チャンネル 動画 (99) 記事 動画投稿が新しい順 再生が多い順 コメントが新しい順 コメントが多い順 マイリスト登録が多い順 再生時間が長い順 動画投稿が古い順 再生が少ない順 コメントが古い順 コメントが少ない順 マイリスト登録が少ない順 再生時間が短い順 キーワード タグ 無料 1:00 2022年8月の星空情報・天文現象(星空に親しむ夏にしよう/ペルセウス座流星群/土星が見頃/8月の月の暦) 2022年8月の星空情報です。 8月最初の1週間は「スター・ウィーク~星空に親しむ週間~」。 今年は「伝統的七夕」の日も8月4日で、この期間に重なります。 星空に親しむ夏にしましょう。 毎年8月中旬に活動が極大となる「ペルセウス座流星群」。 12日深夜から13日未明にかけて最も多くの出現が予想されますが、満月直後の月明かりに邪魔され、見える数は少なくなるでしょう。 深夜の南の空には「衝」を迎える土星が輝いています。これから数年間は、環(わ)の傾きが小さい時期になるため、土星らしい姿を望遠鏡で楽しむのは今がチャンスです。 〇8月の月の暦 5日:上弦 12日:満月 19日:下弦 27日:新月 167 10 2 2022/07/29(金) 14:00 無料 1:00 2022年7月の星空情報・天文現象(さそり座を見つけてみよう/さそり座δ星の食/火星食/月と惑星の共演/7月の月の暦) 2022年7月の星空情報です。 この季節に見つけやすいさそり座を探してみましょう。 頭部にあるさそり座δ(デルタ)星は、不規則に明るさを変える変光星です。 10日の深夜、この星が月に隠される「星食」が起こります。 上弦を過ぎた月は明るいですが、暗い縁に隠れる「潜入」は比較的見やすいでしょう。 21日の深夜には「火星食」が起こります。 「出現」は広い地域で見られますが、月は昇ってきたばかり。 東の低い空まで開けた場所が必要です。 月は、明け方の空で木星や土星、金星とも接近しながら、日々移動していきます。 他の天体との共演を通して、地球の周りを公転する月の動きを意識してみましょう。 〇7月の月の暦 7日:上弦 14日:満月 20日:下弦 29日:新月 14日の満月は、今年最も近く大きく見えます。 157 6 2 2022/06/28(火) 16:00 無料 1:00 2022年6月の星空情報・天文現象(明け方の水星/日の出前に惑星が勢ぞろい/6月の月の暦) 2022年6月の星空情報です。5月の初めには夕方に見頃だった水星が、今度は明け方に現れます。16日が西方最大離角。地平線からの高度はあまり上がらず、見やすい条件とは言えませんが、注目してみましょう。水星が日の出前の東の低空に見えている6月中旬から下旬までの間、水星、金星、火星、木星、そして南の空の土星まで、肉眼で見える5つの惑星が空に勢ぞろいしています。太陽を公転する惑星の軌道面は、ほぼ同じ平面にそろっています。地球上から、太陽系の大パノラマを楽しんでみましょう。〇6月の月の暦7日:上弦 14日:満月 21日:下弦 29日:新月 160 13 3 2022/05/27(金) 11:30 無料 1:00 2022年5月の星空情報・天文現象(金星と木星の接近/月が土星、火星、木星、金星に接近/一部地域では金星食/5月の月の暦) 2022年5月の星空情報です。 5月の始まりは、明け方の空に注目。 1日の未明、金星と木星が接近して見えます。それぞれマイナス4等とマイナス2等。明るい二つの惑星が寄り添う様子は、明けていく空でひときわ目立つでしょう。月の見かけの直径の約半分まで接近し、双眼鏡や望遠鏡の同じ視野で観察できます。下旬になると、並んだ惑星の近くを、月が毎日一を変えて通っていきます。 特に27日には、細い月と金星が並び、朝焼けの空を美しく飾ります。 この日の白昼には、日本の南部の一部地域で、金星食となります。 観察する際は、誤って太陽を見ないよう注意してください。