-
-
恋愛フロップス
街に出て、あたりを見渡せば一人は視界に入るだろう平凡な男子高校生・柏樹朝。
代わり映えのしない毎日に何の疑問も持たずに出かけた学校への道のりで、朝は様々な災難に
見舞われる。それは出かける前に何の気なしにつけたテレビでやっていた奇妙な占いの通り。
次々と起こるトラブルの中で、5人の少女たちと最悪とも言える出会いを果たした朝。
身も心も疲れ果て、やっとの思いでたどり着いた学校で、彼が目にしたのは、
転校生や新任の教師としてやってきた5人の少女たちの姿だった。
必死に顔を隠す朝だったが、隠し通せるわけもなく……。
自称・朝の親友を名乗る伊集院好雄から、5人との関係を聞かれる朝。
5人の少女たちとも一緒に過ごすうちに全てが誤解であることがわかり、少しだけ打ち解けていく。
そして放課後、家に帰ろうと靴箱をあけると、そこには一通のラブレターが。
差出人不明のラブレターには校舎裏の桜の木の下で待っていますと書かれていた。
これもまた占いの通り。こうなったら全てを確かめてやろうと、朝は桜の木の下へと向かう。
桜舞う季節、5つの恋の風が吹き抜ける
淡く切ない青春ラブストーリーが今、幕を開ける。
-
錆喰いビスコ
全てを錆びつかせる≪錆び風≫が吹き荒れる日本。
人々は街や生命を蝕む錆に怯えながら暮らしていた。
忌み嫌われる≪キノコ守り≫の一族の少年・赤星ビスコは、瀕死の師匠を救うため、全ての錆を浄化する霊薬キノコ≪錆喰い≫を求めて旅をしていた。
旅の途中、忌浜(いみはま)で出会った美貌の少年医師・猫柳ミロもまた、大切な姉を蝕む錆の対処法を探していた。
愛する者を救うべく、ふたりの少年が手を取る時、新たな冒険が始まる。
人の心までは錆びつかない。
-
ID:INVADED イド:インヴェイデッド
殺意を感知するシステム「ミヅハノメ」を用いて、犯罪事件を捜査する組織、通称「蔵」。
そして、「ミヅハノメ」のパイロットとして犯人の深層心理「殺意の世界(イド)」に入り、事件を推理する名探偵・酒井戸。
頻発する凶悪かつ謎多き事件と、そこに見え隠れする連続殺人鬼メイカー「ジョンウォーカー」の影を追っていく。
-
執事 西園寺の名推理2
主人公・西園寺一は、「パーフェクトな執事」計り知れない能力と、完璧な心配りで、主人のいかなる望みにも応える“名匠”であり、絶対的な忠誠を貫く、現代の“騎士”です。奥様の為なら、たとえ火の中、水の中、すべてを賭して尽くします。その知識と能力で、鮮やかに事件の謎を解き明かしてしまうのです。パーフェクトすぎる執事による最高のミステリー・エンターテインメントをお楽しみ下さい。
-
セイレン
高校2年生の夏。「嘉味田正一」は進路希望表の内容で担任に呼び出されたことをきっかけに、大人になることへの不安を覚えはじめる。
そんな彼が様々な女の子と出会い・・・・・・そしてどんな将来を目指していくのか。
未来に向かって駆け出す等身大の高校生と清廉(セイレン)可憐なヒロインたちの恋愛物語が、今始まる!
-
リアル鬼ごっこ 5
ダメな新入社員の大地(井上正大)は密かに先輩女子社員の希(仲間リサ)に恋心を抱いていた。ダメ社員
どうしの浩
太(浅利陽介)と残務処
理をしてい
ると突然社内にアナウンスが響く。「これよりリアル鬼ごっこを開始します。ターゲットは血液型がB型のみ
なさんで
す」。戦場と化すオフィス
。希の危
機を救う大地だが、希の彼氏・朔也(河合龍之介)に罠にはめられ、浩太らと共に社外に放り出されてしま
う。朔也の
本性を見抜いた希は自分
を助けてく
れた大地を気遣う。一方、社外で逃げ延びた大地は希を救うため、オフィスに戻る決心をする。
-
GSワンダーランド
「KAGEROU」(ポプラ社刊)の水嶋ヒロ×「キル・ビル」の栗山千明が夢の競演!!
GS(グループ・サウンズ)ブームの狂騒が渦巻く1968年を舞台に、ブームに乗ってひと山当てようと画策する大人たちが巣くう音楽業界に、純粋な夢を抱いて飛び込んだ4人の若者の青春を描く音楽コメディ。主演は栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介、共演に温水洋一。監督は「東京ハレンチ天国 さよならのブルース」「脱皮ワイフ」の本田隆一。
日本中をGSブームが席巻していた1968年。演歌専門のファインレコーズでもGS専門レーベルを立ち上げることになり、弱小プロダクションを構える梶井が新人バンドの発掘を任される。そんな梶井の網に引っかかったのが“ザ・ダイアモンズ”を結成したばかりのマサオ、シュン、ケンタの3人。さらに、ファインレコーズが用意したデビュー曲にはキーボードが必要と分かると、梶井は北海道から家出同然で上京してきた歌手志望のミクを無理やり男装させてメンバーに加えることに。こうして急ごしらえで集められた4人は、やがて白タイツにマッシュルームカットのフリフリ王子様スタイルで、その名も“ザ・タイツメン”として売り出されるハメになるのだが…。