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ぼくらのよあけ
講談社「月刊アフタヌーン」で連載された傑作SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」(原作:今井哲也)が、この秋、ついに劇場アニメ化!
「頼みがある。私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか?」
西暦2049年、夏。
阿佐ヶ谷団地に住んでいる小学4年生の沢渡悠真は、
間もなく地球に大接近するという“SHⅢ・アールヴィル彗星”に夢中になっていた。
そんな時、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコが未知の存在にハッキングされた。
「二月の黎明号」と名乗る宇宙から来たその存在は、
2022年に地球に降下した際、大気圏突入時のトラブルで故障、
悠真たちが住む団地の1棟に擬態して休眠していたという。
その夏、子どもたちの極秘ミッションが始まった―
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スキップとローファー
地方の小さな中学校から、東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。
カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、
勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。
だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちは
やわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。
知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。
だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。
わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。
ときどき不協和音スレスレ、だけど
いつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!
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舞台 おおきく振りかぶって
祖父の経営する中高一貫校の中等部から県立西浦高校に進学した三橋廉。
中学時代は野球部のエース投手であったが、チームメイトから「ヒイキでエースをやらせてもらっている」とうとまれ続けたため、極端に弱気で卑屈な性格になってしまった。
暗い思い出をぬぐいきれないまま、野球への未練と共に放課後の野球グラウンドを眺めていると、新設されたばかりの硬式野球部の女性監督 百枝まりあから強引に入部させられてしまう。
部員はわずか10人、全員1年生の中で、はからずともエースを任される三橋。
三橋の秘めた力をいち早く見抜いた捕手 阿部隆也との出会い、あらたなチームメイトに支えられながら、エース三橋、そして西浦高校野球部の挑戦が始まる…。
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おおきく振りかぶって
三橋廉は、すぐメソメソと泣いてしまう性格の野球少年。ポジションはピッチャー。
彼は中学時代、“学園の経営者の孫”という理由でエースになっていた。
そのくせ、3年間マウンドを誰にもゆずらなかった事でチームメイトに嫌われ、野球部は負け続けた。
その罪悪感から、彼は完全に自信を失ってしまっていた。
やがて中学を卒業した三橋は、エスカレーター式の三星学園ではなく、野球をやめる覚悟で西浦高校へ入学するが、その足はまっすぐに野球部のグラウンドへ向かっていた。
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蟲師 特別編「鈴の雫」
ヒトから生まれ、ヒトとは成れぬ事を定められたモノが在った。
摩滅しゆく心に灯るは無数の光──己を取り巻く総ての生命という輝き。
往くべき処を悟るモノ、還るべき温もりを示す者。
其々が其々の”生”を全うする刻、かの地に鳴り渡るのは──
幽寂なる調べ。
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蟲師 特別篇「日蝕む翳」
およそ遠しとされしもの──下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。
それら異形の一群を、ヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて“蟲”と呼んだ。
時に蟲はヒトに妖しき現象をもたらし、そしてヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。
ヒトと蟲との世を繋ぐ者──それが“蟲師”。
すべての生命は、他を脅かすために在るのではない。
みな、ただそれぞれが、在るように在るだけ──。
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蟲師 続章
およそ遠しとされしもの────下等で奇怪、見
慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ
達。
それら異形の一群を、ヒトは古くから畏れを
含み、いつしか総じて“蟲”と呼んだ。
時に蟲はヒトに妖しき現象をもたらし、
そしてヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。
ヒトと蟲との世を繋ぐ者──それが“蟲師”。
すべての生命は、他を脅かすために在るので
はない。みな、ただそれぞれが、在るように
在るだけ──。