チャンネル 動画 (386) 記事 動画投稿が新しい順 再生が多い順 コメントが新しい順 コメントが多い順 マイリスト登録が多い順 再生時間が長い順 動画投稿が古い順 再生が少ない順 コメントが古い順 コメントが少ない順 マイリスト登録が少ない順 再生時間が短い順 キーワード タグ 無料 1:33 バルセロナ大教授、昨年3月の廃水サンプルから新型コロナウイルス 廃水の検査を通じて、新型コロナウイルスの伝播開始時期をより正確に理解できると、スペインのバルセロナ大学の研究者が明らかにした。 同大学の研究チームが現地の廃水サンプルを検査したところ、昨年3月12日にバルセロナで採取した廃水の中に、新型コロナウイルスの痕跡があることが判明した。研究結果について、専門家によるさらなる評価・検証が行われている。これの調査報告を受けて、多くの国が廃水の検査を実施し始めた。 専門家による評価・検証を待たねばならないが、中国で初めて感染者が報告された時期より9カ月も前に新型コロナウイルスが存在していたことが証明されれば、科学界の興味を喚起することになる。その一方で、地元住民の不安は高まっている。 各国で最初に新型コロナウイルスが検出された時期や、各国内で感染が始まった時期がこれまで考えられていたよりも大幅に前倒しになる可能性が出てきている。このウイルスの起源を確かめることは難しいが、世界中の科学者らに、原点に戻ってウイルスの解明にもっと力を入れるべきだと示しているようだ。 59 3 0 2020/07/03(金) 21:05 無料 1:03 ブラジルの研究者、昨年11月の下水サンプルから新型コロナウイルスを検出 ブラジルのサンタカタリーナ州の州都であるフロリアノーポリスで、昨年11月に採取された下水サンプルから、新型コロナウイルスが検出されたとする調査結果を、サンタカタリーナ連邦大学の専門家チームが2日公表した。 米国で今年1月21日に初めて感染者が報告された時期より2カ月も前で、ブラジルで今年2月末に初めて感染者が報告された時期の3カ月前となる。 調査報告書をまとめた専門家チームの研究者14人は、世界で初めて新型コロナウイルスの感染者が報告された時期より2カ月も前からブラジルにこのウイルスが存在していたと指摘した。 この研究に加わったギスレイン・フォンガロ(Gislaine Fongaro)教授によると、フロリアノーポリスで凍った下水から採取したサンプルを定期的に検査したところ、昨年11月のサンプルから新型コロナウイルスが検出された。最初は疑ったが、別のラボで実験を繰り返した結果、同じ結論に至ったという。 67 0 0 2020/07/03(金) 21:03 無料 2:38 中日友好病院 北京在住の一般外国人向け核酸検査を提供 6月初めから新型コロナウイルス感染症の第二波に見舞われている北京では、大規模な核酸検査が行われている。外国人居住者の治療で長い歴史を持つ中日友好病院では、北京在住の一般外国人が核酸検査を受けることができるようになった。 北京にある中日友好病院は、1984年から外国人向けの医療サービスを提供してきた。同院の国際部はこのほど、無症状の人に核酸検査の提供を始めた。 中日友好病院では3月から、北京駐在の各国外交官と家族向けに検査を提供し、今月21日までに19カ国102人の検査を行った。 中日友好病院は、公共衛生上の緊急事態により対応できるよう、発熱外来診察室・感染症部門・集中治療室を備える公衆衛生緊急病棟を建設する予定だ。 今月初め、北京市政府は公衆衛生緊急事態への対応を改善するための「3カ年行動計画」を発表。中日友好病院は外国人患者向けの救急指定病院に指定された。 42 0 1 2020/06/30(火) 21:30 無料 1:32 武漢在住のイタリア人 SNSで武漢の本当の姿を世界に伝える 中国中部の都市・武漢で長年暮らすイタリア人のサラさんと息子のマッテオさん。新型コロナウイルスの感染が拡大した際、親子はこの都市と一緒に闘うことにした。 数ヶ月にわたるロックダウンが解除された4月初旬以降、サラさんと息子は地元住民とともに、困難を乗り越えて通常の生活を取り戻した。 この日、ニューワールドホテル武漢のイタリアンレストランを訪れた親子は、お気に入りの料理を楽しみ、イタリアにいる家族とライブストリームを通じて楽しいひとときを分かち合った。 武漢で新型コロナウイルス感染症が多発し、中国の中央政府は人口1000万人を誇る巨大都市とその周辺地域を封鎖することを決定した。 ロックダウンの決定を受け新型コロナが猛威を振るっても、サラさん親子はイタリアには戻らず、武漢に留まった。国全体の努力によって数ヶ月間で感染拡大は抑制された。 多くの国で感染拡大が続く中、サラさんの家族や友人は、サラさんが正しい決断をしたと感心している。 武漢のロックダウン以降、サラさんはSNSを通して、世界に武漢の本当の姿を伝えてきた。サラさんは、今は武漢が自分の家のようで本当に好きだと言う。 ニューワールドホテル武漢のスタッフたちは、地元住民を代表して、武漢を応援し一緒に闘ったサラさんに感謝の意を表した。 515 3 2 2020/06/30(火) 21:29 無料 1:48 北京・新発地市場のクラスターで初の退院者 中国北京市で29日午前、クラスターが発生した「新発地卸売市場」に関連する新型コロナウイルス感染患者のうち、最初の完治患者が北京地壇医院を退院した。 この日退院したのは西城区に住む56歳の男性、何(か)さん。今月3日に新発地市場で羊肉を購入するなど約20分滞在した。2日後に倦怠感を覚え12日には発熱、約38度まで上がった。受診した病院での核酸検査で陽性となり、13日に新型コロナウイルスによる肺炎患者(普通型)として地壇医院に入院した。16日、体温は正常値に回復し、臨床症状、画像及び化学検査指標は数日内に相次いで好転した。21日と26日の2回の核酸検査はいずれも陰性であり、退院基準を満たした。 <北京地壇病院感染二科 徐艶利主任医師> 「今回の感染で入院している患者は普通型と軽症型が主で、先に入院した患者はすでに回復段階に入っているので、退院する患者が続くだろう。まずは核酸検査の結果を待たなければならない」 今回、新発地卸売市場でのクラスター発生以来、北京市は患者を地壇病院に集中させて治療している。地壇病院は28日24時時点で、関連の全感染者318人を受け入れており、うち重篤型患者は2人、一部の重症型患者はすでに普通型に好転した。 <北京地壇医院 呉国安副院長> 「感染者を治療するために1070床のベッドを確保し、うち1000床は普通型患者用に、70床は重症型患者用にしている。臨床現場に投入された医療スタッフは638人で、うち108人は他の病院からの支援者だ」 20 0 0 2020/06/30(火) 20:04 無料 1:47 需給ズレ深刻 和牛2000円台割り込む 新型コロナウイルスによる影響が世界中に拡大している中、和牛の需要が激減、和牛の枝肉相場が過去5年で最安水準にまで落ち込んでいる。 今月24日時点で、東京食肉市場の6月の和牛の加重平均価格は1キロ1864円に下落、前年同月比20%安と低迷している。和牛の価格は4ヶ月連続で2000円台を割り込み、日本の和牛産業は深刻な試練に直面している。 日本を代表的するグルメの1つ「和牛」。きめが細かい肉質で軟らかく、独特の風味で世界中の美食家に愛されている。売れ行きも好調だったが、新型コロナの感染拡大以降、打撃が続いている。東京オリンピックも延期となり、外国人観光客も9割減となる中で、夏に各地で開催予定だったビール祭りやグルメ祭りなどのイベントも相次いでキャンセルとなり、和牛のマーケットと顧客数がともに減少し、空前の不振に陥っている。 <料理屋の板前 中康彰氏> 「コロナ前は1日平均100名ぐらい、うちの店に来て頂いていたんですけど、今から今後の目標としてはやはりその時に比べて7、8割でもいいので、やっぱり来てくれるようになると有難いなあと思いますね」 和牛を手がける畜産業者は、東京オリンピックによるビジネスチャンスを掴もうとしていたため、今年上半期の和牛の出荷量は前年同期比で1割から2割ほど増えていた。現在は需給バランスが崩れ、和牛畜産業者も「売れば売るほど損をする」という悪循環に陥っている。 さらに和牛は、長期間にわたって牛舎で飼育すると病気になる恐れがある。