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狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF
若き行商人クラフト・ロレンスは、荷馬車を引く一頭の馬を相棒に、街から街へと商品を売り歩く日々を送っていた。
ある日、黄金色の麦畑が広がる小さな村を訪れた彼は、耳と尻尾を有する美しい少女と出会う。
「わっちの名前はホロ」
自身を“賢狼”と呼ぶホロは、豊穣を司る狼の化身だった――。
彼女の「遠く北にあるはずの故郷・ヨイツの森へ帰りたい」という望みを聞き、
ロレンスとホロは北を目指す商売の旅の道連れとなる。
だが行商人の旅には思いがけない波乱がつきもので……。
孤独だった行商人と、孤独だった狼の化身を乗せた馬車が、今、騒がしく走り始める。
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Unnamed Memory
絶大な力を操る五人の魔女が、人々にとって畏怖の象徴となっていた時代――。
大国ファルサスの王太子・オスカーは、
幼い頃に受けた「子孫を残せない呪い」を解呪するため、
荒野の塔に棲む“青き月の魔女”ティナーシャのもとを訪れる。
どんな望みも叶えるという“魔女の塔”の試練を乗り越えたオスカーが望んだのは
ティナーシャを妻として迎えることで……。
魔女の契約者となった王太子と、王太子の守護者となった魔女。
二人の出会いは“魔女の時代”に変革をもたらし、
やがて、世界の〈運命〉を書き換えることになる。
オスカーとティナーシャの行く手に待ち受ける物語とは――。
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不徳のギルド《TV 放送 ver.》
「…俺の青春、これでいいんだろうか」
若手ながらギルド1の討伐数を誇る狩人キクル。
幼いころから訓練に明け暮れ一流の狩人となった彼の望み、
…それは仕事を辞めること!?
失われた青春の1ページを取り戻すため、
一刻も早く引退したいキクルの最優先ミッションは後任の育成!
しかし、はちゃめちゃな新米ガードを引き連れてのクエストは
なぜか不道徳なハプニングしか起こらない!!
どうなる俺の青春!?キクルの不徳な新人教育が今始まる!!
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ビルディバイド -#000000-
すべてを覆し、“王”に挑め
トレーディングカードゲームと
交差する新たなカードバトル×アニメーション
【イントロダクション】(331文字)
『俺には見える。俺が勝つ道が……』
『今度こそ奴を倒す。 だからもう一度来い……
アクセプト!「魂を賭ける者 ブルーム」!』
「王」によって統治され、すべての優劣が「ビルディバイド」の強さによって決まる都市
―「新京都」―
この新京都には噂がある。
曰く「ビルディバイドで王に勝利すると、何でも望みが叶う」
そして王に挑戦するためには、「リビルド」と呼ばれるバトルに参加し、
―「鍵」―を完成させなければならない。
―誰にだって叶えたい願いがある―
とある目的のため、王を倒すと誓う少年・蔵部照人(くらべてると)は、
謎の少女・ 晩華桜良(ばんかさくら)に導かれ、リビルドバトルに身を投じていく。
全てが「ビルディバイド」によって決まる都市「新京都」を舞台に、
今照人たちの戦いが幕を開ける!!
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執事 西園寺の名推理2
主人公・西園寺一は、「パーフェクトな執事」計り知れない能力と、完璧な心配りで、主人のいかなる望みにも応える“名匠”であり、絶対的な忠誠を貫く、現代の“騎士”です。奥様の為なら、たとえ火の中、水の中、すべてを賭して尽くします。その知識と能力で、鮮やかに事件の謎を解き明かしてしまうのです。パーフェクトすぎる執事による最高のミステリー・エンターテインメントをお楽しみ下さい。
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BUS GAMER
「BUS GAME(ビズゲーム)」とは、各企業の“持ち駒”同士が3対3で機密文書の入ったディスクを奪い合う闇のファイト。
ゲームの勝者は巨額の賞金が手に入る。しかし、負ければ生命の保証はない…。
そんな得体もしれないゲームにエントリーした、まったく面識のない3人、美柴鴇、中条伸人、斉藤一雄は望みを叶えるため、
そして生き残るために、「ビズゲーム」に挑む。
はたして如何なる戦いが彼らを待ち受けるのか。
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ディバインゲート
聖なる扉「ディバインゲート」が開かれたことにより、<常界><天界><魔界>3つの世界が交わり、
欲望や争いの交錯する混沌が訪れた時代。秩序回復のために支配層は「世界評議会」を結成。
統制されたかりそめの平穏のもとで、「ディバインゲート」は誰もその実体を知らぬ都市伝説と化した。
そのなかで世界評議会のもとに集う「適合者」と呼ばれる少年少女たち。ディバンゲートを認識し、
「扉」に自らがたどり着くことを信じる者たちである。敬愛する父の死に疑いを持ち再会を信じるアカネ、
凄惨な過去のため人と距離をおくアオト、過去と向き合い真実を知りたいミドリ。
彼らは、それぞれが心に抱える傷と向き合いながら「扉」を目指す。
ディバインゲートにたどり着いた者は、世界を「リメイク」しその望みをかなえることができるという。
その扉の先には何があるのか。扉にたどり着いたとき、世界は変わるのか。変わるのは、自らの抱える過去なのか、それとも未来なのか。
少年たちはすべてを知るために歩み出す――。