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クジラの子らは砂上に歌う
砂刑暦93年――
砂の海に覆われた世界の中、小島のような漂泊船「泥クジラ」の上で暮らす人々がいた。外界との接触がまったく無いこの島の人口は、513人。
感情を源とする超能力“情念動(サイミア)”を有する代わりに短命な“印(シルシ)”と、能力を持たないが長命の“無印(むいん)”という種族からなる彼らは、小さな共同体を形成し穏やかに過ごしていたのである。
島の記録係である“印”のチャクロは、ある日「泥クジラ」に漂着した廃墟船を調査する中で、謎の少女“リコス”と出会う。島の人間にとって、初めてとなる外界の人間との接触。それは、新世界を開く福音なのか―。
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
迷宮都市オラリオ──『ダンジョン』と通称される壮大な地下迷宮を保有する
巨大都市。
未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。
人の夢と欲望全てが息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出会った。
「よし、ベル君、付いてくるんだ! 【ファミリア】入団の儀式をやるぞ! 」
「はいっ! 僕は強くなります! 」
どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、
構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。
これは、少年が歩み、女神が記す、── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
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リトルバスターズ!-Refrain-
あれから数年、理樹はリトルバスターズのメ
ンバーとして騒がしくも楽しい日々を
過ごしている。こんな時間がずっと続けばい
い。それだけを願っていた。
そんなある日、恭介の思いつきで野球チーム
を作ることになり、
理樹はそのメンバーを探すミッションを始める。
そこで出会った新しいメンバーたち。
みんなで肝試ししたり、女子寮に忍び込んで
女装させられたり、人形劇をしたり・・・。
楽しいこともたくさんあったし、それぞれの
抱える悩みを
みんなに手伝ってもらいながら解決したこと
もあった。
そして最後は野球の試合。最高の仲間たちと
の絆を確認することができた。
―だが、これで終わりではない。
来ヶ谷唯湖との物語。
理樹と鈴の物語。
そして理樹と鈴が知ることになる「世界の秘
密」。
リトルバスターズの本当の物語が、これから
始まる-。
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キルミーベイベー
ごく普通に学校に通う殺し屋ソーニャ。
そんなソーニャに自らの危険をかえりみず、いつもまとわりつくおバカなやすな。
時々忍者のあぎりも登場して……
原作は、芳文社「まんがタイムきららキャラット」にて好評連載中の人気コミック。
やすなとソーニャの二人を中心に、可愛らしい絵柄からは想像できないちょっぴりバイオレンスな日
常が繰り広げられる!
はたして仲が良いのか悪いのか? 今日もやすなが煽ってソーニャがキレる!