〇5月の月の暦 1日:新月 9日:上弦 16日:満月 23日:下弦 30日:新月 129 9 3 2022/04/28(木) 15:00 無料 1:00 2022年4月の星空情報・天文現象(明け方の空に惑星が集合!/日の入り後には水星/4月の月の暦) 2022年4月の星空情報です。暖かさを増した季節は、朝夕の空を楽しむのにぴったりです。 4月上旬、明け方の東の空に、金星と、火星、土星が集まっています。 金星はマイナス4等、火星と土星はそれぞれ1等程度の明るさで、白み始めた空でも見つけられます。 5日には、火星と土星が、月の視直径(見かけの大きさ。約0.5度)に収まるほどに接近して見えます。 奥行きの差は10億キロメートル以上。太陽系の壮大な広がりを秘めた光景です。 下旬になると、木星も加わって、夜明けの空はますますにぎわいます。 そんな中、ただ一つ日の入り後の空に現れる惑星が、水星。 東方最大離角を迎え、高度が高くなり今年いちばん見やすくなります。 明け方の空に目を奪われがちですが、「値千金」と言われる春の宵も、楽しみましょう。 〇4月の月の暦 1日:新月 9日:上弦 17日:満月 23日:下弦 174 8 2 2022/03/29(火) 15:00 無料 1:00 2022年3月の星空情報・天文現象(「明けの明星」を見よう/火星と土星と細い月/春分点は空の原点/3月の月の暦) 2022年3月の星空情報です。 日の出がぐんぐん早まり、昼と夜の長さが逆転していく3月。これからしばらく、夜明けの空に注目していきましょう。 真っ先に「明けの明星」金星が目につくでしょう。西方最大離角を迎え、東の空にあり、空が明るくなってきてもしばらく輝いて見えます。 少しずつ高度を下げる金星とすれ違うように、火星が昇ってきます。下旬には土星も近づきます。それぞれ約1等という、見つけやすい明るさ。月末は細い月とも共演します。 見晴らしの良い場所で楽しみましょう。 21日は春分。 この日に太陽が通過する方向「春分点」を原点に、天球に座標が張り巡らされています。 〇3月の月の暦 3日:新月 10日:上弦 18日:満月 25日:下弦 190 5 2 2022/03/01(火) 00:00 無料 1:00 2022年2月の星空情報・天文現象(木星と細い月/「明けの明星」 金星/カノープスを見てみよう!/2月の月の暦) 2022年2月の星空情報です。過ぎゆく冬の星空を楽しみましょう。 冬と春の境目とされてきた「節分」の頃、日の入り後、西の低空に見える木星に、細い月が近づきます。 年明けまで夕方に見えた金星は、今は明け方の空にまわっています。13日には最大光度となって非常に明るく輝きます。 下旬には、新月前の細い月が近づいて目を引くでしょう。 この時期に見つけてみたい星が、りゅうこつ座のカノープス。 夜空に見られる恒星としてはシリウスに次いで2番目に明るい星ですが、かなり南に位置しているため、日本では見える地域が限られます。 シリウスが南中する直前の短い時間、地平線をかすめるように現れます。 〇2月の月の暦 1日:新月 8日:上弦 17日:満月 24日:下弦 168 4 3 2022/02/01(火) 00:00 無料 1:00 2022年1月の星空情報・天文現象(しぶんぎ座流星群に注目!/木星、土星、水星、そして月/1月の月の暦) 2022年1月の星空情報です。2022年の幕開けは、「しぶんぎ座流星群」に注目です。今は存在しない星座の名前で呼ばれるこの流星群は、出現数の多い三大流星群の一つ。流星の数が増えるのは4日の夜明け前。放射点が高い時間帯に極大となり、月明かりの影響も受けない好条件で観察できます。日の入り後には、南西の空に傾いた木星、土星が輝いています。西の空が開けた場所では、地平線に近い高度に現れる水星も探してみましょう。東方最大離角(注)となる7日頃が、見つけるチャンスです。細い月との共演も冬の夜空の魅力を引き立てます。2022年も、星空を通して天文学を楽しみましょう。