やむなく、畜産業者は小売販売店に値下げや販売促進を依頼したり、牛肉カレーなどのレトルト食品を作るなどして状況を打開しようと試みている。 <和牛専門店の従業員 小林隼人氏> 「5月前から消費者・生産者キャンペーンセールをやっております。今、黒毛和牛が3割引で販売しております。量をいっぱい買っていただけるので、生産者はやっぱり在庫のほうがなくなってくるので、出荷がしやすくなりますね」 和牛は日本国内で育てられた高級牛肉として、高い国際的競争力を有している。新型コロナ発生以来、日本政府は和牛産業を守るために、畜産業者への補助金や消費者への商品券配布などを通じて、国内での和牛の消費を維持しようとしている。 200 3 2 2020/06/29(月) 21:53 無料 2:48 新型コロナ感染者が再び増加の北京、海産物業者は大打撃 6月上旬から新型コロナウイルス感染症例が再び増加している北京。輸入サーモンから新型コロナウイルスが検出されたことを受け、全国的な不買運動へと発展している。 地方当局は、地元の生鮮市場で扱われている海産物についてウイルス検査を徹底、市内のスーパーは一斉にサーモンを売り場から回収した。 生の魚介類を売りにしているレストランの多くが苦闘を強いられており、ここにきて再び客足が鈍ったあおりを受け、倒産する店も相次いでいる。 北京で居酒屋を経営する侯磊氏は、輸入サーモンの感染報告があった後、海鮮料理をすべて取りやめ、在庫も処分した。 <北京市内の秋田居酒屋経営者 侯磊氏> 「先日、在庫はすべて専門業者によって処分された。今は、生の魚介類はほとんど販売されていないので、主に牛肉、鶏肉、豚肉といった食材を使いよく加熱している。生や半熟料理は提供していない」 侯氏は4月下旬にようやく店を再開したばかりだった。5月の最終週までに、客数は前年同期の80%にまで回復していた。しかし感染症例が再び増加しはじめたため、店は2度目の打撃を受けている。 <北京市内の秋田居酒屋経営者 侯磊氏> 「今回の事態を受け、来店客数は感染症発生前の2%から5%まで落ち込んだ。客が数人しかいないこともある。この数日は少し状況が持ち直したが、まだ症例が増えているため、客数は以前の40%程度にとどまっている。 日本料理屋だけでなく、国産の海産物を含めた海産物産業は全体的に深刻な打撃を受けている。 <買い物客> 「魚介類の摂取は控えるべきだと思う。今は特殊な時期だから」 <海鮮小売店のオーナー 章羽氏> 「売上は少なくとも80%減った。北京で感染者が再び増加したと報じられた翌日から客足が途絶えた。以前は、特に休日は、店に客が入りきれないほど多く来ていたのに」 177 4 3 2020/06/29(月) 21:35 無料 1:53 ブラジル、新型コロナウイルスの死者数が5万7000人を超えた 27日の報告によると、ブラジルでは新型コロナウイルス感染症で1日に少なくとも1109人が死亡し、死者は57070人に上った。 ブラジル保健当局によると、過去24時間に新たに3万8693人の新規感染者が確認され、全国では感染者が131万3667人に達したという。 ブラジルで最も深刻な影響を受け、人口が最も多いサンパウロ州では、感染者は26万5581人、死者は1万4263人となった。その次となるリオデジャネイロ州では、感染者は10万8803人、死者は9789人となった。 ブラジル、ペルー、チリ、メキシコでの感染者は合わせて、世界の感染者数の5分の1を占めている。 ブラジルでの感染者数が米国を下回るが、大流行による深刻さや経済への打撃は米国を上回っていると考えられる。 感染拡大で、ブラジルの経済は深刻な打撃を受けている。国際通貨基金(IMF)は、ブラジルの今年の成長見通しをマイナス9.1%とし、マイナス5.3%から下方修正した。 ブラジルの失業率は13%近くになり、ますます多くの人が仕事を失っているから、全ての州では操業・生産の再開を推進している。 ブラジルの2つの主な州であるサンパウロとリオデジャネイロでは、7月初めにレストラン、バー、美容院を再開する予定だ。 ブラジルは、感染拡大を食い止めながら、経済の回復に努めている。 135 0 2 2020/06/28(日) 19:43 無料 1:09 WHO、2021年末までに20億本のコロナウイルスワクチンを供給する計画 世界保健機関(WHO)は26日スイスのジュネーブで記者会見を開き、2021年末までに20億本のコロナウイルスワクチンを世界に供給する計画を明らかにした。 この計画は、新型コロナウイルス感染抑制に必要な医薬物資などの調達迅速化に向けた国際的な取り組み「Access to COVID-19 Tools Accelerator(ACTアクセラレーター)」を使用する組織の一環であり、必要な医薬物資を世界各国に公平に分配していくために、今年4月に複数のメンバーが共同で立ち上げたグローバルなイニシアティブである。 ACTアクセラレーターは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を早めに収束させる対策として、政府、保健機関、科学者、企業、非政府組織、慈善団体などを結集した。 WHOは中低所得国に向け、来年半ばまでにウイルス検査キットを5億個、治療薬を2億4500万人分供給する計画。 <世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長> 「新型コロナウイルス感染症を予防抑制し、命を守るために、新型コロナウイルス感染症に効果的に対応できるワクチン、診断ツール、治療法をこれまでにないスピードで開発する必要があり、さらにこれまでにない量も必要だ。世界の人々は新型コロナウイルス感染症のリスクにさらされているため、予防、発見、治療のためのツールを手に入れる機会が誰にでも与えられるべきで、その費用を支払うことができる人に限ってはいけない」 146 4 2 2020/06/27(土) 22:28 無料 1:39 スペイン研究者、昨年3月の廃水サンプルから新型コロナウイルスを確認 スペインのバルセロナ大学は26日、同校が率いる研究チームが昨年3月に採取したバルセロナの廃水サンプルから新型コロナウイルスを検出したと発表した。 発表によると、バルセロナ大学のエンテロウイルスチームの研究者が地元の廃水サンプルを検査した結果、昨年3月12日に採取された廃水から新型コロナウイルスの痕跡が見つかった。これに先立ち、同研究チームは今年1月15日の廃水サンプルからも新型コロナウイルスを検出した。スペイン本土で最初の新型コロナ感染症症例が報告されたのは今年2月25日だった。 同研究チームを率いるアルベルト・ボッシュ(Albert Bosch)微生物学教授によると、研究チームはその後、2018年と2019年の廃水サンプルを検査したが、現時点では2019年3月12日のサンプルだけがPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)で陽性となり、ウイルスレベルは非常に低く、他のすべてのサンプルの検査結果は陰性だったという。教授は、バルセロナは観光産業が盛んで観光客が多く、この研究結果は世界の他の地域でも同様の状況が起きていたが、多くの症例がインフルエンザと誤診されたため見落とされた可能性を示唆していると主張した。 124 0 2 2020/06/27(土) 20:09 無料 2:40 北京市は「新発地」関連商品を追跡処分、「1+3」モデルで検査強化も 北京市は、新型コロナウイルスのクラスターが発生した新発地卸売市場で販売された商品の全面的な処分を行い、市全体で商品の検出レベルを強化している。 北京市豊台区にある新発地卸売市場は6月13日午前3時から休業中だ。この市場で5月30日から6月12日までの間に販売された商品は追跡され回収された。現在、豊台区は域内で取り秘された当該市場関連商品の収集・処理作業を終えている。 安全を確保するために、豊台区疾病予防管理センターは、関連物品情報をチェックすると同時に、貨物の集配を担当していたスタッフに対して現場での監督と指導も行っている。 防護服を着た収集・輸送スタッフはまず、冷蔵庫と庫内に保管されていた冷凍エビに消毒液をかけ、冷凍エビを医療用ゴミ袋に入れて再び消毒、最後に専用輸送車で搬出した。 4日間の作業を経て、24日時点で、豊台区市場監督管理局は新発地卸売市場で販売された商品の整理、収集、搬出作業を完了させた。