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ナウル守備隊 知られざる感染症の悲劇 『笹幸恵の軍事トリビア』#49
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小林よしのり著『ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論』の第13章「インカ帝国の滅亡」には、南米大陸に白人がヨーロッパから持ち込んだ感染症が瞬く間に広がり、...
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玉川徹と大本営作戦参謀・辻政信の共通点 『笹幸恵の軍事トリビア』#48
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テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」のレギュラーコメンテーターとして、最近は新型コロナの恐怖を煽りまくることに余念のないテレ朝社員・玉川徹。彼...
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縁の下の力持ち「海軍設営隊」~建設部隊が戦局の帰趨を決した!? 『笹幸恵の軍事トリビア』#47
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ゴー宣道場開催に欠かせない、当日の会場設営、警備等の運営を担う門下生有志のボランティアを、「設営隊」という。始めた頃から、誰言うとなくいつの間にか...
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政府のコロナ対策は「戦力の逐次投入」に非ず 『笹幸恵の軍事トリビア』#46
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新型コロナウイルスへの政府の対応を批判して「旧日本軍の『戦力の逐次投入』と同じだ」という人がいる。「羽鳥慎一モーニングショー」の玉川徹がそう発言し...
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コロナと空気と日本軍~あらためて『「空気」の研究』を読む 『笹幸恵の軍事トリビア』#45
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新型コロナウイルスをめぐって、日本中が異様な「空気」に支配されている。自粛すること、家にいることこそが正義と疑いなく信じ込まれ、異論が言えない。レ...
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戦場と性~伊藤桂一『兵隊たちの陸軍史』より 『笹幸恵の軍事トリビア』#44
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小林よしのり著『慰安婦』(幻冬舎)発売中!そこで今回は、実際の兵隊の目を通した慰安婦とはどういうものだったのかを、笹さんの「バイブル」だという名著...
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軍隊符号あれこれ~私の密かな楽しみ教えます♪ 『笹幸恵の軍事トリビア』#43
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「軍隊符号」とは、陸海軍のそれぞれの部内だけで使用された略号や記号のこと。作戦上の地図などに、部隊などの正式名称をいちいち書き込むわけにはいかない...
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紀元二千六百年 ~人々はどのような生活を送っていたか 『笹幸恵の軍事トリビア』#42
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紀元二千六百年とは、神武天皇が即位してから2600年とされる年で、昭和15年・1940年のこと。ちなみに今年・令和2年は紀元2680年ということになる。昭和15年と...
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クエゼリン玉砕 マーシャル諸島の戦いと今 『笹幸恵の軍事トリビア』#41
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中部太平洋戦線、タラワ・マキンで多大な犠牲を強いられた米軍は、次に日本の信託統治領だったマーシャル諸島・クエゼリン環礁の攻略を目指した。ここは米軍...
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極限状態で人はどうなる?~『「戦争」の心理学』から 『笹幸恵の軍事トリビア』#40
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今回は少し趣向を変えて、戦闘時の心理と生理について徹底的に研究した本、デーヴ・グロスマン著『「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム』(二見...
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恐怖の島タラワ 米軍の反攻~ガルバニック作戦 『笹幸恵の軍事トリビア』#39
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戦況の悪化によって昭和18年(1943)9月、「絶対国防圏」が策定された。そして同年11月、太平洋における最東端の占領地・タラワでの戦闘が行われた。「絶対国...
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ソロモン・ニューギニア戦線 知っておきたい3人の指揮官 『笹幸恵の軍事トリビア』#38
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今回は、語り伝えたいソロモン・ニューギニア戦線の3人の指揮官の話。日本陸軍の指揮官には、作戦のミスやその責任を取らなかったことなどで、後世まで非難し...
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南方戦線とトイレの話~便所の数で兵力判定!? 『笹幸恵の軍事トリビア』#37
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今回はちょっと趣向を変えて、題材を「トイレ」に絞ったお話。南方の戦跡取材に行く際、もちろんそこにトイレなどない。だからといって、水分をとらずに我慢...
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ダンピール海峡と魔のサラワケット ~東部ニューギニア 苦難の51連隊 『笹幸恵の軍事トリビア』#36
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今回お届けするのは、東部ニューギニア戦線のごく一部の戦闘経過。ごく一部でありながら、そこに端解されるのは悲惨に次ぐ悲惨!ラバウルから東部ニューギニ...
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又も負けたか八連隊~大阪第4師団は強かった?弱かった?『笹幸恵の軍事トリビア』#35
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日本陸軍、特に歩兵は「郷土連隊」といって、各地域ごとに組織され、同郷の者によって隊を組んでいた。そのため連帯感があり、それが強さにつながったとも言...
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真珠湾攻撃とミッドウェー海戦の間~いったい海軍は何をしていたの?『笹幸恵の軍事トリビア』#34
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歴史を見る場合、つい大きなトピックスだけをぶつ切りで取り出し並べるということをやりがちになる。しかしそれでは、その間に何があり、どう動いた結果次の...
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軍隊めしたき物語(陸軍編)~腹が減っては戦はできぬ!『笹幸恵の軍事トリビア』#33
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軍隊の食事事情は、陸軍と海軍では全く違っていた。というわけで、前回の「海軍編」に続いて今回は陸軍について。陸軍は海軍と違って調理専門の兵はいない。...