〇1月の月の暦3日:新月 10日:上弦 18日:満月 25日:下弦※18日は、2022年で最も遠い満月です。 (注)最大離角とは、地球よりも内側の軌道を公転する内惑星が、地球からの見かけ上太陽から最も離れること。東方最大離角の頃の水星は、日の入り直後の西の空で地平線からの高度が比較的高くなる。 170 6 3 2022/01/01(土) 00:00 無料 1:00 2021年12月の星空情報・天文現象(夕方の惑星たち(金・土・木)/ふたご座流星群/初日の出の時刻は?/12月の月の暦) 2021年12月の星空情報です。冬至を迎えて日の入りが一番早い季節となりました。 夕空には、最大光度を迎えて明るさの際立つ金星と、さらに土星、木星が並んでいます。上旬には、細い月がその並びに加わります。 毎年12月に注目されるのは、ふたご座流星群。13日から14日の夜を中心として前後数日、多くの流星が出現します。今年は、上弦を過ぎた月が沈んだ後の、夜明け前の空で条件よく見られそうです。 2021年も年の瀬。新しい年の最初の日の出を迎えようとする方もいることでしょう。 各地の初日の出の時刻も、国立天文台ウェブサイトでご紹介しています。 〇11月の月の暦 4日:新月 11日:上弦 19日:満月 27日:下弦 ※19日は、2021年で最も遠い満月となります。 160 0 2 2021/12/01(水) 00:00 無料 1:00 2021年11月の星空情報・天文現象(惑星たちが見頃/白昼の金星食/19日は部分月食/11月の月の暦) 2021年11月の星空情報です。初冬を迎える空を注目の天文現象が彩ります。 すっかり早くなった日の入りの後、惑星たちが真っ先に目を引きます。西の空に金星、南には土星と木星が輝いています。 8日、細い月と金星が寄り添うように接近する様子は、特に見どころです。 この日の白昼に起こる「金星食」は、青空の中に肉眼でも見える可能性がありますが、実際には難しいでしょう。観察する場合は、誤って太陽を見て目を傷つけないように、十分注意してください。 19日に起こる部分月食が、11月の天文現象のハイライトです。 北海道や東北北部を除いて、多くの地域では、月が欠けた状態で地平線から昇ってきます(月出帯食(げつしゅつたいしょく))。今回は、月が地球の影に深く入り、ほぼ皆既月食に近い見え方になりそうです。 〇11月の月の暦 5日:新月 11日:上弦 19日:満月 27日:下弦 240 9 2 2021/11/01(月) 00:00 無料 1:00 2021年11月19日は部分月食を見よう! 2021年11月19日に部分月食が見られます。晴れていれば日本全国で見ることができます。北海道や東北北部を除いて国内の多くの地域では、既に部分月食が始まった状態の欠けた月が昇ってきます(月出帯食)。東の方角の視界が開け、なるべく低い高度まで見渡せる場所場所で見るのが良いでしょう。食の最大は18時3分ごろ。月の大部分が影の中に入る深い部分月食です。そのため、皆既月食に近い見た目になりそうです。【11月19日の月食の予報】部分食の始まり 16時18.4分食の最大 18時02.9分(食分0.978)部分食の終わり 19時47.4分※地球の影の広がりの計算方法によって、予報される食の時刻には多少の違いが表れることがあります。【月食について】月食は、太陽-地球-月が一直線に並ぶ満月の時に、月が地球の影を通過することで起こります。今回は、月の一部分が欠ける「部分月食」ですが、月の直径の97.8パーセントという大部分が影の中に入るたいへん深い部分月食です。地球の大気を通過した光が屈折して月を照らす結果、地球の影に入った暗い部分が赤く色づいて見えるかもしれません。