処分された物品は計8173.29キロ、作業範囲は管轄区内の市場(店舗45軒を含む)19ヶ所、飲食店75軒、流通3社に及んだ。 また北京市は「1+3」モデル、つまり核酸検査に加え「血清抗体検査+画像検査+血液検査」を実施し検査の正確性を図っている。 59 0 2 2020/06/26(金) 22:03 無料 2:19 IMF世界成長見通しマイナス4.9%に下方修正 コロナ影響深刻 国際通貨基金(IMF)は24日、2020年の世界経済成長率見通しをマイナス4.9%とし、4月時点のマイナス3%からさらに下方修正した。新型コロナウイルスのパンデミックが経済活動にもたらす打撃が当初の予想以上に幅広く深刻だとの認識を示している。 チーフエコノミストのギタ・ゴピナス氏は記者会見で「2020年の景気後退がさらに深刻になり、21年の回復も緩慢になりそうだ」と述べ、世界全体のGDPが来年までの2年間で約12兆5千億ドル失われるとの試算を明らかにした。 さらに「4月時点の予想からの下方修正は、今年上半期に予想以上の悪化をみたためだ。下半期には社会的距離の確保などによる供給ショックが予想以上に大きくなることを反映」と説明した。 最新の世界経済見通しでIMFは、最大の落ち込みになると予想する先進国は、前回のマイナス6.1%からマイナス8%に引き下げた。そのうち、米国がマイナス8%、ユーロ圏がマイナス10.2%、日本がマイナス5.8%と下方修正した。 また、新興市場国と発展途上国はマイナス1%からマイナス3%に引き下げが、ブラジルはマイナス9.1%、メキシコはマイナス10.5、インドがマイナス4.5%と下方修正。一方で中国は今年成長が見られる唯一の主要経済国だとし、景気刺激策に支えられて1%のプラス成長を維持する見込みだとした。 2021年の世界経済成長率見通しについては、前回の5.8%増から5.4%増に引き下げている。この結果、2021年のGDP は全体として新型コロナウイルス発生前の2020年1月時点の予想より6.5ポイント低くなっている。 ゴピナス氏は「まだ危機を脱していないことは明白だ」とし、政策当局者に警戒するよう呼びかけたほか、各国が回復の下地を整えるために、引き続き財政支援や中央銀行による金融緩和などの景気刺激策が必要だと強調した。 さらに感染の拡大状況により「見通しには大きな不確実性がある」とした上で、ワクチン開発と治療法に関するより良いニュースはプラスに働くとした。各国の健全な財政・金融政策が景気後退の抑制に役立つとしたが、リスク要因としては、赤字の拡大の恐れから財政引き締めに転じると債務増加が支援追加を制限し、地政学的な問題および貿易緊張が脆弱な世界的関係を損なう可能性もあるとした。 さらに、グローバルな危機を乗り越えるため、各国間の協力がこれまで以上に重要になっているとし、多国間貿易体制を強化するとともに、貿易緊張の解消に全力を尽くすべきだと呼びかけた。 53 0 0 2020/06/25(木) 21:11 無料 2:21 感染者1000万人に 世界の新型コロナ来週にも大台か 世界保健機関(WHO)は24日、世界の新型コロナウイルス感染症患者が来週にも1000万人の大台を超える見込みだと発表。重篤患者を治療する上で医療用酸素濃縮器が重要な役割を果たしていると強調した。 WHOのテドロス事務局長は24日の記者会見で、WHOがこれまでに確認した報告で、感染者は910万人、死者は47万人だとした。 <WHO テドロス事務局長> 「新型コロナウイルスの感染拡大初期の1カ月にWHOに報告された感染者は1万人以下だった。しかしこの1か月で約400万人の感染者が報告されている。感染者数は来週にも累計で1千万人に達する見通しだ。ワクチンや治療法の研究を継続しつつ、今打てる手を全て実行し、感染症の予防・抑制や感染者の治療に力尽し、命を救うための最大限の努力をしなければならない」 WHOのマイケル・ジェイ・ライアン健康危機対応担当・エグゼクティブ・ディレクターは、北米・南米での感染拡大に懸念を示した。 <WHOのマイケル・ジェイ・ライアン健康危機対応担当・エグゼクティブ・ディレクター> 「アメリカ大陸、特に中央アメリカやラテンアメリカでは、感染拡大が進んでおり、まだピークに達していない。今後数週間で、新規感染者と死者が増え続ける可能性がある」 また、医療用酸素濃縮器の重要な役割を強調し、新型コロナ感染症の重篤患者を救う最も効果的な方法の一つだとした。通常の呼吸を維持する十分な酸素を血液中に取り込むことができないため、高濃度の酸素が必要となる。機器のサポートがないと、感染症により臓器に必要な酸素が奪われ、最終的には臓器不全や死に至ると説明した。 <WHO テドロス事務局長> 「WHO推定では、週に約100万人の新規感染者が確認される現在のペースで、世界中で1日あたり約62万立方メートルの酸素が必要とされている。つまり世界で1日に大型酸素ボンベ8万8千本が必要となる。しかし、多くの国で医療用酸素濃縮器の供給が追いつかなくなっている。市場の80%はごく少数の企業で占められており、いま非常に供給が不足している。WHOと国連の関係者は様々な民間ネットワークを通じて世界中の製造業者と協力し、最も必要としている国のために医療用酸素濃縮器の購入を行っている」 協力の結果、WHOは1万4000台の医療用酸素濃縮器を購入予定で、今後数週間のうちに120ケ国に送る手はずだとした。さらに6か月間で、1億米ドル相当の医療用酸素濃縮器17万台を購入する見込みだ。この他、WHOは患者の血液中の酸素をチェックするパルスオキシメータも9800台購入し、輸送準備を進めている。 107 1 2 2020/06/25(木) 21:06 無料 1:50 北京 感染拡大防止で230万人にPCR検査 北京市政府は23日、新型コロナウイルス感染症の予防抑制に関する130回目の記者会見を開き、6月12日から22日0時時点で、重点地域・対象に対し、およそ230万人にPCR検査を実施したと発表した。 発表によると、PCR検査は、集団感染が起きた新発地市場の従業員や利用者、周辺の住民、それに市内各地のレストランやスーパー、卸売市場の従業員、配達員を優先して、294万8千件の検体を採取し、234万2千件を行った。 市内では480カ所の検査スポットで計2422ヵ所の検査窓口が設置されており、各病院・コミュニティクリニックからの医療従事者7400人余りが検査に当たっている。 現在、北京市の1日の最大検査能力は3月の4万件から30万件に引き上げられ、1度に5人分を検査する方法を用いた場合、1日の検査能力が100万件になるという。 62 1 1 2020/06/24(水) 22:08 無料 7:07 「肝心な決断」第8回 内外の脅威を抑え込む 新型コロナウイルスの感染者が再び増えた中国の北京では、感染症がほぼ抑制されている。習近平国家主席の指導の下、中国政府は内外からの脅威に毅然と立ち向かい、予防・抑制に継続的に努めている。 春に入ると、中国国内における新型コロナウイルス感染症のピークは過ぎ去ったが、海外では依然として拡大を見せている。世界保健機関は各国に対し、措置を講じて予防・抑制を強化するよう呼びかけた。, <世界保健機関 テドロス事務局長>, 「新型コロナウイルスはパンデミックとして特徴付けられると認定した」, 3月25日、習主席は中共中央政治局常務委員会会議を主宰し、「中国内外の感染症予防・管理の新たな情勢に対応し、中国の予防・管理戦略と対応措置を速やかに整え、外からの感染流入対策、内側での再発予防に重点を置き、中国の感染症予防・管理情勢の持続的好転の流れを維持しなければならない」と強調した, 3月13日は中国の感染症予防・抑制活動において、重要な節目となる。同日、外国から入国した感染者数が初めて、国内の新規感染者数を超えた。 新たな情勢に対応するため、中国政府は水際対策をさらに強化した。各空港での感染症対策のレベルが引き上げられた。 <広州税関職員 胡銀寛氏> 「疫学的検査の所要時間は1人あたりに10分ほどだ。身体と精神状態には特に気をつけている。本当のことを報告していたかをチェックする」, しかし、これは十分にはほど遠い。 中国国内最大の国際航空のハブとして、首都北京は入国感染者の急増による大きなプレッシャーにさらされていた。 <中国民用航空局運行コントロールセンター 孫韶華副主任>, 「3月23日から、北京を目的地とする全ての国際便は、入国地を12の近隣都市に指定する」, それに加えて、国際便の乗客が北京入りする前に、最初の入国地でウイルス検査と、14日間の集中隔離を受けなければならない。 <内モンゴル自治区で隔離措置を取られた海外留学生 朱さん>, 「スタッフはとても親切で、行き届いていた。毎日『具合はどうか』と確認しに来た。生活用品も常に補充されていた」 中国政府による多大な努力にも関わらず、個別の地方で入国者による小規模の集団感染が起きた。 4月の初め頃、中国・ロシア国境にある小さな街である綏芬河市で、短時間で新規感染者が急増したため、一時的に閉鎖が行われた。国境の陸上通路が封鎖され、貨物運送のみが残された。 綏芬河市を経由する入国者は集中隔離が必要になった。現地では3日間の間に、600床のある臨時医療施設が建てられた。 国際社会は中国による入国の一時停止に対して不満を持っているが、鐘南山院士は入国者による感染の予防・抑制には賢明な措置だと示した。 <国家衛生健康委員会ハイレベル専門家 鐘南山氏> 「これは必要な措置だ。個人にとっては不便であるが、国にとっては有益で正しいことだ。これも現在の国内情勢が抑制できた原因の1つとなる」 4月8日はもう一つ、重要な節目となる。武漢市では、76日間にわたった都市封鎖が解除された。同日、習主席は「気を緩めず、予防・抑制を引き続き推進していく」と要求した。 68 0 1 2020/06/24(水) 21:07 無料 2:39 習主席が語るアフターコロナ時代の中国・欧州関係 6月22日夜、習近平主席はEU新指導部とテレビ電話会談を行った。これは習主席がEU新指導部との初の会談でもある。欧州理事会は欧州連合(EU)の政治的最高意思決定機関で、ベルギーのシャルル・ミシェル前首相が去年12月1日に議長に就任した。また、EUの政策執行機関である欧州委員会の委員長には、ドイツの前国防相だったフォン・デア・ライエン氏が去年12月1日に就任した。今年3月欧州で新型肺炎が起きた時に、習主席はこの二人の指導者に慰問の書簡を送った。 中国と欧州の関係について 22日の夜に行われた会談で、習主席はEU新指導部に対して、「中国は平和を求め、覇権を求めない。中国は機会であり、脅威ではない。中国は仲間であり、ライバルではない」と強調した。その後、「中国と欧州は相互に尊重し、小異を残して大同につき、相互信頼と理解を増進させ、協力のうちに共通利益を拡大させ、発展のうちに難題を乗り越えていくべきだ」と語った。これに対して、EUの指導者らは、「EUは誠実な態度で中国側との戦略的対話を行い、共通認識を拡大していきたい」との考えを示した。 今回の会談は新型肺炎への予防と抑制のもとに行われたもので、このような背景下において、習主席は、「中国と欧州は世界の2つの力、2つの文明として、何を主張し、何に反対し、どのような面で連携すべきなのかということが、世界的な意義がある」と指摘した。 中国と欧州の協力について アフターコロナ時代に中国と欧州の関係をいかに推進すべきかについて、習主席は7年前に打ち出した主張について、新たな見解を示した。その中で、習主席は、「双方は全世界の平和と安定を維持する重要な力になるべきである。新型肺炎によって、今までよりも既存の矛盾が一層深まり、衝突もエスカレートしつつある。中国は最大の発展途上国として、EUは世界最大の先進国連合体として、グローバル問題で意思疎通や協調を強化していけば、世界の平和と安定を維持する上で、カギとなる役割を果たすことになるだろう。また、双方は世界の繁栄と発展を推進する2つの市場になるべきである。自分がEU本部を訪問した時に述べたように、『中国とEUを世界経済成長の2つのエンジンにすべきだ』。新型肺炎の発生以降、中国とEUは世界経済をけん引する2つのエンジンの役割を一層発揮して、世界経済の回復を促していく」と語った。会談中、双方は中国と欧州の投資議定に関する交渉を早める意向を示した。 さらに、習主席は、「中国と欧州は多国間主義を堅持し、グローバルガバナンスを改善する2つの文明になるべきである」と強調した。これに対して、EUの指導者らは多国間主義を堅持し、国連などの枠組み内で、重要な問題について中国との協調と連携を強めていく姿勢を示した。 世界への影響力について 今回の会談で、習主席は、「より影響力のある中国と欧州の全面的な戦略パートナー関係を作り出していきたい」との考えを明らかにした。そして、習主席は、「今年は中国とEUの外交関係樹立45周年を迎える。今後、EUの二人の指導者と緊密に関係を保ち、欧州との一連の重要な政治議題を推進し、双方の関係を新たな発展段階へと引き上げていきたい」との態度を示した。これに対して、EUの指導者は双方の重要な政治議題を成功に向けて推し進めていく考えを表明した。 74 0 0 2020/06/23(火) 21:35 無料 4:37 習主席が語るアフターコロナ時代の中国・欧州関係 6月22日夜、習近平主席は時空を超えて、EU新指導部とテレビ電話会談を行いました。これは習主席がEU新指導部との初の会談でもあります。欧州理事会は欧州連合(EU)の政治的最高意思決定機関で、ベルギーのシャルル・ミシェル前首相が去年12月1日に議長に就任しました。また、EUの政策執行機関である欧州委員会の委員長には、ドイツの前国防相だったフォン・デア・ライエン氏が去年12月1日に就任しました。今年3月、習主席はこの二人の指導者に欧州で起きた新型肺炎に慰問の書簡を送りました。今回の会談は新型肺炎への予防と抑制のもとに行われたもので、このような背景下において、習主席は、「中国と欧州は世界の二つの力、二つの文明として、何を主張し、何に反対し、どのような面で連携すべきなのかということが、世界的な意義がある」と指摘しました。 中国と欧州の協力について アフターコロナ時代に中国と欧州の関係をいかに推進すべきかについて、習主席は7年前に打ち出した主張について、新たな見解を示しました。その中で、習主席は、「双方は全世界の平和と安定を維持する重要な力になるべきである。新型肺炎によって、今までよりも既存の矛盾が一層深まり、衝突もエスカレートしつつある。中国は最大の発展途上国として、EUは世界最大の先進国連合体として、グローバル問題で意思疎通や協調を強化していけば、世界の平和と安定を維持する上で、カギとなる役割を果たすことになるだろう。また、双方は世界の繁栄と発展を推進する二つの市場になるべきである。習主席がEU本部を訪問したときに、『中国とEUを世界経済成長の二つのエンジンにすべきだ』と述べた。新型肺炎の発生以降、中国とEUは世界経済をけん引する二つのエンジンの役割を一層発揮して、世界経済の回復を促していく」と語りました。会談中、双方は中国と欧州の投資議定に関する交渉を早める意向を示しました。 さらに、習主席は、「中国と欧州は多国間主義を堅持し、グローバルガバナンスを改善する二つの文明になるべきである」と強調しました。これに対して、EUの指導者は多国間主義を堅持し、国連などの枠組み内で、重要な問題について中国との協調と連携を強めていく姿勢を示しました。世界への影響力について 今回の会談で、習主席は、「より影響力のある中国と欧州の全面的な戦略パートナー関係を作り出していきたい」との考えを明らかにしました。そして、習主席は、「今年は中国とEUの外交関係樹立45周年を迎える。今後、EUの二人の指導者と緊密に関係を保ち、欧州との一連の重要な政治議題を推進し、双方の関係を新たな発展段階へと引き上げていきたい」との態度を示しました。これに対して、EUの指導者は双方の重要な政治議題を成功に向けて推し進めていく考えを表明しました。 74 1 1 2020/06/23(火) 15:59 無料 5:06 「肝心な決断」第7回 早期治療こそが治癒率を高めるカギ 中国政府は、新型コロナウイルス感染症との戦いで一人も取り残さないと約束した。「早期発見、早期報告、早期隔離、早期治療」これは、習近平国家主席が感染症の予防・抑制対策で明確に打ち出した4つの原則である。この原則は今も中国が感染症のクラスター発生を撲滅するために取り組みで根幹をなすものだ。 武漢封鎖から3週間、確認された感染者数は1万人を超え、疑似感染者は数万人に達していた。 