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曇天に笑う<外伝> ~桜華、天望の架橋~ 本編
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長男、天火が大津を離れ、空丸と宙太郎が家名を継ぐ重さを実感し始めた頃。鍛錬に励む空丸と武田を、尋常ならざる何者かが襲撃する。男の力と身のこなし、そ...
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曇天に笑う<外伝> ~宿命、双頭の風魔~ 本編
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かつて天火に金城白子と名付けられた男。彼は大蛇復活を宿願とする風魔一族の頭領であり、双子の弟と二人で、十代目風魔小太郎として一族を束ねてきた。忌み...
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曇天に笑う<外伝> ~決別、犲の誓い~ 本編
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三百年に一度蘇る魔物・大蛇復活の十一年前。歴史の裏で国を護ることを志した者たちがいた。それは大蛇討伐のため結成された部隊・犲(やまいぬ)。曇家当主・...
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会員無料 絶食してたのならさぞ 「また君に恋してる」 ウィリアム・ブレイク Cパートあるで ナレ「数日後──そこに 愛の告白みたい わかりまぁす 山上さんもういないん おはだけするんか...23:42
MARS RED #13 弱きもの、汝の名は
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前田義信は幸せな夢を観ていた。己のもうひとつの生き様となる夢を。だがその夢の中に死の影が静かに伸びてくる。その影の名は栗栖周太郎。自らが一人前に育...
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MARS RED #12 道化の王
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瓦礫と化した帝都の冬――、市街地では数を増したヴァンパイア排除に陸軍が対応にあたっていた。だが対抗できる唯一の力は新たに特務隊隊長となったルーファス...
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MARS RED #11 黒翼
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月島の零機関施設にある太陽の光差し込む一室で葵とデフロットの前に現れたのはヴァンパイアと化した前田だった。意識朦朧の前田は使命感に従いデフロットに...
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MARS RED #10 通り過ぎし、夏の夜の夢
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徘徊するヴァンパイアを倒す金剛鉄兵を冷ややかな目で見つめるデフロットは死を疑似体験できる舞台を失い静かな滅びの時を待とうとしていた。そんなデフロッ...
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MARS RED #09 疑念
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千本鳥居の天満屋に居候することになった栗栖は前田たちの行方を探していた。そのとき彩芽から子供のヴァンパイアを殺している者がいるという噂を聞かされる...
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MARS RED #08 煉獄
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帝都を襲った烈震から数日が経ち、崩壊した特務隊本部には栗栖の姿があった。しかし其処に前田と山上の姿は見当たらなかった。ふたりの姿を探し、瓦礫の中を...
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MARS RED #07 手紙
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大正十一年・冬――、これは十六特務隊の前田義信がヴァンパイアとなった岬と出会う少し前の物語。雪が舞う東京駅に降り立ったのはヴァンパイアとなる前の人間...
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MARS RED #06 さいごの青空
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大正十二年九月朔日。太陽の光の届かない帝都の地下、下水道の中を特務隊本部目指して進む栗栖と山上。横浜に現れた金剛鉄兵はいったい何者なのかを中島に問...
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MARS RED #05 ペルソナ・ノン・グラータ
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吉原に流れていたアスクラの出処が横浜の赤レンガ倉庫であることを掴んだ特務隊はそこに潜伏するヴァンパイアを殲滅すべく総攻撃をかける。だがその作戦を指...
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MARS RED #04 歌知らずの歌
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夜の練兵場に緊張の面持ちで村田刀を握る栗栖と相対する前田。迷いのある栗栖に前田は、甘さは仲間を滅ぼすと厳しく言い放つ。吉原で遊女のヴァンパイアに殺...
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MARS RED #03 夢枕
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ヴァンパイアとなった栗栖秀太郎は社会的には死んだことにされていたがその実感がなかった。また山上も家族に死亡通知が届けられている事実を受け止めてはい...
