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終わりのセラフ
ある日突然、未知のウイルスにより世界は滅びた。
生き残ったのは子供だけ。そして、その子供たちは地の底より現れた、吸血鬼たちに支配された。
百夜優一郎は、家族同然の絆を持つ百夜ミカエラら孤児たちと、吸血鬼に血を捧げることで生きていた。
家畜同然の扱いに耐えかねた優一郎は、ミカエラや幼い孤児たちと共に、外の世界へと脱出を図るが……。
時は4年後。百夜優一郎は日本帝鬼軍の吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」に入隊。
恐るべき吸血鬼たちとの戦いに、その身を投じていく…!!
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いつか天魔の黒ウサギ
取り戻す。78840時間分の君を。
愛に導かれし者たちが戦う、学園リバース・ファンタジー
宮阪高校1年生、鉄大兎。自分は人生の主役で、頑張れば報われるなんて幻想は、もう信じていない。彼の毎日は、ずっと平凡に消費さ
れると思っていた。でも彼は忘れていた。
"彼女"の笑顔。交わした"約束"。血肉に溶けた"呪い"。大切な記憶は、なぜ奪われたのか?
それでも失われたはずの記憶の中で、"彼女"は微笑む。
「私の毒をあなたに入れる。決して離れられなくなるように」
9年前、まだ幼かった大兎は、人外の少女≪最古の魔女(ヴァンパイア)≫サイトヒメアと出会い、彼女とある"約束"を交わしていた。
そのために、ヒメアは78840時間という、気の遠くなるほどの長い年月、囚われの身となり続けていたのだ。大兎がヒメアの記憶を失く
し、平凡に堕ちている間、ヒメアを巡るいくつもの陰謀が蠢いていた。超絶的な魔術の力と凶剣(スペルエラー)を
持つ生徒会長、紅月光。キスで月光に縛られた雷の悪魔・美雷。平凡な毎日を破壊する者たちが、ヒメアを巡る環に連なり、次々と大
兎の前に姿を現す。"15分に7回"。
大兎がヒメアとの"約束"を思い出したその時。平凡だった彼の日常は、大きく歪み始める。
死よりも重い、その"約束"を、もう二度と違えないために、大兎は想像を絶する戦いに足を踏み入れていく!
ヒットメーカー 鏡貴也の大ベストセラーを、豪華スタッフ&キャストが映像化!