できるだけ多くの感染者を治療するためのあらゆる努力が求められ、習主席は感染者の入院治療を優先的に受け入れると繰り返して強調した。さらに、政府は「早期発見、早期報告、早期隔離、早期治療」の予防と管理を要求していると述べた。 習主席が武漢へ派遣した中央指導グループを率いた孫春蘭国務院副総理は、武漢市で開かれた感染症対応会議で「我々はすべての重症症例を受け入れる必要がある」と述べた。 2600床を提供できる2つの臨時病院も緊急的に増設され、感染者を受け入れ始めた。 当時武漢では、毎日新規感染者が数千人規模で増え続けていたので、こうした臨時病院を増設する必要があった。 病床不足という状況の中で、新型コロナウイルス感染症は2週間ほどの潜伏期間があるという特徴があり、多くの感染者が入院できずにいた。 中央指導グループの指導のもとで、武漢市では全ての感染者を特定するため、市内全域で徹底的な調査が展開された。 できるだけ多くの感染者を受け入れる。政府はこれを実現するために、体育館や会議センターなどの公共施設を、重症以外の感染者を受け入れる臨時医療施設に改造することを決定した。 そのほか、濃厚接触者を受け入れるための施設として、数十軒のホテルが隔離拠点に改造された。 家族の4人が感染者となった10代の女の子は、隔離拠点となったホテルに移動することになった。 彼女は発熱などの症状はなかったが「(隔離拠点に移動する)必要があると思う。自宅にいると感染する可能性がある。これ以上感染が拡大したら、大変なことになる」と言った。 濃厚接触者のための隔離拠点を設置する意義を問われた武漢市武昌区衛生局の付世超氏は、「隔離は感染源を封じ込める主要手段で、ヒトからヒトへの感染を断ち切ることだ。濃厚接触者は感染する可能性が極めて高い。そのため、隔離して医学的観察を受ける必要がある」と述べた。 感染拡大の初期段階で、武漢市での致死率は5%、全国平均レベルの2倍相当だった。 中国の指導者らは「効果的な治療法を用いて感染率と病死率を下げる」ことを何度も強調した。 やがて、致死率は下がり始めた。そして医療従事者が重症症例に効果的な治療法を見出すケースも出てきた。 WHOのデータによると、3月末時点で中国での新型コロナウイルス感染症の致死率は4%前後だった。一方で10%ほどに達した国もあった。 また、中国での治癒率は90%を超え、次に続く韓国の2倍の治癒率となっている。 習主席は5月18日、北京でテレビ会議の形で開かれた第73回世界保健大会の開幕式で、「中国は困難な努力と多大な代価を払ったが、感染拡大を効果的に抑え、人民の命の安全と体の健康を保護した」と述べた。 100 0 0 2020/06/23(火) 00:00 無料 6:18 「肝心な決断」第6回 人民戦争に打ち勝つ 習近平主席は、新型コロナウイルスとの戦いを「人民戦争」と呼んだ。そして阻止戦と総力戦に打ち勝つためには、人民大衆に頼ることが必要だと強調した。 湖北省武漢市の封鎖と同時に、中国各地で感染症を抑制する措置が取られた。 1月末までに、すべての省・自治区・直轄市の公共衛生に関する警戒は最高レベルの1級に引き上げられた。レストランや商業施設、映画館などの娯楽施設も閉鎖され、学校の新学期開始も延期された。 北京郊外にある村では、マスクと赤い腕章をつけた村人が村の入口に立ち、感染の恐れがある者を遮断するようにしていた。 村の至るところに「感染の封じ込めに、一人一人が責任を持つ」と書かれた赤い横断幕がはられた。習近平主席が指摘したように、これは医療従事者のウイルスとの戦いというより、一人一人にかかっている戦いなのだ。 武漢では感染拡大を抑えるために、すべての住民が外出自粛を要求された。 地元政府は検査を全面的に強化し、感染者が速やかに入院できないなどの問題は解決したと発表した。 武漢市は全市民約1100万人を調査するという行動に出た。 マリア・カボロ氏は中国で20年間暮らしてきた。彼の住む東北部の瀋陽は武漢から1500キロ離れている。しかし、ここでも厳重な予防措置が取られた。 市民がこれらの予防措置を守ったため、中国は新型コロナウイルス感染症との戦いで希望を見い出せたのだ。 ビッグデータは感染者や接触者を追跡するために応用されている。地域の感染状況を示す地図アプリはその一例だ。 新型ウイルスと闘うために、普通の人々が外出自粛をする一方で、科学者たちは実験室で研究に邁進している。習主席は北京にあるラボを視察した際、「人類が疾病と闘う上での最強な武器は科学技術だ」と強調し、有効で安全なワクチンを一刻も早く開発するよう専門家や研究者を激励した。 全国の多くの都市で、ワクチン開発が先を争って進められている。上海の研究チームは、新たに開発したワクチンのサンプルで動物実験を行った。 一方、陳薇院士が率いる中国軍事科学院医科学研究院のチームは、1月末にはワクチンの開発研究を模索し始めた。同チームは3月中旬から臨床試験を行っている。 全国各地の研究機関は、国による全面的なバックアップの下で、コストを惜しまずに研究開発に取り組むことができている。 習主席は、ワクチンの研究成果を世界と共有することを約束している。 ワクチンの研究開発は新型コロナウイルスとの闘いで、勝利という希望の光をもたらした。 新型コロナウイルス感染症との全面戦争で人々が積み重ねた経験は、中国の公衆衛生応急管理システムをさらに強化し技術を進歩させた。全ては人民の生命の安全と身体の健康のよりよい保障に繋がっている。 105 1 1 2020/06/22(月) 20:33 会員無料 172:51 【講義アーカイブ】京都の美術家Ⅱ アートの副産物(講師:矢津吉隆)[2020年6月21日] ※ 本講義のレジュメは、現在修正中です。準備ができ次第、公開する予定です。京都四条大宮に位置するKYOTO ART HOSTEL kumagusuku(クマグスク)のオーナーであり、現代美術家である矢津吉隆氏を講師に迎え、美術のための「場」そして「プラットフォーム」の概念を手がかりに国内外の諸都市にはない京都の現代美術の特質、その優れた点や問題を議論する講義の第2弾です。2019年冬に開催した第1回講義では、矢津氏が運営するアートホステルkumagusuku、シェアスタジオ vostok、そして2019年度から始動した「クマグスクのアート×ワーク塾」の意義や将来の展望についてお話いただきました。続く第2回講義では、2020年初頭から継続する新型肺炎の世界的流行、さらにそれ以前から問題となっていた京都の「オーバーツーリズム」を踏まえて、いま矢津氏が構想する美術と京都の新たな在り方について詳しくお話いただきます。その新たな構想のキーワードとなるのが「アートの副産物」です。「アートの副産物」について簡単に説明しておくと、例えば画家の絵の具がついた道具であったり、版画の試し刷りであったり、あるいは陶芸の試作品等、美術家が制作の過程で生みだす様々なものの総称で、普通はアトリエの隅で埃をかぶり、いずれ捨てられる運命にある「廃材」です。しかし、矢津氏はそれらを価値のあるものと捉え直し、「副産物」と名付け、2017年からは京都のいくつかのアトリエや芸術大学から生じた「副産物」を回収し、販売、流通させるプロジェクトとして「副産物産店」と名付け活動しています。「副産物」と「副産物産店」が持つだろう意義についても簡単に確認しておくと、第一に現代美術における「作品」とそれ以外のものの区別を問う、美術の制度をめぐる矢津氏なりの再検討と理解できます。さらに「副産物産店」を共に運営する山田毅氏、岩崎達也氏との鼎談内でも示唆される通り、現代美術にとって中核ともいえるテーマ、ものそれ自体に「価値」が付与されるプロセスを主題とする作品=思考実験の一つとも捉えられます。また矢津氏によれば、これら「副産物」「副産物産店」にこそ、新型肺炎とオーバーツーリズム以後のkumagusuku、そして京都の現代美術の新たな可能性も発見できるとのことです。本講義では「副産物」と「副産物産店」の詳細に始まり、それらが持つだろう意義まで、幅広くお話いただく予定です。講師:矢津吉隆(美術家、kumagusuku代表、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)非常勤講師)参考・kumagusuku・矢津吉隆・「「廃材」から「副産物」へ、新たな価値が生まれる瞬間。