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薬屋のひとりごと
大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っているという話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫の能力を買い、帝の寵妃の毒見役に任命する。
人間には興味がないが、毒と薬への執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる後宮での噂や事件。
きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀には事欠かない後宮で
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられ、嫌々ながらもその仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。
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真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
「君は真の仲間ではない──」
最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦力外を言い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう。
「──はぁ、あんときは辛かったなぁ」
レッドが抜けた事で賢者達が大パニックになってるとは露知らず、当の本人は辺境の地で薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが・・・・・・
「私もこのお店で働いていいかな? 住み込みで!」突如かつての仲間であるお姫様が自宅まで訪ねてきて!?
"のんびり楽しい薬屋経営"、"お転婆姫とのイチャイチャ生活"、報われなかった英雄による素晴らしき第2の人生がはじまる!