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『俺ガイル』は分裂と対立の時代における最先端のテーマを扱った文学的傑作(!)だったという話。
コメ0 弱いなら弱いままで。 48ヶ月前
賛否両論のNIKEのCMについて、この記事が面白かった。https://this.kiji.is/706779517293429857 賛成、反対、両方の意見が載っているのだけれど、ぼくが興味深かったのは、やはり批判的な意見です。他方で、幼少時にイタリアでいじめられた経験があるという元経産官僚の宇佐美典也氏は、「ものすごく嫌な気分になった...
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「次」は、こっちだ! ポスト脱ルサンチマンラブコメライトノベルの時代が来る。
コメ0 弱いなら弱いままで。 85ヶ月前
そういうわけで、「ライトノベルは次なる時代へ。「オタク」対「リア充」の向こう側へ。」の続きです。 「リア充」と「オタク」という対立構造をなくしたラブコメに残る問題点とは何か?ということなのですが、その前にちょっと整理しましょう。 ぼくはここ数年のラブコメライトノベルを「リア充へのルサンチマン」...
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ライトノベルは次なる時代へ。「オタク」対「リア充」の向こう側へ。
コメ2 弱いなら弱いままで。 85ヶ月前
うん、きょう(11月29日)のラジオは短いながらも面白かった。例によって「リア充」がひとつのテーマとなっているのですが、今回はいままでと扱い方が違うような気がします。 いままでは多少なりと「リア充ばくはつしろー」な気分があったけれど、今回はもう、何というか「リア充の皆さんご自愛ください」くらいの優...
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萌え日常系ラノベに「リア充主人公」が登場する日は来るか?
コメ0 弱いなら弱いままで。 96ヶ月前
平坂読『妹さえいればいい。』最新刊を読み上げました。前巻で一気にストーリーが進んだのでこの巻ではどうなるかと思っていたのですが、物語は停滞することなく先へ進み、ひとつのターニングポイントへたどり着きます。 同じ作者の前作『僕は友達が少ない』では、物語は主人公が決断を避けることによって徹底的にひ...
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「友達探し系」ライトノベルをリアルに実践してみたら?
コメ0 弱いなら弱いままで。 103ヶ月前
こんな記事を読みました。 もちろん現実社会のつながりが1番大切だけれど、SNS上のお友達も当たり前になってきた世の中。 スマホやゲームに夢中になりすぎるのは問題だけれど、ゲームみたいに自分の周りにたくさんワールドがあることを知るのは、子供の生きやすさにつながる気がしている。 私自身友達がいなかった...
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ハーレムラブコメのパラドキシカルな構造・基礎編。
コメ3 弱いなら弱いままで。 107ヶ月前
今月ももう終わりですね。 つい最近、正月を迎えたばかりという気がしますが、いったいそのあいだ何があったのでしょうか。 少なくともぼくは何もしていない気がします。どうなっているんだ。 ところで、先日、人間ドックを受けたのですが、予想通りコレステロールが高すぎて食事を改善しないといけない模様です。...
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平坂読『妹さえいればいい。』はリアルな人間関係を綴るライトノベル。
コメ0 弱いなら弱いままで。 109ヶ月前
きょう発売の平坂読『妹さえいればいい。』の第3巻を読み終わりました。 現在継続中のシリーズもののなかでは最も楽しみにしている作品なので、今回も手に入れるやむさぼるように読み耽ったわけですが、期待に違わず面白かった。素晴らしい。実に素晴らしい。 いろいろな意味で現代エンターテインメントの最前線を突...
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一億分の一であるという素晴らしさ。
コメ1 弱いなら弱いままで。 111ヶ月前
ペトロニウスさんの最新記事を読みました。http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20151011/p2 ほとんど改行がなくてめちゃくちゃ読みづらいのですが、非常に面白い内容です。 そして、きわめつけにタイムリー。 これは必然的な偶然だと思うのだけれど、「リア充オタク」を巡る話題とストレートに繋がっています。...
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オシャレでアクティヴな「リア充オタク」はほんとうにオタクなのか?
コメ3 弱いなら弱いままで。 111ヶ月前
一昨日のことになるでしょうか、『ZIP』という番組で「リア充オタク」の特集を放送したそうで、Twitterなどの各種SNSでこのワードが話題になっていました。 この番組そのものはもう確認しようがないので(探してみればどこかにアップされているかもしれないけれど)、「リア充オタク」という言葉の元ネタであるらしい...
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『僕は友達が少ない』、『妹さえいればいい。』の平坂読はなぜ批判されつづけるのか?
コメ0 弱いなら弱いままで。 117ヶ月前
平坂読の最新作『妹さえいればいい。』をくり返し読み返している。 面白いなー。面白いなー。 一般文芸とはまったく異なるライトノベル特有の世界なのだけれど、ぼくとしては非常にしっくり来る。 作中では主人公がAmazonレビューを罵倒していたりもするのだが、じっさい、この小説のAmazonレビューを見ると「まあ...
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リア充幻想の彼方へ。友達さがしラノベは「脱ルサンチマン」に向かう(かもしれない)。
コメ1 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
今回からAmazon画像を復活させることにしました。規約にもとづきアフィリエイトは使用していないので、気楽にリンクから飛んで商品を買ってください。 さて、昨夜、LDさんとペトロニウスさんでラジオを放送しました。たっぷり3時間強、色々なことについて話しあったのだけれど、そのなかでひとつの大きなテーマとなっ...
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「リア充でなければ不幸」という考え方の貧しさ。
コメ0 弱いなら弱いままで。 142ヶ月前
ちょこちょこ時間を見つけてやっている『レイトン教授VS逆転裁判』がいい感じです。ランドル・ギャレットだとかラリー・ニーヴンだとか、昔から「魔法が存在する世界での本格ミステリ」は書かれてきたわけですが、その最新形といえるかと。 いまのところ「ルールで定義できるかぎり魔法も本格ミステリの範疇で扱える...
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ひとりも友達がいない12%の人種はどう生きればいいのか。孤独との付き合い方を問う。(2313文字)
コメ2 弱いなら弱いままで。 144ヶ月前
『はがない』の最新刊にかこつけた「友達づくり」の記事です。「学校で無理に友達を作る必要はないよ」「世界中のどこかで友達を見つけられればそれでいいよ」というのは、現実にいま悩んでいるひとには救いにならない言葉かもしれませんが、でもぼくの実感です。学校なんてほんとうに狭い。職場も狭い。もっと広い世界...
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砕けてゆく日本語。漱石よりライトノベルの方が読みやすいというシンプルな事実を考える。(2332文字)
コメ3 弱いなら弱いままで。 144ヶ月前
夜空たん可愛いよ夜空たん。ハァハァ。それにしてもこの画像はニコニコの倫理規定ではありなのだろうか。もしなしだったらどうしよう。まあ、下着は履いているからありだろう。そう考えることにしよう。何をいっているのかわからなくなってきましたが、日本語の変遷に関する記事です。中身はマジメなんだけれど、画像で...