【国立天文台「天文情報」参考リンク】11月19日は部分月食(2021年11月) https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/11-topics03.html月食とは(基礎知識) https://www.nao.ac.jp/astro/basic/lunar-eclipse.html 4,367 25 13 2021/10/28(木) 15:00 無料 1:00 2021年10月の星空情報・天文現象(この時期見られる惑星たち/水星を見るチャンス/ペガスス座と初めての太陽系外惑星/10月の月の暦) 2021年10月の星空情報です。秋の夜空に見え隠れする惑星に注目してみましょう。秋の夕暮れ、「宵の明星」金星が真っ先に輝きはじめます。暗くなるにつれて、南の空には土星と木星も現れます。太陽に近く、なかなか見られない水星。西方最大離角となる下旬、日の出前の空で高度が10度を超え、見つけやすくなります。秋が深まり、天高くペガスス座が昇っています。目印は「秋の四辺形(ペガススの四辺形)」。1995年に太陽以外の恒星をまわる最初の惑星※が発見されてから四半世紀を超え、太陽系外惑星の発見数は飛躍的に増えました。天文学は着実に宇宙の謎を解き明かしています。〇10月の月の暦6日:新月 13日:上弦 20日:満月 29日:下弦(18日:十三夜(太陰太陽暦における9月13日))※太陽以外の恒星の周りをまわる太陽系外惑星としてペガスス座51番星bが発見されるより先に、パルサー(高速で回転する中性子星)の周囲をまわる惑星が発見されました(1992年)。 172 5 2 2021/10/01(金) 00:00 無料 1:00 2021年9月の星空情報・天文現象(宵の明星を見よう/明るい土星と木星/中秋の名月を楽しもう/9月の月の暦) 2021年9月の星空情報です。秋めいてきた夜空に、名月が照り映えます。 「秋の日はつるべ落とし」と言われるように、日に日に早くなる日の入り。そのあとには、まだ夕照の色が残る中でも真っ先に、明るい金星が目を引きます。西の空で輝く「宵の明星」。10日には、細い月と並ぶ様子が楽しめます。空が暗くなる頃、南の空では土星と木星が並んで輝いています。特に木星は、宵の空では群を抜いた存在感を見せています。23日は秋分。かつての暦で秋の中頃、収穫を祝う季節の訪れです。いわゆる旧暦の八月十五日の夜に昇ってくる、満月前後の月を愛でる風習は、「中秋の名月」として古くから親しまれています。今年は21日が中秋。満月となる日の夜に昇ってくる名月です。〇9月の月の暦7日:新月 14日:上弦 21日:満月 29日:下弦 174 4 3 2021/09/01(水) 00:00 無料 1:00 2021年8月の星空情報・天文現象(夏の大三角を見上げよう/ペルセウス座流星群に注目/明るい土星と木星/8月の月の暦) 2021年8月の星空情報です。夏本番の夜空を、流星が彩ります。 2021年は、8月14日が伝統的七夕の日。はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、そしてこと座のベガ。頭上に輝くこの3つの星が作る夏の大三角を覚えて、空を見ましょう。 天の川が見える暗い空では、たくさんの流星にも出会えるでしょう。「ペルセウス座流星群」は、毎年8月中旬の夜半過ぎに多く出現します。特に2021年は、日本で未明の時間帯に極大を迎え、月明かりも無いため、絶好の観察条件です。最も多くの流星が観察できると期待されるのは13日の明け方です。 土星と木星は、ともに今月に「衝(地球から見て太陽と正反対側になる瞬間)」を迎え、一晩中存在感を持って輝いています。視直径(見かけの大きさ)が大きく、明るく見える今、望遠鏡で楽しみたいところです。〇8月の月の暦 8日:新月 16日:上弦 22日:満月 30日:下弦 255 4 2 2021/08/01(日) 00:00 無料 1:00 2021年7月の星空情報・天文現象(西の空に金星と火星/さそり座を見つけやすい季節/夏の大三角は七夕の星々/土星と木星の見頃はもうすぐ/7月の月の暦) 2021年7月の星空情報です。