじられたような気がしたのです。 それ以来、二人の関係は次第に冷え始めました。 半年もすると会話も減り、食事も別々になり、やがて笹目は怜子を邪険に扱うようになりました。 そんなある晩のこと、怜子が仕事から戻り、部屋の鍵を開けようとすると、鍵穴に鍵が入りません。よく見ると、見慣れた鍵穴が別のものに変わっています。部屋を間違えたかと思いましたが、そんなこともありません。 ドアに耳を当てると、中から笑い声が聞こえてきます。それは、最近ついぞ聞いたことのない、笹目の笑い声でした。 鍵を取り替えられている……。 怜子は強い衝撃を受けました。 インターフォンを押して耳を澄ますと、まるで嘲るような笹目と聞いたことのない女の声が聞こえてきます。 怜子は何度も何度もインターフォンを押します。けれど、中からは何の反応もありません。それどころか、怜子の存在を無視するかのようにテレビの音が大きくなっていくばかりです。 怜子は、一晩中ドアの前に立ち、インターフォンを押し続けました。 彼女の手の中の鍵は、もう笹目の持っている鍵ではありません。目の前の扉は、怜子を拒む冷たい棘のようです。鍵が導いてくれた日向の幸せな暮らしは、もうそこにはありません。 部屋に入りたい。この鍵で、部屋に入りたい……。 怜子は、何日も町を彷徨った挙げ句、自ら命を絶ってしまいました。 それから数日後のことです。 笹目のもとに、一個の小包が届きました。 中を開けた笹目は息を呑みました。そこには、長い黒髪がギッシリと詰まっていたのです。 それが、数日前に死んだ怜子の髪の毛だということはすぐにわかりました。 その時、部屋のインターフォンが鳴りました。 その音に驚いた笹目は、恐る恐るモニターを覗いてみました。けれど、そこには誰も映っていませんでした。 子供のいたずらか、と思った時です。 すぐ後ろから、聞き慣れた声がしました。 「ようやく入れたわ……」 その声に振り返ると、長い髪の毛を引きちぎったように切った怜子が、立っていました。 立ち尽くす笹目の前に、怜子が何かを差し出しました。 「どうぞ……」 それは、留め具の外れたハサミの一方の刃でした。 「どうぞ……」 一歩近づいてきた怜子の首筋には、ハサミのもう一方の刃が刺さっていました……。 「ふたりでひとつ……」 彼女は、血の溜まった口でうっすらと笑いました それ以来、この部屋には、長い髪の毛をちぎったように切った女の霊が出るということです。 インターフォンが鳴ったら、あなたの背後には、もう立っているかもしれません……。」
  • 『藍井エイル』チャンネル 『藍井エイル』のニコニコチャンネルページ。 生配信を中心にゲーム実況なども定期的に配信! 【藍井エイルとは】 北海道札幌市出身。♀。AB 型。11 月30 日 生まれの射手座。 幼少の頃より歌うことが大好きで、高校時代はバンドを組み、ボーカルを担当。 高校卒業後、一旦は音楽の道を諦めるも、趣味としての歌手活動を再開したところ、 その歌の上手さと声の美しさ・ハリ、高音部の伸びなどが注目を浴び、 11 年4 月、「リスアニ!vol.5」(ソニー・マガジンズ刊)にて“誌上デビュー”を果たす。 10 月19 日、TV アニメ「Fate/Zero」のエンディングテーマ『MEMORIA』(メモリア)にて デビューを果たし、オリコンシングルチャート初登場8 位にランクイン。 50,000 枚に迫る売り上げを記録する。また、Facebook ページでも世界中から70,000 近くの「いいね!」を獲得し ており、その注目度の高さが伺える。 さらに9月5日テレビアニメ「機動戦士ガンダムAGE」のオープニングテーマ『AURORA』(オーロラ)を発売!9月22日 には初ワンマン開催決定! この勢いは止まらず、早くも11月21日に3rdシングル『INNOCENCE』(イノセンス)発売決定!今作は、テレビアニメ 「ソードアート・オンライン」2ndシーズンのオープニングテーマに起用されることが決まっている。 話題騒然必至の要注目超実力派女性ボーカリスト! ■公式ウェブサイト: http://www.aoieir.com/ ■公式ブログ:「エイルるる♪」 http://ameblo.jp/eir-ruru/ ■公式twitter「@eir_ruru」 http://twitter.com/eir_ruru/ ■公式Staff twitter 「eir_staff」https://twitter.com/eir_staff ■公式mixi ページ: http://p.mixi.jp/aoieir ■公式Facebook ページ: http://www.facebook.com/aoieir/