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MARS RED #02 死が二人を分かつまで
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栗栖秀太郎と山上徳一は、遠征したシベリアの地でヴァンパイアとなった。彼らは人間としての生を終え、ヴァンパイアとして第十六特務隊の零機関へと編入され...
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MARS RED #01 陽のあたる場所
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大正十二年・初夏の太陽眩しい東京駅に降り立つ前田義信を迎えにきたのは第十六特務隊の森山だった。森山は中島中将の命令で前田を月島の施設へと誘った。前...
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曇天に笑う 第12話 兄弟、太陽に集う
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過酷な運命を背負いながらも、太陽の下、再会を果たした曇天三兄弟。復活した大蛇とそのもとに集結した白子ら風魔の忍たち、そして獄門処を脱走した囚人たち...
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会員無料 全員生き延びるのかな かっけええな~ ひえええええええええ おおおゲロ ええこやな~ 切ないな~ ・・・ まず最初にどこで細胞 ( ゜д゜)ハッ!6話の私の イケメンは生きてて(●22:50
曇天に笑う 第11話 太陽、曇天に再炎
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政府の秘密施設に匿われていた天火の前に、牡丹が姿を表す。天火の存命を心から喜んだ牡丹は、宙太郎が行方不明であること、空丸が真の大蛇の器であり風魔に...
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曇天に笑う 第10話 白き闇、裏に反る
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大蛇の器を守る方法が存在することを知った白子は態度を豹変させた。深手を負わせた牡丹の前で、これまで曇に仕えて来た理由や、天火が大蛇の器ではなかった...
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曇天に笑う 第9話 後継者、濁り空に立つ
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宙太郎は獄門処に勾留されていたはずの重犯罪者・嘉神と出会い、嘉神から大蛇やその器に関する真実、そして天火が国に抹殺されたのだと伝えられる。また蒼世...
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曇天に笑う 第8話 少年、雨天に慟哭す
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天火の処刑から一週間。大蛇の器とされる者が処刑されたのにもかかわらず、大津の空に太陽の光が差し込むことはなく、未だに曇ったままであった。天火を失っ...
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曇天に笑う 第7話 泡沫に笑う
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600年前、近江の地を守護する佐々木清綱、曇家当主の曇景光、安倍家の式神である牡丹は、ともに大蛇の器となる人間を探していた。牡丹はある日、黒装束の者た...
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曇天に笑う 第6話 太陽、曇天に散る
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夕食の買い物から帰った空丸と宙太郎は、天火が獄門処を爆破した罪で警察に連行されたことを知る。しかしそれは表向きのでっちあげられた理由であり、実のと...
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曇天に笑う 第5話 天下、不穏に揺れる
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白子や武田の助けもあり、なんとか獄門処から抜け出すことができた空丸は、蒼世が欲していた情報——獄門処に入る科人(とがびと)が持ってくるという『ある物...
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曇天に笑う 第4話 風魔、獄門に忍ぶ
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罪人の変装をして獄門処へ潜入した空丸は、そこで怪しげな仮面の男と出会う。男の全貌を見た途端、空丸は忘れていた過去の記憶を取り戻し、その男が自分の両...
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曇天に笑う 第3話 次男、監獄に潜る
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天火と牡丹が大蛇について話しているところを目撃した空丸は、どういうことなのかと天火に詰め寄るが、天火は空丸に対し真正面から取り合おうとしない。天火...
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曇天に笑う 第2話 殺人鬼、曇天に嘲う
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囚人脱走事件の翌日、太田診療所に赴いた天火。その時、指名手配中の殺人鬼・嘉神直人が曇神社に向かったとの報が入る。弟たちの危険を察し、診療所を飛び出...
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曇天に笑う 第1話 三兄弟、曇天に立つ
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治安の悪化に伴い、明治政府は琵琶湖に重犯罪者専用の檻“獄門処”を設置。その脱出不可能な湖の監獄への橋渡しを請け負う曇家の三兄弟。彼らの冒険活劇の幕が...