夏を代表する星座や、惑星の輝きを見つけてみましょう。日の入り後、西の空に金星が明るく輝いています。その近くには、2等級の火星がひっそりと隠れており、中旬には2つの惑星が見かけ上かなり接近します(※)。地球の両隣、内側と外側を公転する惑星が、およそ1天文単位(約1億5千万km)の奥行きを持って、同じ方向に見えているのです。21時ころ、暗くなった南の空で赤い1等星アンタレスが輝いています。この星を基点として、S字に連なる星の並びをたどってみましょう。さそり座が見つけやすい季節です。東の空には、七夕の季節を告げる夏の大三角が高く昇っていって、よく目立ちます。宵のころ低いところに昇ってくる土星と木星の二大惑星は、深夜には南の空で明るく輝きます。今年の見頃はもうすぐです。〇7月の月の暦2日:下弦 10日:新月 17日:上弦 24日:満月 31日:下弦※2等級ほどの火星は、空の明るさに埋もれて肉眼で見つけるのはかなり難しいでしょう。双眼鏡や低倍率の望遠鏡があれば観察しやすいでしょう。日の入り前に誤って太陽に向けないよう注意してください。また、写真を撮影すると確認できるかもしれません。 178 3 1 2021/07/01(木) 00:00 無料 13:40 重力波望遠鏡KAGRAー時空のゆがみで宇宙を暴くー 宇宙の始まりをも見通す「重力波」とはー?重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」とはー?「アインシュタインからの最後の宿題」と言われた「重力波」。2015年、世界で初めてその直接検出に成功します。「重力波天文学」の誕生です。日本でも重力波望遠鏡KAGRAが運転を始めています。重力波の正体と、それを捉えるKAGRAの精密かつ巨大なメカニズムに迫ります。 1,141 19 17 2021/06/15(火) 15:00 無料 1:00 2021年6月の星空情報・天文現象(金星と細い月の共演/夜半に昇る木星と土星/21日は夏至/6月の月の暦) 2021年6月の星空情報です。一年で最も短い夜にも、星空を見る楽しみを忘れずに。夕方、西の空に金星が姿を現しています。日の入りから間もなく沈んでいきますが、暮れなずむ空でも明るく目立ちます。12日には細い月と接近する様子が楽しめます。夜半になると、土星、そして木星が昇ってきます。明け方には南の空で、二つ並んだ輝きが目を引きます。約1カ月で星空を一巡りする月が、6月の初旬そして下旬に、繰り返しその側を通り過ぎます。21日は、夏至。北半球では太陽が最も高くなります。一年間を通じて、同じ時刻の太陽の位置を比べると、地球の運動の複雑さが浮かび上がります。〇6月の月の暦 2日:下弦 10日:新月 18日:上弦 25日:満月【国立天文台ほしぞら情報(2021年6月)】https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/06.html 174 2 1 2021/06/01(火) 00:00 無料 1:00 2021年5月の星空情報・天文現象(水星を見るチャンス!/26日は皆既月食/5月の月の暦) 2021年5月の星空情報です。日没後の空で見所が続きます。太陽に近くなかなか見られない水星。5月は今年いちばんの観察チャンスです。東方最大離角となる17日を中心に、日没後の西の空で高度が比較的高くなっています。中旬には細い月、下旬には金星を目印にして、夕焼けの残る空に目を凝らしてみましょう。今月最も注目を集めるイベントは、26日に全国で見られる皆既月食です。地域によっては、欠けた状態の月が昇ってきます(月出帯食)。20時過ぎに月が地球の影に完全に入る「皆既食」となります。どのような色に見えるでしょうか。この日の月は、2021年で最も地球に近い満月でもあります。