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シジュウカラ 主人公は売れない漫画家・綿貫忍(山口紗弥加)。自作は中々日の目を見ず、一方家庭では結婚15年目の夫(宮崎吐夢)と中学生の息子がいて幸せな家庭のはずなのに、どこか満足できない日々を送っていた。そんな中、引っ越しを機に長年アシスタントをしていた売れっ子漫画家のもとを離れ、筆を折る決意も固めた。しかし、10年以上前に描いて人気薄だった自作が、知らないうちに電子書籍で大ヒット!それを受け、新作を描くことを勧められた忍は、不安を抱きつつも挑戦することに。そこでアシスタントを募集したところ、応募してきたのは橘千秋(板垣李光人)という22歳の美しい青年だった。次第に千秋に心惹かれていく中で、忍は自分自身の虚ろで不確かな人生観と向き合うことになって…。