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遠くでずっとそばにいる
狗飼恭子の同名小説をTV「ウェルかめ」、「みなさん、さようなら」の倉科カナ主演で映画化したオール秋田ロケによる恋愛ミステリー。
事故で10年分の記憶を失い、意識だけが高校生時代の自分に戻ってしまった27歳のヒロインが、周囲の協力を得ながら10年間の謎を少しずつ解き明かしていく中で、思いがけず苦く切ない過去と向き合うことになるさまを描く。
共演に中野裕太、伽奈。監督は「13階段」「夜のピクニック」の長澤雅彦。
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なぞの転校生
東西山高校二年の岩田広一と香川みどり。ある日下校途中で、空に上がっていく流れ星を発見する。
なぜ流れ星が上がるのか?翌日みどりは学校で光る人影を目撃し、校内は幽霊話一色に。そんな折、
突然、山沢典夫という少年が現れた。典夫は広一の隣に住む江原さんの孫だというのだが、典夫が現
れると同時にその周囲ではおかしな出来事が頻発し始める…。謎の転校生の典夫と広一、そしてみど
りの人間模様を軸に、彼がなぜこの世界にやってきたのか、そしてその目的が次第に明らかになって
いく。
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夜のピクニック
第2回本屋大賞に輝いた恩田陸の同名ベストセラーを映画化。24時間、夜を徹して80キロを歩き続ける学校の伝統行事“歩行祭”に参加した高校生たちが繰り広げるほろ苦くも甘酸っぱい青春模様を等身大かつノスタルジックに描き出す。主演は「ルート225」の多部未華子。監督は「青空のゆくえ」の長澤雅彦。
夜を徹して80キロを歩き通す高校生活最大のイベント“歩行祭”。3年生となり、今年が最後の歩行祭となる甲田貴子は、一つの賭けを胸にこの特別な日を迎えた。それは、一度も話したことのない同じクラスの西脇融に話しかけること。普通の人には簡単なことが、貴子と融の間ではそうはいかなかった。その理由は、貴子が親友の美和子や杏奈にさえ隠し続けるある秘密にあった。一方、妙に意識し合う貴子と融の関係を勘違いしているクラスメイトたちは、この歩行祭の間に2人をくっつけようと躍起になっていた。