○5月の月の暦 4日:下弦 12日:新月 20日:上弦 26日:満月【国立天文台ほしぞら情報(2021年5月)】https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/05.html 4,451 26 4 2021/05/01(土) 00:00 無料 1:00 2021年5月26日は皆既月食を見よう 2021年5月26日の夜に皆既月食が起こります。晴れていれば日本全国で見ることができます(北海道西部、東北地方西部、中部地方西部、西日本では欠けた状態の月が昇ってくる「月出帯食」となります)。この日の満月は、2021年で最も地球に近い満月でもあります。【5月26日の月食の予報】部分食の始まり 18時45分皆既食の始まり 20時9分食の最大 20時19分皆既食の終わり 20時28分部分食の終わり 21時53分※地球の影の広がりの計算方法によって、予報される皆既食の時刻には多少の違いが表れることがあります。【月食について】月食は、月食は、太陽-地球-月が一直線に並ぶ満月の時に、月が地球の影を通過することで起こります。今回は、20時9分頃から20分弱の間、月が完全に地球の本影(太陽光がほぼさえぎられた濃い影)に入る「皆既食」となります。地球の大気を通過した光が屈折して月を照らす結果、月は赤黒く見えるでしょう。【国立天文台「天文情報」参考リンク】皆既月食(ほしぞら情報2021年5月)https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/05-topics03.html月食とは(基礎知識)https://www.nao.ac.jp/astro/basic/lunar-eclipse.html 682 3 2 2021/04/28(水) 20:00 無料 1:00 2021年4月の星空情報・天文現象(春の大三角をさがそう/春の星座の向こう側/月と木星・土星・火星/4月の月の暦) 2021年4月の星空情報です。春らしい夜空の見どころを紹介します。西の空に大きく傾いた冬の大三角と入れ替わり、東から春の大三角が昇っています。北斗七星柄から延びるカーブが、二つの1等星、アークトゥルスとスピカを結びます。しし座の2等星デネボラと合わせて、春の大三角を結んでみましょう。春は、天の川銀河の外にある天体を見通すことができる季節です。星空の奥には、たくさんの銀河が隠れています。互いに衝突する銀河が、ダイナミックな宇宙の進化を見せます。月は、毎日星座の中を動き、見える時間も方位も変わっていきます。上旬には明け方の空で木星・土星に、中旬には宵の空で火星に接近します。○4月の月の暦 4日:下弦 12日:新月 20日:上弦 27日:満月 212 4 2 2021/04/01(木) 00:00 無料 1:00 2021年3月の星空情報・天文現象(2つの赤い星の共演/北斗七星を見てみよう/空に横たわる細い月/3月の月の暦) 2021年3月の星空情報です。「春分」を迎える夜空の見どころを紹介します。西の空に並ぶ、おうし座のアルデバランと火星を見比べてみましょう。全く異なる二つの天体が、よく似た赤い色と明るさで輝いています。20日頃には、月も接近します。北東の空に立ち上がっている北斗七星を見つけてみましょう。北極星を探す目印としても知られています。新月を過ぎたら、夕方の細い月の傾きに注目しましょう。黄道(太陽の通り道)と地平線の傾きは、季節によって変わります。○3月の月の暦 6日:下弦 13日:新月 21日:上弦 29日:満月 219 5 2 2021/03/01(月) 00:00 無料 1:00 2021年2月の星空情報・天文現象(立春と節分/細い月を見つけよう/賑やかな冬の星空/カノープスを探してみよう/2月の月の暦) 2021年2月の星空情報です。暦の上では春を迎える夜空の見どころをご紹介します。地球から見た太陽の方向で決められる二十四節気。3日が「立春」、その前日の2日が節分です。