-
あいされたい。
コメ0 弱いなら弱いままで。 71ヶ月前
電子書籍を出したいなあと思っています。『あいされたい。(仮)』というタイトルで、そうですね、6~8万文字の内容のものを一冊。 このタイトルは変えたほうがいい気もしますが、まあ、それも含めて今後、検討したいところです。とりあえずは書いてみて、それからですね。 で、どんな内容かというと、非モテの話を...
-
ライオンハード[将棋ペンクラブ大賞]
コメ0 オレたち将棋ん族ZOKU 85ヶ月前
9月15日(金)、東京竹橋レストラン アラスカで行われた将棋ペンクラブ大賞贈呈式。人気漫画『三月のライオン』で、特別賞を受賞された羽海野チカさんは、アニメ『三月のライオン』のアフレコの立会いのため、欠席。代理の方が挨拶された。その時
-
正義とは何か? そして物語とは? その魅力と危険。
コメ2 弱いなら弱いままで。 88ヶ月前
白倉伸一郎『ヒーローと正義』を読み上げました。 著者は平成仮面ライダーシリーズのいくつかを手がけたプロデューサーで、ここでいう「ヒーロー」も仮面ライダーやウルトラマンを指しています。 しかし、この本ではむしろ「ヒーロー」より「正義」のほうに重点が置かれているといって良いでしょう。これは著者によ...
-
作家は面白い物語を生み出すため非情に徹しなければならない。
コメ0 弱いなら弱いままで。 111ヶ月前
前々回の記事「なぜ作家は衰えるのか。」の続きです。 あの記事は、結局のところ、作家は歳とともに「窮屈さ」に耐えられなくなっていくから衰えるのだという話でしたが、それではその「窮屈さ」の正体とは何なのか話したいと思います。 作家を縛る「窮屈さ」。それは結局、エモーション(感情)に対するロジック(...
-
運命はいつも極限の二択を突きつけてくる。選べ。「立ち向かう」か「座り込む」か。
コメ2 弱いなら弱いままで。 116ヶ月前
いま、『3月のライオン』の連載が非常にタイムリーな話題を扱ってくれています。 以下、ネタバレあり。 さて、今週号の『ライオン』は主人公である桐山零くんのこのような独白で始まります。 人生はいつも 「立ち向かう」か「座り込む」かの 二択だ 何もしないでいても救かるなら 僕だって そうした ――でも...
-
『3月のライオン』で考える。人間関係の豊かさを決めるものは何か。
コメ0 弱いなら弱いままで。 121ヶ月前
「「3月のライオン meets BUMP OF CHICKEN」MUSIC VIDEO」。https://www.youtube.com/watch?v=CiCWbfjf8Tw うむ、かなり出来がいいですねー。どこが作ったんだろう? 気になる気になる。 というわけで、きょうは『3月のライオン』の話。羽海野チカさんの『3月のライオン』は、将棋漫画でもありますが、むしろ棋士を...
-
『3月のライオン』に見る「魂の格差」を生み出すもの。
コメ0 弱いなら弱いままで。 123ヶ月前
羽海野チカ『3月のライオン』初のファンブックとなる『3月のライオンおさらい読本初級編』が出ました。 各地で第10巻と間違えて買ってしまうという被害が続出しているようですが、お前ら、帯に「初のオフィシャルファンブック 「3月のライオン」をたのしく、くわしく、おさらい」って書いてあるんだから、気付けよ!...
-
『風立ちぬ』問題。あるいは『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』は蛇足だったのか。
コメ1 弱いなら弱いままで。 129ヶ月前
昔、「『3月のライオン』の差別構造と物語の限界。」と題して、以下のような内容の記事を書きました。 ああ、長い夜だった。というわけで、昨日の夜、かんでさんとLDさんで「物語」の問題について話しあったわけですよ。予想外に盛りあがり、また収穫のある内容となったので、この日記で報告しておきたいと思います...
-
ひとには「魂の格差」がある。
コメ0 弱いなら弱いままで。 129ヶ月前
羽海野チカ『3月のライオン』があい変わらず神がかって面白いです。中でも、第10巻に収録されることになるであろう主人公零くんの義母のエピソードは空恐ろしいような完成度でした。 天才的な棋士であり、なおかつ常に努力を怠らない零くんの義理の母親になった女性の目を通して、「ひたすらに努力しつづけること」に...
-
『3月のライオン』の零くんは絶対に見えないところでモテているはずだという仮説。
コメ0 弱いなら弱いままで。 130ヶ月前
ども。おひさ。海燕です。いきなりちょっと前の話になってしまいますが、いやー、先週号の『3月のライオン』は素晴らしかったですねえ。 わずか1話にここまでの情報量を叩き込むことができるのか、と息を呑むような圧縮具合。往年の名作少女漫画を思わせるような圧倒的な密度で読ませてくれました。 かれの義母の立...
-
とことん自分にガッカリしろ! 『3月のライオン』に見る万能感の地獄とその抜け出し方。(2855文字)
コメ0 弱いなら弱いままで。 135ヶ月前
【自分の大きさを知る】 既に読まれた方はご存知でしょうが、『3月のライオン』最新刊に、臨時担任の教師が、そのクラスでいじめを先導した女子生徒に向かってこんなことを語る場面があります。「なあ高城… お前は多分今不安で不安でしょうがないんだな 何もやった事が無いからまだ自分の大きさすら解らねえ… ――不安...
