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かがみの孤城
ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこには不思議なお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めたころ、ある出来事が彼らを襲う―
果たして鍵は見つかるのか? なぜこの7人が集められたのか? それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?
すべての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける―
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ぼくらの7日間戦争
いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。話し相手といえば、同じ歴史マニアが集うチャットのメンバー。
平均年齢還暦越えと思われるその場所で、今日もメンバーの一人が、恋に悩む守にからかい半分のエールをくれた。
片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。
しかも、いきなり一週間後。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。
やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」
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捨ててよ、安達さん。
定年まであと10年。岩倉剛(村上弘明)は、捜査一課から所轄の南大田署に異動となるが、その直後に管内で独居老人の殺人事件が発生。彼はド新人の伊東彩香(志田未来)の教育係となり共に特捜に加わる。その後管内で自殺事件も発覚。岩倉は気になり捜査を始めるが……。卓越した観察眼とズバ抜けた記憶力を持つベテラン刑事がラストライン=捜査の最終防衛線となり、特捜とぶつかりながら捜査を進めるうちに、思わぬ大事件に辿り着く。