| 副産物産店特集 共同編集者インタビュー」 29 0 0 2020/06/21(日) 19:11 無料 5:54 「肝心な決断」第5回 武漢防衛戦 中国で新型コロナウイルス感染症の中心地だった湖北省、特に武漢市は感染症と戦う主戦場であり、全国の感染症阻止戦の決勝の地であった。習近平国家主席は、「武漢防衛戦、湖北防衛戦を展開し、力を結集して武漢市、湖北省を支援する」という重要な決定を下した。それに従い、武漢市の人々と全国各地からの支援チームが力を合わせて、感染症に打ち勝つ確固たる基礎を築いた。 それがウイルスの拡散を抑え、武漢市を守った。 2月10日、習主席は北京で感染症対策の実施状況を視察し、指導した。また、スクリーン越しに武漢市の医療スタッフをねぎらった。 習主席は、「湖北省と武漢市は感染症対策の主戦場であり、全国の感染症阻止戦の決勝の地だ。武漢市の勝利は湖北省の勝利で、湖北省の勝利は全国の勝利だ」と強調した。 その時、孫春蘭副総理の率いる中央指導グループが武漢市で前線の指揮を執ってから、およそ2週間が経った。 <孫春蘭副総理> 「総書記は『武漢防衛戦』だと指摘した。『防衛戦』なのだ。守らなければならない。武漢が勝てば湖北が勝つ。そして全国も勝利するのだ」 感染症発生当時、武漢市で医療関係者約7万人全員が最前線で奮闘した。彼らは率先して、武漢防衛戦の火ぶたを切った。 患者の急増、医療物資の不足、感染リスクに直面しているにも関わらず、医療従事者らは患者の治療と救急救命に立ち向かった。 そして、医療支援チームがすぐにやってきた。 武漢市を守るため、中国は史上最大規模の医療資源調達を行った。 医療支援チームと公衆衛生従事者が全国各地から、湖北省と武漢市に集まった。多くの省と市が湖北省の県や市とペアリング支援方式で支援活動を行った。 <国家衛生健康委員会医政医管局 焦亜輝監察員> 「武漢市全体の医療資源の状況、例えばどれぐらい使ったか、あとどれぐらい調達できるかを計算している。需要が再び増えれば、より多くの医療資源をすぐに充てられる」 1万人を超えた建設業の労働者と数千台もの機械と設備が武漢市に調達された。短期間で2つの病院と臨時医療施設16箇所が建てられた。 全国各地の多くの企業が計画より早く操業・生産を再開し、湖北省と武漢市のために、マスクやゴーグル、防護服など需要が差し迫る医療物資を生産した。 湖北省の生活生産物資の安定した供給を確保するため、商務部は9省にわたる感染症予防物資の調達メカニズムを発動し、90万トンを超えた豚肉と野菜、140万トンを超えた発電用の石炭と燃油を含む物資が絶えず湖北省へ運ばれることを確保した。 <武漢普愛病院看護師 謝晶晶氏> 「一時私たちだけが戦っていると思っていた。実はそうではなく、全国の人々が私たちを応援していると分かった」 武漢市の人々も自分たちの都市を守っている。市民による自治を強化し、コミュニティの防衛線を守った。同時に、コミュニティでは閉鎖・グリッド化した管理を実施した。 約58万のコミュニティワーカーが、市内の約3000のコミュニティで、検温・身元検査・消毒作業に当たった。 <武漢中星コミュニティワーカー 李香香氏> 「私たちの訪問に抵抗感を持つ人もいる。すると、彼らの意思を尊重して、体温のデータなどをオンラインで報告してもらうことにした」。 多くの一般市民がボランティア活動に身を投じた。 96 2 0 2020/06/20(土) 23:20 無料 7:40 「自信堅持、同舟相救う、科学的防疫、的確な対策」戦略思想、感染症に打ち勝つカギ 中国グローバルテレビジョンネットワーク(CGTN)がリリースしたドキュメンタリーは、中国中部の湖北省武漢市での新型コロナウイルス感染症の発生に対して習近平国家主席が取った迅速かつ決定的な行動を示している。 新型コロナウイルス感染症の発生初期、習主席は「感染症と戦う中国の方針」を提出した。さらに、1月25日の談話の中で「自信堅持、同舟相救う、科学的防疫、的確な対策」を感染症に打ち勝つ戦略思想とすると強調し、全世界に強力なシグナルを発信した。 1月に、前例のないウイルスが中国中部の湖北省で発生し、地元の医療リソースが使い果たされた。 <習主席> 「信念を固め、互いに協力し合い、感染の予防・抑制に科学的に取り組み、的確な政策措置を取ることで、この新型肺炎との戦いには必ず勝利できる」 WHOは、最初の数週間にわたるウイルス発生への対応における中国のスピードと効率を認めた。 中央政府は副総理が率いるグループを武漢に派遣し、一流の医療専門家を集め、全国からあらゆるリソースを動員した。 1月24日の春節の前夜から、4000人以上の軍の医療関係者と4万2600人の職員を擁する340以上の国家医療チームが湖北省に赴いた。 手術のための血液、日用品、そして資金を含む寄付は、現地に届けられた。 製造部門は、医薬品の供給を確保するために生産能力を増強した。 <中国科学院大学 胡乃軍副教授> 「当初、将来についてとても悲観的に思う人もいた。ウイルスが非常に複雑なので、彼らはこのウイルスに対してどうすればいいのかわからなかった。しかし、党中央と政府の指導の下で、人々は自信を取り戻した」 武漢の臨時医療施設で、新疆ウイグル自治区から来た医療支援チームの看護師であるイパリー•エメット(Ipare Ehmet)氏は軽症患者に簡単な踊りを教えたりして、心のケアに当たっていた。 <看護師 イパリー·エメット氏> 「ある患者は、もう怖くない、回復に自信を持つようになったと言った。それを聞いて本当に感動した。すべての患者が回復して、一日も早く家に帰れるよう願っている」 臨時医療施設は武漢での地域感染の予防に大きな役割を果たし、軽度の症状を伴う感染症として特定された患者の大多数に対応した。 医学雑誌「ランセット」が指摘したように、臨時医療施設は「医療システムへの大きな圧力」を和らげるために不可欠だった。 数千人のボランティアが地域奉仕に参加し、人々を支援した。 3月に武漢を訪れた際、習主席は、地元の人々と第一線で活躍する人々の努力は、愛国心を連帯と共感に変えた中国人の力と精神を反映していると語った。 <習主席> 「武漢は必ず勝つ、湖北省は必ず勝つ、中国は必ず勝つ!」 3月下旬、全国の都市の生活は徐々に正常に戻り始めた。4月8日、武漢当局は、すべての交通手段の段階的な再開を開始した。 武漢の11週間の封鎖中、中央政府と地元政府の決定的な行動と医療専門家、医療従事者、および一般の人々の強い信念が感染拡大を阻止し、命を救った。 WHO事務局長は、中国の成功した経験が他の国にとって学ぶ価値のある豊富な経験のリソースだと説明している。 45 0 1 2020/06/20(土) 19:35 無料 6:40 「肝心な決断」第3回 中央指導グループ 新型コロナウイルス感染症の拡大を効果的に食い止めるため、中央政府は習近平国家主席の指示に従い、合同予防抑制メカニズムを立ち上げるなど、一連の決断を下してきた。 武漢市が封鎖となった直後、習主席は孫春蘭副総理が率いる特別作業チーム「中央指導グループ」を武漢へ派遣し、地元の感染症対策を指導した。 武漢市封鎖の2日目となった1月24日、中国での1日あたりの新規感染者は1000人を超えた。武漢では病院のベッドと医薬品が急速に不足するようになった。 <武漢第四病院の看護師> 「とても忙しい。このような場面は見たことがない。院内は帯状に列をなして待つ患者で溢れかえっていた。終わりが見えないと、その様子だけで不安になった」 中央政府の湖北省感染拡大防止のための「中央指導グループ」を率いる孫春蘭副総理は、武漢入りした後の1月30日に「みなさんには一生懸命頑張っていただき、敬意と心からの感謝を申し上げる」と述べ、医療従事者に十分な医療保護を保証すると約束した。 さらに「前夜、防護服について話し合い、どれだけ確保できているか確認した」と付け加えた。 中央指導グループは「供給の確保」「ウイルスのさらなる拡散防止」「感染患者をできるだけ多く救う」という3つの目標を掲げていた。 <丁向陽国務院副秘書長・合同予防抑制連絡グループリーダー> 「習近平総書記と中国共産党中央委員会は1月27日、武漢に中央の指導グループを派遣した。これは党中央と習総書記が派遣したということは非常に重要だ。習総書記と党が武漢の状況を非常に重視していることを示している」 中央指導グループにより調整がなされたため、医薬品がまわり始めた。しかし、ウイルスの封じ込めにはまだ至っていなかった。 