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「2018年3月11日」
コメ4 草の根広告社 81ヶ月前
春の訪れを最初に感じるのは浜へと続く小径沿いの家々の庭に咲く梅の花だ。さりげなく剪定の行き届いた枝々に咲き誇る薄桃色の小さな花を通るたびに愛でていたせいか今年は娘も通るたびに指を差して「うめ」と口にするようになった。
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「かもめ児童合唱団」
コメ0 草の根広告社 84ヶ月前
半月ほど前だったろうか。熊本の市議会に赤ん坊を連れて行った女性議員のニュースを見た。昨年話題になった「保育園落ちた、日本死ね」と同じく、子を持つ親としても、人間としても気持ちは痛いほど分かった。けれど、その戦い方に対する違和感をどうしても拭うことができなかった。
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「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」
コメ0 草の根広告社 85ヶ月前
「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」 是枝裕和監督の映画『歩いても 歩いても』のキャッチコピーだ。我が身を振り返って、確かにそうだよな、と溜め息をつくこともある。でも後悔はしていない。常識に囚われることなく、自分のペースで、心の思うまま自由に生きて来た証でもあると僕自身は思うからだ。
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「女らしさ、男らしさ」
コメ0 草の根広告社 86ヶ月前
女だったから「鉄の天井」にぶつかった、と都知事は今回の選挙を振り返っていた。女性議員の割合は10%を僅かに越えただけだったと新聞は報じていた。2020年までに(猫も杓子も2020年までにという目標設定はどうなんだろうと思うのだけれど)指導的地位にある女性を3割にするという政府目標を大きく下回ったという評...
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「佐島産か、モーリタニア産か。」
コメ0 草の根広告社 86ヶ月前
選挙報道の影に隠れ、全国ネットのニュース等であまり報じられることはなかったけれど、台風21号による高潮で太平洋側の漁港などでは大きな被害を受けたところが少なくない。
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「本だけが理解者だった」
コメ10 草の根広告社 86ヶ月前
子供の頃は本だけが友達だった。休み時間の教室で、昼休みの図書室で、西日の射し込む団地の六畳間で、いつも本を読んでいた。配られた国語と社会と道徳の教科書は毎年一学期の2週目には熟読し終えてしまっているので授業中はただ聞いているフリをしていた。
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「なんでもない日の夕暮れだった。」
コメ8 草の根広告社 87ヶ月前
朝、血液検査の結果で「尿酸値がまた基準値を上回ってますね」と言われる。上がりやすい体質らしい。また1ヶ月くらいビールの代わりに牛乳かなと落ち込む。家に帰って仕事。半年ほど抱えている原稿の進みが悪い。気分転換にネットニュースを見たら、未来どころか明日が不安になるようなことばかり目につく。昼食の前...
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「非日常と日常の境界線で」
コメ3 草の根広告社 87ヶ月前
どんな〈非日常〉も3日続けば〈日常〉になる。生きてる限り何があっても腹は減るし、生き続ける為にはどんな状況でも生活を続けて行かなければならないのが僕らだ。だから僕らはどんな状況にもやがて順応し、慣れてしまう。時にそのタフネスに感心もするけれど、時にその無神経さに呆れもする。そして、世間ではその...
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「人はなぜ足下のしあわせだけを抱きしめて生きることができないのだろう」
コメ2 草の根広告社 87ヶ月前
どんな〈刺激〉も三日味わえば慣れてしまうと言われている。 11ヶ月になった娘の低刺激なものに囲まれた暮らしぶりを見ていると大人である僕らが如何に日々強い刺激の中で生きているかが分かってゾッとする。テレビ。スマートフォン。テーマパーク。ハリウッド映画。カフェイン。アルコール。ニコチン(僕は吸わな...
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「見つめるということ」
コメ2 草の根広告社 88ヶ月前
雨が上がり、久し振りの斜光が何本も射し込んでいた。待ち焦がれていた8月31日の太陽は低気圧と冷たい雨で訪れることはなく、富士山頂に夕陽が沈む〈ダイヤモンド富士〉も拝むことはできなかったから、身体が太陽に会いたがっていた。仕事を中断し、すぐにランニングウェアに着替え、シューズの紐を結んで走り出した。
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「サムライチャンプルー」
コメ2 草の根広告社 88ヶ月前
たまには外食でもという時、夏場この辺りでは海の家も選択肢のひとつになる。一番近いのは葉山の御用邸前に広がる一色海岸の「BLUE MOON」。葉山の竹だけで組み上げたエコロジーなビーチハウスだ。