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冬芽の人 元刑事の牧しずり(鈴木京香)は、かつての同僚・前田光介(渡部篤郎)の墓前で彼の息子・仲本岬人(瀬戸康史)に出会う。前田は強盗殺人事件の捜査中に、しずりをかばって負った怪我がもとで亡くなった。以来彼女は罪の意識から心を閉ざしている。父の死の経緯を知ろうと近づいてきた岬人から、事件に関わる意外な情報がもたらされた。しずりの脳裏にはある疑念が浮かぶ――あの事件は、実は仕組まれたものだったのではないか…?
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モリのアサガオ 温室育ちの新人刑務官・及川直樹が配属されたのは、凶悪犯ばかりの死刑囚舎房。そこ にはまったく 反省しない者もいれば、深く反省し罪を償う者もいる。人が人に対し”償う”とは?” 許す”とは? 限られた命を見つめる者たちの奇跡のような心のふれあいが大きな感動を呼ぶ、”死刑 ”の今を問う ヒューマンストーリー。