ウイルスを食い止めるために、中央指導グループはまず、武漢および湖北省のすべての住民を調査し、感染者を洗い出す計画を開始した。 <丁向陽国務院副秘書長・合同予防抑制連絡グループリーダー> 「当時直面したジレンマは、確認された症例が多すぎるということだった。発熱外来に行く人もたくさんいた。多くの発熱患者は治療を受けることができていなかった。疑似感染者と濃厚接触者に関しては言うまでもなかった。スクリーニング検査には1000万人が参加した。検討と分析を行った結果、この方法が拡散を阻止するための最も直接的でコスト削減効果の高い方法だったと考えている」 2月初旬、新規感染者は増え続けて1日あたり数千人となり、ほとんどは湖北省の人々だった。 中国の首都・北京での感染者総数も300人以上に達していた。 習主席は2月10日、新型コロナウイルス感染者を治療する北京の病院を視察し、ビデオ通話を通じて武漢の医師や中央指導グループに指示を出した。 習主席は、中央政府と国全体が湖北省と武漢市の人民と共にあり、武漢に派遣された中央指導グループは感染症との戦いのガイダンスを提供するだけでなく、地元の人々と一緒に戦う、と繰り返し強調した。<武漢市民> 「国は私たちを救うためにとても努力している。発生当初、武漢の地方政府の初動は遅すぎた」 感染症の抑制に関する湖北省と武漢市のリーダーシップに対する不満が高まっていた。湖北省と武漢市は、公衆の懸念に対応するため、2月中旬に省および市レベルの保健当局者を複数人解任した。さらに、新たな指導者を就任させている。 59 0 0 2020/06/19(金) 18:21 無料 0:37 習主席「人民の生命と健康を守るために最大限努力する」 習近平国家主席は17日、中国・アフリカ感染症対策特別サミットで「中国とアフリカは、人民の生命と健康を守るために全力を尽くしなければならない」と述べた。 <習主席>「現在、感染症は依然として全世界に蔓延しており、中国とアフリカはいずれも感染症と戦い、経済を安定させ、民生を守るという困難な任務に直面している。われわれは人民至上、生命至上を堅持し、資源を統一的に計画し、団結・協力し、人民の命の安全と体の健康を保護するために最大限努力し、感染症のマイナスの影響を最大限に減少させなければならない」 今回の特別サミットは、中国とアフリカ連合(AU)の輪番議長国である南アフリカ、および中国・アフリカ協力フォーラムの合同議長国であるセネガルにより提唱され、テレビ会議の形で開催。 26 1 1 2020/06/18(木) 21:01 無料 0:43 習主席「人類は必ず新型コロナウイルス感染症に打ち勝てる」 習近平国家主席は17日夜、北京で中国・アフリカ感染症対策特別サミットを主宰し、基調演説を行った。 習主席は演説の中で「我々は中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットで、より緊密な中国・アフリカ運命共同体を構築していくことで一致した。今回の中国・アフリカ感染症対策特別サミットの開催は、実際の行動をもって北京サミットの合意を実行するものであり、新型コロナウイルス感染症に対応する国際的協力にも寄与していくだろう」と示した。その上で「人類は必ず新型コロナウイルス感染症に打ち勝つことができる、中国とアフリカの人民はより美しい生活を迎えられると信じている」と述べた。今回の特別サミットは、中国とアフリカ連合(AU)の輪番議長国である南アフリカ、および中国・アフリカ協力フォーラムの合同議長国であるセネガルにより提唱され、テレビ会議の形で開催 46 0 1 2020/06/18(木) 20:58 無料 99:08 【世界は今...#207】ドイツから、10万円の在外邦人への支給について / メキシコで急増、新型コロナ禍 / 南北連絡事務所爆破事件と慰安婦支援団体問題 / 北海道レポート[桜R2/6/18] 日本国内と各国在住の草莽日本人が「草莽国際情報ネットワーク」特派員となり、多岐に亘る様々な生の現地情報をお送りします!司会:水島総・水野久美■ 北海道おんな二人旅レポート・牡蠣メシ&古民家ゲストハウス編 ゲスト:佐藤みい(フォトグラファー)■ ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルグ州 - 横山久子さん・10万円の在外日本人への支給について■ メキシコ・グアダラハラ - 近藤紘さん・急増しつつある新型肺炎感染者とその死亡者について■ 韓国(日本帰国中) - 宮本富士子さん・南北連絡事務所爆破事件と慰安婦支援団体問題◆チャンネル桜・別館https://www.youtube.com/channel/UCGbSDhzR4hbRAmSuRK-z_ng※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。http://www.ch-sakura.jp/579.html◆チャンネル桜公式HPhttp://www.ch-sakura.jp/ 114 0 0 2020/06/18(木) 06:11 無料 2:53 我が戦場はアフリカ 新型コロナとの戦い アルジェリアとスーダンで医療支援を行った中国の専門家チーム20人が12日、任務を終えて帰国した。 中国の支援医療専門家チームは5月14日にアフリカ入りし、1カ月にわたり現地の新型コロナ感染症対策をサポート。患者の訪問や治療経験の共有などに全力を挙げて取り組んだ。 <アルジェリア・スーダン支援医療チームリーダー 周林医師> 「条件は良好だった、新型コロナ患者の治療に必要な基本的な設備や医療スタッフは整っていた」 <アルジェリアの大学病院 MOFIDA IBRIR医師> 「経験が共有できたことは非常に嬉しかった。中国は感染症対策で一歩リードしており、最も早く経験を積み重ねている。こうした経験は我々が患者の状況確認や治療判断をする際に役立つものだ」 スーダンは東アフリカで最も多くの新型肺炎患者を抱える国だ。中国の医療チームは現地で地元の大学病院を含む7つの病院を訪問し、多くのアドバイスを行った。 <スーダン保健省隔離指揮センター救命医 モヒ・エルディン・ハサン医師> 「我々は隔離センターの受け入れ能力と過去3カ月の経験を伝えた。中国の専門家とは、帰国後もプレゼンやテレビ会議を行う」 <アルジェリア・スーダン支援医療チーム 副リーダー 郭述良医師> 「現地では症例をいくつかピックアップして、念入りにケーススタディをする。必要であれば中国の医師と繋いでリモート検診も行う」 アルジェリアとスーダンでの支援期間中、中国の医療専門家らは病院や実験室、研究所を合わせて23か所を訪れ、56回の交流会、19回の指導会、そして講習会は30回以上開催した。また、地元の保健部門に感染症予防・抑制関連の多言語図書を寄贈した。 中国はこれまで20以上の医療チームを海外に派遣しており、うち7チームがアフリカ諸国で医療支援を行っている。 48 1 1 2020/06/17(水) 20:59 無料 6:28 武漢封鎖、前例のないキー施策で感染症に打ち勝つ 中国湖北省の武漢市は1月23日の午前10時をもって、事実上「封鎖」された。 76 0 0 2020/06/17(水) 19:42 無料 5:56 習主席が施した一連の戦略的施策、感染症に打ち勝つカギとなる 中国は尋常ではない春節を過ごした。1月下旬、各家庭が春節を迎えている中、新型コロナウイルスが襲ってきた。感染は瞬く間に全国、そして世界へと拡大した。その期間、中国はいかにして3カ月の間に感染を抑えたのだろうか。習近平国家主席が施した一連の戦略的施策は、感染症に打ち勝つカギとなった。 2019年12月27日に、第1陣の感染者は武漢市衛生部門に報告された。3日後、武漢市衛生健康委員会は治療ガイドラインを発表した。 12月31日に、国家衛生健康委員会は第1期の専門家チームを武漢市に派遣し、感染症予防抑制処置を指導した。 1月4日に、中国疾病予防管理センターは米国疾病予防管理センターと連絡を取り、感染症の発生状況に関する情報を提供した。中国の国家衛生健康委員会は1月9日、感染症の発生状況を世界保健機関(WHO)に報告した。 1月12日に、中国は新型コロナウイルスのゲノム配列情報をWHOに提出し、世界インフルエンザ共有データベースで発表した。 