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めだかボックス アブノーマル
風紀委員長「雲仙冥利」との戦いに勝利した
「黒神めだか」。この戦いによって、箱庭学
園は「フラスコ計画」を巡る新たなる戦いの
火蓋が切られた。目安箱により、箱庭学園理
事長「不知火袴」総帥に呼び出されためだか
は、新たな依頼を受ける。雲仙の戦線離脱を
理由に、自分の主宰するプロジェクトに参加
してほしいとめだかに頼む不知火袴。「私は
便宜上、それを「フラスコ計画」と呼んでい
ます。」『十三組の十三人』を擁する「不知
火袴」の野望、天才を人工的に作り出すこと
―――。『十三組の十三人』の王土により、フ
ラスコ計画の全貌を聞かされためだかはある
決意をする。「生徒会長権限を発動させる
ぞ、善吉よ。フラスコ計画を今日中に叩き潰
す!!」
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めだかボックス
容姿端麗・最強無敵の生徒会長「黒神めだ
か」が、問題解決!箱庭学園第98代生徒会長
となった一年十三組の「黒神めだか」は、選
挙戦での公約通り「目安箱」を設置する。
「貴様たちの夢は貴様たちの所有物だ。自ら
挑み自ら叶えよ。しかし貴様たちの悩みは私
の所有物だ。ひとつ残らず私に貢げ!!」生
徒たちから投書された案件を幼馴染の「人吉
善吉」と共に解決していくめだか。目安箱
は、「めだかボックス」などと呼ばれ、生徒
たちから好評を博していた。
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FORTUNE ARTERIAL
桜舞う四月。
俺-支倉孝平-は、記念すべき10回目の転校を果たした。
新しい学舎は修智館学院。
かなりの進学校だとか、キリスト教精神に基づく伝統校だとかは
割とどうでもよくて
いちばん大切なのは《全寮制》だってこと。
これなら、転勤族の親父に連れ回されることもない。
俺はようやく自由を手に入れたのだ。
寮の一室で目覚め、友人と登校。
充実した授業を受け、帰寮。
夜は思い思いの時間を過ごし、就寝。
そんな、落ち着いた毎日が待っているはずだったのだが……
気力体力ともに溢れる副会長、
はかなげで清楚な後輩、
ミステリアスなクラスメート、
常識から大きく外れた寮長、
気苦労の絶えない幼なじみ、
知り合ったのは個性的すぎる人ばかり。
賑やかにならないはずがない。
転校ばかりの過去に置き忘れたものも
得ることができなかったものも
ここでなら、取り戻せる気がする。
今はまだ、おぼろげな形しか見えないけれど。