  • レッドバロン 大ロボット同士による格闘技『メタルファイト』。紅拳はその格闘王を目指すべく旅をする少年だ。旅の途中、紅拳は冴場翔子という少女と、彼女の作り上げたメタルファイター・レッドバロンの危機を救う。彼女たちを襲ったのは、世界最強のロボットを手中に収めようとする悪の組織カイザーの鉄面党だった。紅拳とレッドバロンは互いを最高のパートナーとし、メタルファイトで新チャンピオンとなる。しかし今度は、そんな彼らにカイザーの魔の手が伸びるのだった。
  • 灼眼のシャナIII -FINAL- 人ならぬ者たちが、この世の日に陰に跋扈 (ばっこ)している。 古き一人の詩人が与えた彼らの総称を、“紅 世(ぐぜ)の徒(ともがら)”という。 自らを称して“渦巻く伽藍(がらん)”、詩人 名付けて“紅世”──この世の歩いてゆけない隣 ──から渡り来た彼ら“徒”は、人がこの世に存 在するための根源の力、“存在の力”を奪うこ とで自身を顕現させ、在り得ない不思議を起 こす。思いの侭に、力の許す限り、滅びのと きまで。 彼らに“存在の力”を喰われた人間は、いな かったことになる。 これから伸び、繋がり、広がるはずだったも のを欠落させた世界の在り様は、歪んだ。 “徒”の自由自在な跳梁(ちょうりょう)に伴 い、その歪みは加速度的に大きくなっていった。 やがて、強大な力を持つ“徒”たる“紅世の王” らの中に、そんな状況への危惧を抱く者が現 れ始め。大きな歪みがいずれ、この世と“紅 世”双方に大災厄を齎(もたら)すのではな いか、と。 そして、一部の“紅世の王”らは同胞を狩ると いう苦渋の決断を下した。 彼らの尖兵、あるいは武器となったのは、 “徒”への復讐を願い誓った人間──己が全存在 を“王”の器として捧げ、異能の力を得た人間 ──討滅者“フレイムヘイズ”。 その日、日常を浸食した“徒”により全てを失 い、自身がトーチという仮初めの存在である と知らされた少年と、「贄殿遮那のフレイム ヘイズ」と呼ばれる少女が出会った。 これは、“ミステス”坂井悠二と『炎髪灼眼の 討ち手』シャナの物語である。
  • 妖怪奇談 わたしが妖怪になる日 人間の醜い驕りや傲慢さが、心の闇とシンクロする時、ヒトは哀れな姿へ進化を遂げる。 切なく悲しい3篇の妖怪物語。 『かまいたち KAMAITACHI』 岩崎みひろは、どこにでもいるフリーター。バイト先でも普通に友達と付き合って、うまく生きていると本人は思っていた。普通よりも少し明るく、普通より少し可愛い。だが、そう思っているのは自分だけ。裏では高飛車な女だと思われ、陰口を叩かれていた。そんなみひろがバイト代をつぎ込み、命を懸けているのがネイルアート。神経質なまでに、爪に気を使い、毎日の手入れは欠かさない。 ある日、自分の爪が伸びるのが、異様に早いことに気が付く。ネイルサロンの店長に相談してみるが、人間の爪はそれほど早くは伸びないと、相手にしてもらえない。だが、伸びる勢いは止まらず、切ろうとすると激痛を伴い、指と同化している。日常生活にも支障をきたし、バイト仲間からは、露骨に文句を言われる。頭が混乱してきたみひろは、その鋭利な爪でバイト仲間を傷つけてしまう。返り血を浴び、爪の長いみひろは街中を逃げ惑う… 他、『ろくろ首 ROKURO』、『のっぺらぼう NOPPERA』の2篇が互いにシンクロしながら物語は進みます。
  • 灼眼のシャナ 人ならぬ者たちが、この世の日に陰に跋扈(ばっこ)している。 古き一人の詩人が与えた彼らの総称を、“紅世(ぐぜ)の徒(ともがら)”という。 自らを称して“渦巻く伽藍(がらん)”、詩人名付けて“紅世”──この世の歩いてゆけない隣 ──から渡り来た彼ら“徒”は、人がこの世に存在するための根源の力、“存在の力”を奪うことで自身を顕現させ、在り得ない不思議を起こす。思いの侭に、力の許す限り、滅びのときまで。 彼らに“存在の力”を喰われた人間は、いなかったことになる。 これから伸び、繋がり、広がるはずだったものを欠落させた世界の在り様は、歪んだ。“徒”の自由自在な跳梁(ちょうりょう)に伴い、その歪みは加速度的に大きくなっていった。 やがて、強大な力を持つ“徒”たる“紅世の王”らの中に、そんな状況への危惧を抱く者が現れ始めた。大きな歪みがいずれ、この世と“紅世”双方に大災厄を齎(もたら)すのではないか、と。 そして、一部の“紅世の王”らは同胞を狩るという苦渋の決断を下した。 彼らの尖兵、あるいは武器となったのは、“徒”への復讐を願い誓った人間──己が全存在を“王”の器として捧げ、異能の力を得た人間──討滅者“フレイムヘイズ”。 その日、日常を浸食した“徒”により全てを失い、自身がトーチという仮初めの存在であると知らされた少年と、「贄殿遮那のフレイムヘイズ」と呼ばれる少女が出会った。 これは、“ミステス”坂井悠二と『炎髪灼眼の討ち手』シャナの物語である。