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ななついろ★ドロップス
たとえば、窓の外の星を見つめているとき。たとえば、一日のおわりに秘密の日記を書いているとき。
不思議な出来事は突然空から降ってくる――。
騒がしい街には、電車で数駅。
ほんのちょっと不便だけれど、静かで展望台があって、流れ星がたくさん見える・・・
そんな町、舞方市星ケ丘。ここは『世界で一番星に近い町』と呼ばれている。
そんな星ケ丘にひとつだけある学校「星城学園」に通う石蕗正晴(つわぶきまさはる)は、
少しだけ不器用 だけど、どこにでもいる普通の男の子。
学年も変わって新しくなったクラスで今まで一度も話したことのな かった同級生たちと話すことは、
不器用な正晴には少し難しいことだった。
五月のある日――正晴の生活は180度変わってしまう。
あるハプニングから飲んだ怪しいジュースのせいで、正晴は日が暮れると
小さな羊のぬいぐるみになってしまうのだった!!
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おしえて魔法のペンデュラムーリルリルフェアリルー
ねぇ、フェアリルって知ってる?フェアリルは羽根のついた小さな妖精たち。
フラワーフェアリルのりっぷやトゥインクルフェアリルのスピカ、その他にも虫の妖精・人魚の妖精・きのこの妖精…たくさんのフェアリルたちがリトルフェアリルで暮らしているの。
そこでは、花のお茶会やナイトパーティ、きらめく流れ星大会など、毎日が楽しいことでいっぱい!
昔から「魔法のペンデュラム」はリトルフェアリルへの入り口になっていて、
フェアリルはみんなのことをこっそり見守ってくれているんだって。
学校のこと、友達のこと、恋愛のこと、将来の夢…あなたがどうしても一人で解決出来ない悩みも、リトルフェアリルへ来れば何か変わるかもしれないよ。
みんなも何かに悩んだら、「魔法のペンデュラム」を使ってりっぷやスピカを呼んでみて!
もちろん魔法の呪文は「リルリルフェアリル~」!
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なぞの転校生
東西山高校二年の岩田広一と香川みどり。ある日下校途中で、空に上がっていく流れ星を発見する。
なぜ流れ星が上がるのか?翌日みどりは学校で光る人影を目撃し、校内は幽霊話一色に。そんな折、
突然、山沢典夫という少年が現れた。典夫は広一の隣に住む江原さんの孫だというのだが、典夫が現
れると同時にその周囲ではおかしな出来事が頻発し始める…。謎の転校生の典夫と広一、そしてみど
りの人間模様を軸に、彼がなぜこの世界にやってきたのか、そしてその目的が次第に明らかになって
いく。