中旬は、日の入り後の細い月を探してみましょう。月の暗い部分も地球の反射光に照らされて(地球照)うっすらと見えるでしょう。宵の空は、見つけやすい冬の星座に火星もまじって、賑わいのある星空です。よく晴れた日には、南の地平線の近くにカノープスを探してみましょう。※平地で見られる地域には北限があります。障害物等が無い平地での北限は、計算上、北緯約37.9度(福島県北端付近)になります。○2月の月の暦 5日:下弦 12日:新月 20日:上弦 27日:満月 214 3 4 2021/02/01(月) 00:00 無料 1:00 2021年1月の星空情報・天文現象(太陽がもっとも近い日/しぶんぎ座流星群/水星を見つけよう!/1月の月の暦) 2021年1月の星空情報です。2021年も、星空を楽しみましょう。1月の初め、地球は太陽に最も近づく「近日点」を通過します。冬至から10日ほどを過ぎ、日の出がもっとも遅くなるのもこの時期です。4日の未明、年間三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が活動します。極大の時間も近くまずまずの条件です。明るい月明りを避けて空を見上げましょう。昨秋には明け方に見られた水星が、今度は日の入り直後の西の低空に現れます。1月24日の東方最大離角の前後1週間ほどが、見つけるチャンスです。○1月の月の暦 6日:下弦 13日:新月 21日:上弦 29日:満月 220 5 1 2021/01/01(金) 00:00 無料 1:00 2020年12月の星空情報・天文現象(ふたご座流星群に注目/木星と土星が大接近/初日の出を見よう/12月の月の暦) 2020年12月の星空情報です。見やすい流星群や二大惑星の大接近など、見どころ豊富な年の瀬です。三大流星群の一つ「ふたご座流星群」。月明かりの影響もない今年は、絶好の観察条件。14日の未明を中心に、多くの流星が期待できます。夏以来、夜空をにぎわせてきた木星と土星は、日の入り直後、南西の低い空で近くに並んでいます。21日には、望遠鏡で同じ視野に捉えられるほどに接近します。2020年も押し詰まり、新年が近づいています。日本列島全体で大きな開きがある初日の出の時刻は、国立天文台のサイトでご覧ください。○12月の月の暦 8日:下弦 15日:新月 22日:上弦 30日:満月 69,033 15 7 2020/12/01(火) 00:00 無料 0:59 2020年11月の星空情報・天文現象(日の出前の水星/惑星を楽しもう/秋の夜空のブラックホール/11月の月の暦) 2020年11月の星空情報です。惑星と月の共演、そして宇宙の謎を楽しみましょう。日の出の前の東の空で、明るい金星に加えて、水星が見つけやすくなります。宵の空の主役は、木星と土星、そして火星です。天頂にある「秋の四辺形」からたどれるアンドロメダ座。ノーベル賞で注目されたブラックホールは、有名な「アンドロメダ銀河」の中心にも見つかっています。○11月の月の暦 8日:下弦 15日:新月 22日:上弦 30日:満月 263 4 2 2020/11/01(日) 00:00 無料 0:59 2020年10月の星空情報・天文現象(中秋の名月/火星の最接近/変光星のミラ/10月の月の暦) 2020年10月の星空情報です。名月、火星と見どころが続きます。1日は、中秋(太陰太陽暦の8月15日)。名月を楽しみましょう。明るさ、赤い輝き。夜空で圧倒的な存在感を放つのは火星。6日に地球に「最接近」して、見頃を迎えています。「不思議なもの」と名付けられた星にも注目してみましょう。10等から2等まで大きく明るさを変える変光星ミラが、極大で見つけやすくなっています。10月の月の暦です。〇2日:満月 10日:下弦 17日:新月 23日:上弦 31日:満月(今年最小) 309 5 4 2020/10/01(木) 00:00 無料 13:07 私を月に連れてって ふと月の存在に気づいたことはありませんか? オレンジ色に染まった低く大きな月。 