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ゆるキャン△ SEASON2
これも、ある冬の日の物語。
山梨の女子高校生である志摩リンは、愛車の原付に乗って一路浜名湖を目指していた。
大晦日に始めた、久しぶりのソロキャンプ。山梨を出発して静岡県は磐田へ。
年越しを磐田で迎えて、今日はその三日目。かなり距離の長い運転だが、なんだか楽しい。そんな折、立ち寄った海辺でふと思うリン。
「やっぱり、一人のキャンプも好きだ私」
一方、そんなリンの思いを知ったなでしこにも、新しい気持ちが芽生えていた。
みんなとのキャンプは大好き。ご飯を作って、喜んでもらうのも、嬉しい。だけれど。
「私もリンちゃんみたいに、ソロキャンプやってみたいな」
なでしことリン、二人の出逢いから始まった
アウトドア系ガールズストーリーの第二幕がいま、上がる
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へやキャン△
野クル、旅に出る!
野外活動サークル、略して野クル。部員はたったの3人。
山梨県の片隅に校舎を構える本栖高校、さらにその隅にある部室棟の、「うなぎのねどこ」みたいな一角を部室として使用するゆるーいアウトドアサークル。
今日も今日とて各務原なでしこが狭い部室で暇を潰していたところ、大垣千明と犬山あおいが突然「今から旅に出るぞ!」と告げる。
おろおろするなでしこを連れ回し、野クルメンバーたちが山梨中を東奔西走。
各地の名物を味わい尽くして繰り広げる女子高生の珍道中、旅のゴールはどこだ!?
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美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE!
北関東・某所……眉難市。
眉難高校に通う防衛部の5人(箱根有基、由布院煙、鬼怒川熱史、鳴子硫黄、蔵王立)は、
ひょんなことからバトルラヴァーズにラブメイキング(変身)して怪人と戦うことに。
怪人は同じ高校に通う生徒会こと征服部(草津錦史郎、有馬燻、下呂阿古哉)が
カエルラ・アダマスに変身し、人間を怪人化して送り出していたのだ。
戦いの末、黒幕を倒した防衛部と征服部は和解。
一件落着したかと思ったら、今度は謎のギャラクシー・アイドルVEPPerが防衛部の前に立ちはだかる。
怪人と戦う合間に、海へ合宿に行ったり、眉難山に出かけたり、文化祭、遊園地、
クリスマスにお正月、バレンタインデーもと、ちゃっかり高校生活をエンジョイした
防衛部も、気づけばあっ!という間に1年が経っていた。
3月……、
いよいよ卒業シーズンを迎え、卒業する3年生も、
見送る1年生&2年生も口には出せない、複雑な心境を抱えていた……。
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美男高校地球防衛部HAPPY KISS!
日本の北関東のとある街、眉難市―
眉難高校の“地球防衛部(笑)”は相変わらず何もしない部だった…。
部員の修善寺鏡太郎(しゅぜんじきょうたろう)、霧島龍馬(きりしまりょうま)、和倉七緒(わくらななお)、万座太子(まんざたいし)と道後一六(どうごいちろ)が
のほほんとお茶を楽しみ、一銭の得にもならない馬鹿話をだべるだけの部だった。
放課後“黒玉湯”へ移動する一同。
気持ちよすぎて湯に沈む修善寺の腕を霧島が引き上げると、
一緒に釣れたのは奇妙な格好をした美少年だった。
「私はホニャラランド ホニャラ王家第一王子のカルルスさん!みなさんをハッピーに統治しに来ました☆」
こうして5人は魔法の国(ホニャラランド)の跡継ぎ争いに巻き込まれる事に…
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ゆるキャン△
これは、ある冬の日の物語。静岡から山梨に引っ越してきた女子高校生・なでしこは、“千円札の絵にもなっている富士山”を見るために自転車を走らせて本栖湖まで行ったものの、あいにく天気はくもり空。富士山も望めず、疲れ果てたなでしこはその場で眠りこけてしまう。目覚めてみるとすっかり夜。初めての場所で、帰り道もわからない。心細さに怯えるなでしこを救ったのは、1人キャンプ好きの女の子・リンだった。冷えた身体を温めるために焚き火にあたる2人。ぱちぱちと薪の爆ぜる音が、湖畔の静寂に沁み込んでいく。焚き火を囲み、カレー麺をすすりながら会話するなでしことリン。やがて2人が待ちに待った瞬間が訪れる。「見えた……ふじさん……」なでしことリン、2人の出会いから始まるアウトドア系ガールズストーリー。