1月7日に、習主席は中央政治局常務委員会会議を主宰した際、既に感染症の防止・抑制活動を適切に行うよう求めた。 同日、中国疾病予防管理センターは、新型コロナウイルスのウイルス株を分離した。 1月16日に、ウイルス検査の診断試薬の最適化が完成し、武漢市では擬似感染者に対するスクリーニング検査が始まった。 感染症が拡大した後、国家衛生健康委員会はより多くの専門家を武漢に派遣し、感染症の予防・抑制活動についての実地調査を行った。 1月20日に、専門家チームは調査結果を発表した。 <中国国家衛生健康委員会ハイレベル専門家チーム長を務める中国工程院院士の鐘南山氏> 「人から人へ感染するのは確かだ。特別な事情がなければ武漢市に行かないでください」 同日、習主席は重要な指示を下し、感染症の予防・抑制活動を当面の最も重要な作業として取り組み、人民大衆の命の安全と健康を第一に考えるべきだと強調した。 習主席の指示と専門家チームの調査結果に従い、全国の応急対策は二級から最高レベルの一級に高められた。 一級応急対策はより早い通報システムとより強力な隔離措置を意味する。 数日後の1月23日に、武漢市を出入りする道が封鎖されるのに伴い、武漢市は封鎖された。 <感染症診断治療国家重点実験室の李蘭娟主任> 「武漢市の封鎖は全体の感染症予防・抑制活動で極めて重要な役割を演じた。感染源つまり感染者と濃厚接触者を厳密に控えなければならない」 旧暦の新年の初日である1月25日に、習主席は、各級共産党委員会と政府は必ず党中央の施策に基づき配置しなければならず、すべての利用可能な資源を動員して感染症に対応しなければならないと強調した。 突然の感染症に直面して、湖北省の50万人余りの医療従事者は全員が職場に赴き、最前線で感染症と戦っている。 しかし、現場では依然として、人手や医療物資の不足が深刻で、より多くの支援が必要となっていた。 中国人民解放軍は即刻、3つの医療チームを武漢に派遣し、1月24日に武漢市に到着した。 これは省を跨いで、湖北省を支援した第一期の医療チームとなった。 90 0 1 2020/06/16(火) 22:43 無料 8:14 時系列で追う 習近平主席は新型肺炎との戦いで人民を如何に導いたか 新型コロナウイルス肺炎は新中国の成立以降に発生した中でも、感染速度が最も早く、感染規模が最も広く、予防と抑制が最も困難な突発的公衆衛生事件だ。 新型肺炎の発生を受けて、習近平国家主席は全ての局面を俯瞰し、果敢な決断を下した。また、20回以上にわたって感染症対策に関する会議を主宰し、6回にわたって地方を視察し、50人余りの外国指導者や国際機関の責任者と話し合いを持った。 この動画は、国務院報道弁公室が発表した白書「新型コロナウイルス肺炎の予防・抑制に関する中国の行動」のデータに基づいて制作された。習近平主席が新型肺炎との戦いで人民を如何に導いたかを、CGTNが時系列とデータに基づいて伝える。 17 0 0 2020/06/11(木) 21:35 無料 3:05 新型コロナウイルス感染症と戦う物語=エチオピア エチオピアでは、中国が出資するアディスアベバ・シルクロード病院(別名アイフェイ病院)が、新型コロナウイルス感染症との闘いに専念している。 3月21日の朝、エチオピアの首都アディスアベバにあるアイフェイ病院では、医師たちは忙しく準備作業を始めている。この日、病院では感染疑い例から感染が確認された1人目の患者が出た。 アイフェイ病院の王剣華院長はスタッフと共に、感染患者を隔離病室に搬送した。 <王剣華院長> 「患者の容態は安定している。これはエチオピアで感染が確認された1人目の中国人だ」 去年の11月から開業したばかりの当病院は、新型コロナウイルス感染症と戦う最前線となっている。 3月13日、エチオピアで1人目の感染者が出た。アイフェイ病院は迅速に対応し、中国建設グループの協力を得て、わずか5日間で病院の地下室を隔離病室エリアに改築した。 エチオピア駐在の中国大使館は病院に3000着の防護服とN95マスク1万9000枚を寄付したほか、多くの中国系企業も大量の物資を寄贈した。 <アイフェア病院 王剣華院長> 「3月27日にエチオピア保健省から感染症が予想よりも深刻だという知らせを受けた。多くの危篤患者がいて治療面では手の施しがない状態に陥った。貴院を転用してもよろしいかとこちらに聞いた。よろしければ、病院全体を使ってもいいよと返事した。これは私の責任だからだ」 3月30日、アイフェイ病院は地元の新型コロナ感染症を治療する専門病院に指定された。王剣華氏をリーダーとして、20人の医師が近隣で寝泊りし、2組に分かれて1日2回ずつ交替で出勤している。これら世界各地から来た医療スタッフたちは、手を携えて新型肺炎と戦い、自らの行動で、「健康に関わることに命をかけて努めていく」という信念を解釈している。ある夜、王剣華氏は救急診査室から電話を受けた。すぐにスタッフたちを起こして、みんなで早速病院に駆けつけた。 <看護師> 「今とても困難な時期を迎えている。全ての人に取って挑戦だ。できるかぎり慰め合い、支持し合っている。このような困難な時期に、同僚と肩を並べて戦うことができて、幸運に思っている」 <ロシア医師> 「新型コロナ感染症の流行が一日も早く落ち着いてほしい。全ての医師が困難に直面しているが、毎日それを克服している。防護措置は十分だと思う。友達や中国人のスタッフから支えられ、途絶えることのない良好な意思疎通をしている。私たちはきっと良くなることを信じている。すべてはよくなる」 「すべてはよくなる」、これはアイフェア病院の力強い言葉である。この目標を実現させるために、世界各地の医療関係者たちは昼夜兼行で、最前線で戦っている。 82 1 0 2020/05/29(金) 22:31 無料 3:46 アフリカ医療支援日記:第一線での交流 中国の医療支援チームの専門家らは、再び新型コロナウイルス感染症治療の第一線で奮闘するアルジェリアの医療関係者と業務上の交流を行った。それについて、チームのメンバーは記者に対し、「彼ら(アルジェリアの医療関係者)の質問は非常に細かいものだった。例えば、子どもの感染患者への対応や気管挿管の判断、薬品の投与に関することなどだ」と話してくれた。 <胡宇峰 アルジェリア支援中国医療専門家チームメンバー> 「この前の数日、保健当局と公的かつ政策レベルでの交流を行った。例えば、感染症の予防・抑制策などのマクロ政策について交流を展開した。この病院に来てから、第一線の医師と具体的な問題について交流を行ってきた。彼らの質問は非常に細かいもので、例えば子どもの感染患者の状況や、挿管の必要があるかどうか、いつ挿管する必要があるのかのような気管挿管に関しての質問、また、薬品の具体的な使用状況も聞かれた。このような経験共有は彼らにとって非常に有益だと思う」 <TATI NAFAA 地元大学病院院長> 「我々の交流は新型肺炎の症例に関するやりとりだった。同時に、各自の病院の組織構造や機能などに関しても話し合った」 <MOFIDA IBRIR 地元大学病院医師> 「皆で一緒に交流ができて嬉しい。中国は感染症対策で一歩リードしており、最も早く関連の経験を積み重ねている。これらの経験は患者の状況確認やその予後の治療判断などで我々に役立つものだ」 <ABDERRAHMANE SIDI 地元大学病院医師> 「新型コロナは世界各国による協力を促している。これは我々も望んでいることで、外国の協力関係を構築するために努力していきたい」 <郭述良 アルジェリア支援中国医療専門家チームメンバー> 「アルジェリアの関係者の招待を受けて、中国または重慶の感染症対策の経験を共有した。彼らは大きな興味を示した。さらに、今後の協力のメカニズムについても踏み込んだ検討を行った。今後の都市間の協力や病院間の協力を含めて、もちろん各診療科間の協力も含めて、双方で初歩的な覚書や協定を結んだ」 そのほか、中国の専門家らは隔離病室に入り、患者たちとあいさつし、その病状を詳しく尋ねた。 中国の医療支援チームはアルジェリア政府の要請を受けて、5月14日にアルジェリアに到着し、15日間にわたり現地の新型コロナウイルス感染症対策を支援する予定だ。 48 0 1 2020/05/23(土) 22:16 386件 < 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 次へ >