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フルーツバスケット The Final
母親を亡くした透はテントで一人暮らしをしていたが、
その場所が由緒正しい『草摩家』の敷地だったことが縁で草摩由希、草摩夾と一緒に住むことに。
ところが、草摩家は何百年も前から忌まわしき『呪い』に縛られていた。
由希、夾、そして草摩家の皆と交流を深める透は呪いを解こうと奔走するも、
解決の糸口は全くつかめない。それどころか、草摩家の当主である草摩慊人が
女性だったという最大の秘密を知り言葉を失くしてしまう。
『神』の慊人と『十二支』の皆をつなぐ“絆”、それは儚く脆い悲しみの螺旋……。
しかし、終わらない宴はない――誰もが忘れた最初の記憶、最初の約束。
その向こうで由希を、夾を、そして透を待っているものとは……。
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フルーツバスケット 2nd season
透が紫呉の家に住み始めてから一年が経とうとしていた。
由希と夾だけでなく草摩家の皆とも交流を深めてきたが、今も気になるのは忌まわしき『呪い』の正体。
進むべき道、決められた宿命、終わりなき――十二支の――宴を前にして由希は、夾は、そして透は何を想い、何を決意するのだろうか……。
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えとたま
干支神。
動物を模した姿を持つ少女「えと娘」の中から選抜された12匹の神の使い。
古来より日本を護ってきた聖なる十二支。
60年に一度の干支神選抜祭・通称「ETM12」にて勝ち残った強者であり、
えと娘たちの憧れの存在である。
刻は流れて現代。
今年も干支神選抜祭「ETM12」が開催される。
日本全土から集まる数多の干支神候補=えと娘たち。
その中に、一匹の猫が存在した。
その名は、猫のえと娘「にゃ~たん」
もっとも干支神に近いといわれながら、ネズミ属に執拗に狙われ、
卑劣な罠により破れ続けてきた不遇のえと娘である。
干支神になる条件はたったひとつ。十二支全員に勝利すること。
しかし、干支神の力は強大であり、この二千年間、十二支全員に勝利したえと娘は
存在しない。
不遇のえと娘「にゃ~たん」と、
普通の高校生「天戸タケル」が出会うとき……物語は始まる!