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劇場版「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-」
ピアノが鳴り響く音楽学校。聴く者全てを惹きつける見事な旋律を奏でるのは少し影のある少女、アリスだ。人と交わろうとしない彼女だが、好奇心の強いサニア、優しいロザリアと出会い、徐々に変化が訪れる。
空から一人の幼い女の子が落ちてくる。記憶を失くしていたが、黒の紳士がDeemoということはなぜか知っていた。Deemoがつま弾くピアノの旋律に誘われるように、少女は「アリス」という自分の名前を思い出す。そこには、彼女を優しく見守るぬいぐるみのミライ、クルミ割り人形のくるみ割り、フワフワと宙に浮く匂い袋がいた。
ピアノの音色で成長する木が天窓まで届けば元の世界に帰ることができるのではと考えたアリスたちは、城に隠された楽譜集めを始める。そこでアリスは表情を隠した仮面の少女と出会う。「あなたなんて、嫌い」と言う仮面の少女とアリスの関係は?
仲間たちとの楽譜集めの冒険。仮面の少女の心。そしてDeemoという存在の謎。時にアリスの頭をよぎる桜並木。
途中で止まる記憶の旋律――。
過去・現在・未来に大きな波紋を広げる音色が、次第にアリスの記憶の扉を開いていく。
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殺しの女王蜂
日本のどこかに存在し、凶悪な犯罪が多発する無法地帯、通称「混沌街(カーオスタウ
ン)」。警察すら見放したこの街に、犯罪者をも恐れさせる美脚の女殺し屋たちが存在
した…その名も「アシナガ」(モデルガールズ)。
「キャバレー・アシナガバチ」は、表向きは美脚の踊り子たちが集う酒場だが、裏の顔
は悪への復讐を望む者がアシナガに殺しを依頼する場所。
強い結束力があるわけでもなければ、依頼人に感情移入するわけでもない。金さえ積ま
れればどんな相手でも、自慢の美脚でクール&セクシーに、そして必ず仕留めるのだ…
。
キャバレーの経営者・タンソクや、娼婦・トンソクをはじめとする個性的なキャラクタ
ーとともに、今日もアシナガは凶悪な犯罪者たちを成敗する―――。