-
羽海野チカ『3月のライオン』最新刊はしみじみと心に染み入る平和編。(2099文字)
コメ0 弱いなら弱いままで。 135ヶ月前
【『3月のライオン』】 ねむー。起床はしたものの、昨夜遅くまで記事を書いていたのでまだ眠いです。しかし、起きてしまった以上、ほかにやることもないので更新するにします。 どうもブロマガには妙にやる気になっているときとそうでないときがあって、いまはやる気モードのようです。 何か新しいアイディアを思いつ...
-
ひとは生きるため自由を捨て幸福という名の重石を背負う。(2351文字)
コメ2 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
羽海野チカ『3月のライオン』、小春日和の展開が続いていますね。主人公である零くんが抱えていた人間的問題はほぼすべて解決できてしまった感じだけれど、この先、いったいどこへ進むんだろう。そもそもこの物語はどこで終わるんだろうか。 『ハチミツとクローバー』は全10巻で綺麗に幕を閉じたけれど、この話は10巻...
-
ああ神さま、なぜひとは「持つ者」と「持たざる者」に分かれるのでしょうか?(2184文字)
コメ0 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
羽海野チカ『ハチミツとクローバー』は、いうまでもなくゼロ年代の少女漫画を代表するラブコメディの傑作だ。その終盤で、明るく、快活で、つねにひとから愛される弟に劣等感を抱いている兄の話がある。 かれはかれで優秀な頭脳の持ち主なのだが、究極的なところで自分を肯定しきる「根拠のない自信」を持っていない...
-
萌え版『ハチミツとクローバー』を見たい! 「男女複数非対称形萌えラブコメ」は可能か。(1721文字)
コメ1 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
今日、6本目の記事です。このあとも2本書く予定です。合計8本ですね。メールで読まれている方は、お前は1日にどれだけメールを送りつければ気が済むんだ、よっぽど暇なのか、と思われるかもしれませんが、よっぽど暇なのです。 読むことと書くことくらいしかやることがないマイライフ。読んでは書き、読んでは書きで...
-
空気の奴隷であるよりキモオタであるほうが100倍マシだと思う理由。(2619文字)
コメ2 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
「リア充」に関する記事を何本か書いた。そこでぼくが考えるリア充、ほんとうの意味で充実しているひとについて書くことにしよう。それは「根拠のない自信」を持ち、本質的なところで自分を肯定できているひとのことである。 以前、西村博之さんの本を読んだ時、「根拠のない自信がいちばん大切だ。自分はそれを持っ...
-
『ハチミツとクローバー』で考える才能論。(2052文字)
コメ0 弱いなら弱いままで。 143ヶ月前
才能という言葉にはふしぎな魅力がある。多くのひとがその言葉に惹きつけられ、多かれ少なかれ気にして生きている。 しかし、よく考えてみればこれほど正体不明の言葉もない。いったい才能とは何だろう? 何ができれば才能があることになるのだろうか? ぼくの考えをいわせてもらえば、才能とは結果によって判断さ...
-
努力には限界がある。どんなにがんばっても報われないかもしれない現実を見つめろ。(2205文字)
コメ2 弱いなら弱いままで。 143ヶ月前
羽海野チカ『3月のライオン』第7巻の冒頭で、前巻で主人公に敗れ去った脇役の山崎順慶がこう切々と語る場面がある。「信じれば夢は叶う」それは多分 本当だ但し 一文が抜けている「信じて努力を続けていれば夢は叶う」 ――――これが正解ださらに言えば信じて「他のどのライバルよりも1時間長く毎日 努力を続ければあ...
-
どうすれば人生は充実してくるのか。『ベイビーステップ』でリア充になる秘訣を探る。(2222文字)
コメ0 弱いなら弱いままで。 145ヶ月前
『ベイビーステップ』おもしろいよ『ベイビーステップ』。というわけで、漫画を読んでリア充になる秘訣を探ろうという無謀な記事です。でもまあ、ほんとうに漫画から学ぶことができたなら、それをリアルに役立てることは不可能ではないと思うのですよ。結局はそのひと次第であるわけですが。それにしてもぼくも「リア充...
-
どうすれば真の自信を持てるのか。『3月のライオン』が描く「自分の大きさ」を知る方法。(2287文字)
コメ1 弱いなら弱いままで。 145ヶ月前
羽海野チカ『3月のライオン』の最新刊が発売されました。すでに雑誌ですべて読んでいますが、あらためて単行本で読んでみました。いい! いままでの展開にまさるとも劣らぬスリリングだったりハートウォーミングだったりする展開が続く第8巻です。今回は第9巻に収録されるはずのエピソードから気になる台詞を取り出して...
-
『3月のライオン』の「差別構造」に物語の限界を見る。(5262文字)
コメ0 弱いなら弱いままで。 145ヶ月前
「Something Orange」からの転載記事です。べつに『3月のライオン』を批判しているわけじゃないから(いや、ある意味では批判しているんだけれど)、ファンのひとは怒らないようにお願いします。この議論はけっこうクリティカルなものだと思っていて、なかなか良い記事なのではないかなーなどと自画自賛しています。長い...
-
【無料記事】凡人は天才を破れるか。『3月のライオン』で考える才能論。(3520文字)
コメ15 弱いなら弱いままで。 146ヶ月前
おそらく一部の本物の天才とよほどの楽天家を除いて、だれもが才能の限界を感じ、打ちのめされた経験があるでしょう。この記事はその「才能」、それも「天才的な才能」に打ち勝つことができるのかということをちょっと考えてみたものです。これはぼくにとっても大きなテーマなので、おそらく今後も形を変えて扱うことに...