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軍隊めしたき物語(海軍編)~腹が減っては戦はできぬ!『笹幸恵の軍事トリビア』#32
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今回は軍隊と「ごはん」のお話。軍隊における食事事情は、海軍と陸軍では全然違う。まず今回は、海軍のお話。海軍の食事といえば有名なのは「海軍カレー」。...
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「墓島」と呼ばれたブーゲンビル島~北部ソロモン、孤立無援の島『笹幸恵の軍事トリビア』#31
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今回は、悲劇の戦史シリーズ。ソロモン諸島北部のブーゲンビル島は、戦時中はドイツ語読みで「ボーガンヴィル島」、略して「ボ島」と呼ばれていた。この島で...
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『機密戦争日誌』に綴られた苦悩~昭和16年8月の大本営指導班~『笹幸恵の軍事トリビア』#30
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今回は、『機密戦争日誌』という史料を読み解く。この史料は、陸軍参謀本部に設けられた、長期的・総合的な観点から国策の企画・立案を行う「戦争指導班」の...
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『戦時下標語集』をチラ見する 『笹幸恵の軍事トリビア』#29
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大東亜戦争中のポスターなどに記された様々な標語を集めた『戦時下標語集』という本がある。その中から、目を引いたものをご紹介。企業広告の宣伝文句から、...
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会員無料 地名ですかね? 地名 アカン、別のイメージ 艦これやってれば大体 平和島 自衛隊は潜水艦を重視 海兵で成績の悪かった 軍事予算は使い放題 笹さん、潜水艦もちょ 潜水艦の扱いはとても16:11
艦名のナゾに迫る!~戦艦「大和」はなぜヤマト? 『笹幸恵の軍事トリビア』#28
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旧日本海軍の軍艦といえば、「大和」「武蔵」「長門」等々。重巡洋艦は「妙高」「足柄」等、航空母艦は「蒼龍」「飛龍」等…実はこれらの名前には、艦の種類に...
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キスカ島撤退作戦~奇跡の「ケ」号作戦 『笹幸恵の軍事トリビア』#27
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前回紹介した「最初の玉砕」、昭和18年5月のアッツ島の戦い。大本営はアリューシャン諸島の放棄の決定の際、アッツは全滅させる代りに、隣のキスカだけは何と...
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アッツ島の戦い~「玉砕」第一号となった山崎部隊 『笹幸恵の軍事トリビア』#26
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日本軍の戦況が不利になって以降、部隊が全滅する事態は既に起こるようになっていたが、大本営がこれを「玉砕」という言葉で表したのは、昭和18年5月のアッツ...
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日本の敗戦に何を思うか 『戦中派不戦日記』(山田風太郎)から 『笹幸恵の軍事トリビア』#25
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今年ももうすぐ8月15日がやってくる。昭和20年の8月15日、人はどんな気持で過ごしたのか?それを今に伝えるのが、有名・無名様々な人が書いた、当時の日記で...
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モリカケ問題と大本営発表 お偉いさんは軍部にそっくり!? 『笹幸恵の軍事トリビア』#24
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モリカケ問題で、加計学園の理事長がどさくさ紛れの記者会見を行ったが、あれを見て納得した人などいるだろうか?むしろ、なぜあんな嘘を平気で言えるのだろ...
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ホントはすごい!?「憲兵」の話 『笹幸恵の軍事トリビア』#23
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軍隊の話の中には、よく出てくる「憲兵」。言葉だけは知っているけれども、よくその実態は知らない、なんとなく「怖くて威圧的な存在」といった「悪役」のイ...
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ポジティブリストとネガティブリスト 自衛隊の【交戦規定】について 『笹幸恵の軍事トリビア』#22
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早稲田大学教授で、今日の憲法学者の第一人者ということになっている長谷部恭男氏が、新刊『憲法の良識』(朝日新書)で、こんなことを言っている。〈自衛隊...
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軍法会議ってなあに? 『笹幸恵の軍事トリビア』#21
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ゴー宣道場でも憲法についての議論が進んでいるが、その際にときどき話題になる「軍事裁判所」、またの名を「軍法会議」。自衛隊は「軍法会議」を開くことが...
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『アーロン収容書』のココが魅力!~過去と向き合うきっかけを作ってくれた本~ 『笹幸恵の軍事トリビア』#20
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笹幸恵さんが戦史に興味を持つきっかけとなったのは、1冊の本との出会いだった。その本とは、会田雄次著『アーロン収容所』(中公新書)大学時代、それまで先...
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ポートモレスビー攻略作戦~東部ニューギニア戦線、悲劇の幕開け~ 『笹幸恵の軍事トリビア』#19
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大東亜戦争で日本が劣勢に回ったターニングポイントとなったガダルカナル戦とほぼ同じ頃、東部ニューギニア戦線でも大変なことが起きていた。日本軍は、豪州...
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陸軍に「船乗り」がいた!? ~陸軍船舶兵「暁部隊」のナゾ 『笹幸恵の軍事トリビア』#18
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以前紹介した、「軍隊に鉄道マンがいた」にも匹敵する、日本軍のびっくり存在、「陸軍に船乗りがいた」!陸軍兵の輸送任務を行うために設けられた「陸軍船舶...