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GOSICK-ゴシック-
聖マルグリット学園の図書館塔の上、緑に覆われたその部屋で、妖精のような少女――ヴィクトリカは待っている。自らの退屈を満たしてくれるような、世界の混沌を――。そして一人の少年を――。二人の出会いが、全ての始まり。その物語、GOSICK。
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魔法科高校の劣等生
劣等生の兄と、優等生の妹。魔法科高校での
波乱の日々が始まる―。
魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、
現実の技術となってから一世紀が経とうとし
ていた。
そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。
国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高
校』は、
成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補
欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ
『花冠』(ブルーム)、
『雑草』(ウィード)と呼ばれていた。そんな
魔法科高校に、一組の血の繋がった兄妹が入
学する。
兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウィード)。
妹は、全てが完全無欠な優等生(ブルーム)。
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生
の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生
の妹。
二人がこのエリート校の門をくぐったときか
ら、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕
開いた。
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ラーゼフォン
21世紀初頭の東京。母子で暮らす高校生・神
名綾人は、模試会場に向かう途中に突如上空
に現れた謎の航空部隊の攻撃に遭遇した。破
壊された街で、綾人は自分の描いた絵に酷似
した風景の中で、不思議な少女・美嶋玲香に
出逢う。玲香に導かれるようにして地下鉄に
乗り、神殿にたどりついた綾人は、卵から巨
大な人型の存在「ラーゼフォン」が出現する
瞬間にめぐりあわせた。「真実を見せる」そ
の言葉に従って、謎の女性・紫東遙と
VTOLで東京を脱出しようと試みた綾人
は、玲香に導かれてラーゼフォンに同調、体
内へと入っていく。ついに目覚めのときがき
た。超兵器ドーレムを粉砕したラーゼフォン
は、そのまま東京から飛び去っていった。外
から故郷を見た綾人は、そこに巨大な木星の
ような「TOKYO JUPITER」を目撃する。謎の
存在MUに占拠された首都は、不思議な膜に
閉鎖され、住民は偽りの生活をさせられてい
た。しかも外部には、12年も先の時間が流れ
ていたのだった…。
東京を支配する「青い血」の人間とは何者
か?綾人とラーゼフォンには、どんな関係が
あるのか?そして真実の世界で、綾人を待ち
受ける運命は何か?