真っ白で高く昇ったまんまるな月。 絵では、よく黄色っぽい色だけで描かれてしまう月ですが、この動画では「月探査機が測定したデータ」をもとに映像化してみました。 山や谷のある表面。地球からは見ることのできない月の裏面。新たな発見…… ふと目にした月の姿は、まぎれもない地球に一番近い天体の姿にほかなりません。 ゆったりとした音楽とともに、間近での月をお楽しみください。 (最後に「月のペーパークラフト」の案内もあります) 301 10 8 2020/09/30(水) 12:00 無料 0:44 国立天文台三鷹キャンパスの「6mミリ波電波望遠鏡」 日本の電波天文学を切り開いた「6mミリ波電波望遠鏡」を、国立天文台三鷹キャンパスで公開中です。三鷹に生まれ、野辺山、水沢、鹿児島を巡ったこの望遠鏡が、三鷹に里帰りした姿をぜひご覧ください。国立天文台三鷹キャンパスの見学については、https://www.nao.ac.jp/access/mitaka/をご覧ください。 205 4 3 2020/09/08(火) 10:00 無料 0:59 2020年9月の星空情報・天文現象(秋の夜空を楽しもう!/火星が明るい/月と惑星の共演/9月の月の暦) 2020年9月の星空情報です。秋の夜長、星月夜を楽しみましょう。今月22日は秋分。昼と夜の長さがほぼ等しくなります。最接近を控える火星が、明け方の空で存在感を増しています。火星探査のチャンスとしても、注目してみましょう。月と惑星が織りなす風景も楽しみましょう。上旬に火星、下旬には木星と土星の近くを通ります。9月の月の暦です。〇2日:満月 10日:下弦 17日:新月 24日:上弦 221 2 1 2020/09/01(火) 00:00 無料 0:59 2020年8月の星空情報・天文現象(スター・ウィーク/ペルセウス座流星群が見頃/明けの明星(金星)/下旬は伝統的七夕/8月の月の暦) 2020年8月の星空情報です。今月の注目は、流星群。8月は「スターウィーク~星空に親しむ週間~」から始まります。11日~13日頃、「ペルセウス座流星群」が活発になります。夜半から未明にかけて、普段より多くの流星が出現します。明け方には、東の空で金星が明るく輝いています。下旬には「伝統的七夕」となる夏の夜空を楽しみましょう。8月の月の暦です。〇4日:満月 12日:下弦 19日:新月 26日:上弦 254 5 1 2020/08/01(土) 00:00 無料 0:59 2020年7月の星空情報・天文現象(春と夏の大三角/木星と土星が衝/惑星が勢揃い/7月の月の暦) 2020年7月の星空情報です。今月の注目は、二つの惑星。春と夏の二つの大三角を一望できる、七夕の時期の夜空。深夜、南の空で、木星と土星が明るく輝き、見頃です。さらに、下旬には惑星が勢ぞろいする珍しい機会があります。南から東へ、木星、土星、火星、金星そして水星がずらり。明け方の空に注目しましょう。7月の月の暦です。〇5日:満月 13日:下弦 21日:新月 27日:上弦 211 0 2 2020/07/01(水) 00:00 無料 0:59 2020年6月の星空情報・天文現象(水星を見るチャンス!/21日は夏至/日本全国で部分日食/6月の月の暦) 2020年6月の星空情報です。 今月の注目は、水星と太陽。 6月上旬は、水星を見つけるチャンスです。日没から間もない夕空で探してみましょう。 21日は、夏至。太陽が最も高くなる日です。 この日、部分日食が日本全国で見られます。 (注:アフリカからアジアにかけての一部地域で金環食となります。) ※太陽を肉眼で見るのは極めて危険です。安全な方法で観察してください。 6月の月の暦です。 〇6日:満月(半影月食) 13日:下弦 21日:新月(部分日食) 28日:上弦 236 4 4 2020/06/01(月) 00:00 99件 < 1 2 3 4 次へ >