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マンガの80年代から90年代までを概観する:その55(1,730字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 30ヶ月前
ぼくは最近、1970年代後半についてよく考えている。なぜなら、この時代の捉え方が、とても難しいからだ。1970年代後半の日本は、オイルショックの暗さから、バブルの華やかさに急転換した。そういう鮮やかな変容は、他の時代にはあまり見ない。ただ、それなりに近い1950年代前半に、同じような急転換がある。それは、戦...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その54(1,624字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 30ヶ月前
1977年は、時代の転換点だった。このとき、社会は変わった。また、マンガも変わった。では、社会は、そしてマンガは、どう変わったのか?今回は、その変容に迫ってみたい。1977年を象徴するものはなんだろう?そう考えたときに、真っ先に思い浮かぶのが「スーパーカー」だ。1976年から1977年にかけて、日本は空前のスー...
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また飲酒運転で逮捕! 元祖ディーバ、サニーの“暴走”人生
コメ2 Dropkick 30ヶ月前
アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはまた飲酒運転で逮捕! 元祖ディーバ、サニーの“暴走”人生です!<1記事から買...
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90年代ノスタルジーに”懐かしい”という声が続出! 現代版「チップとデール」最新作の見どころは?
コメ0 【無料】ガジェット通信ブロマガ 31ヶ月前
ディズニーの名コンビチップとデールが帰ってきた!絶妙なコンビネーションと愛くるしい見た目で世界中を虜にしたシマリスのコンビが、今度は現代のロサンゼルスで大冒険。彼らの新たな物語を描く『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』がオリジナル長編映画...続きを読?
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90年代ノスタルジーに”懐かしい”という声が続出! 現代版「チップとデール」最新作の見どころは?
コメ0 ガジェ通 31ヶ月前
ディズニーの名コンビチップとデールが帰ってきた!絶妙なコンビネーションと愛くるしい見た目で世界中を虜にしたシマリスのコンビが、今度は現代のロサンゼルスで大冒険。彼らの新たな物語を描く『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』がオリジナル長編映画...続きを読?
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小花美穂・槇村さとる──憧れる娘(後編)|三宅香帆
コメ0 PLANETS Mail Magazine 31ヶ月前
今朝のメルマガは、書評家の三宅香帆さんによる連載「母と娘の物語」をお届けします。1990年代の少女漫画に登場するようになった「自由な母親」は母娘関係にどんな変化を与えたのか。1994年に連載が始まった『イマジン』などの作品から考察します。前編はこちら。三宅香帆 母と娘の物語第八章 小花美穂・槇村さとる──...
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平成を「ヒット曲」から振り返る(後編)|柴那典
コメ0 PLANETS Mail Magazine 31ヶ月前
本日のメルマガは、音楽ジャーナリスト・柴那典さんと宇野常寛との対談(後編)をお届けします。音楽バブルとでも言うような1990年代から一転、「大衆的」なものが捉えにくくなったゼロ年代からの音楽シーンを分析し、現代のアングラカルチャーからオルタナティブな感性が現れる可能性について論じます。前編はこちら。...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その53(1,905字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 31ヶ月前
オイルショックは、1973年に第四次中東戦争が勃発し、OPECが原油価格を引き上げたことによって起こった。石油頼みの経済構造だった日本社会は、それによってパニックに陥ったのだ。この頃の日本は工業立国で、工場の操業に不可欠なエネルギーははほとんど石油に頼っていた。だから原油の高騰は大きな痛手で、全ての工場...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その52(1,958字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 31ヶ月前
60年代は、世の中がかなり野蛮に推移した。活気はあったが、神経をすり減らすようなとげとげしさが支配していた。そうした時代に、赤塚不二夫のマンガは処方箋になった。きつい毎日を、明るいギャグでなんとか慰めることができたからだ。忘れることができた。それは、一種の麻薬のようなものだった。前回の記事で、「こ...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その51(2,184字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 31ヶ月前
今回は1950年代について見ていく。というのも、赤塚不二夫というマンガを生み出した背景が、あるいはその揺りかごのようなものが、この時代にあると考えるからだ。ところで、赤塚不二夫以前にギャグマンガというのは存在しなかった。もちろん、笑いやユーモアはあったが、赤塚のようなスタイル、あるいは思想的背景――哲...
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JR浜松町駅から芝大門、増上寺へ 〈前編〉|白土晴一
コメ0 PLANETS Mail Magazine 31ヶ月前
リサーチャー・白土晴一さんが、心のおもむくまま東京の街を歩き回る連載「東京そぞろ歩き」。今回はJR浜松町駅周辺から増上寺へ向かって歩きます。徳川将軍家の菩提寺として知られる増上寺。建設に関わった"ニコニコ銀行王"牧野元次郎のエピソードからは意外な歴史が紐解けるようです白土晴一 東京そぞろ歩き第13回 JR...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その50(1,541字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 32ヶ月前
50年代から60年代にかけて、日本ではモダン・ジャズがブームになった。モダン・ジャズというのは、いわゆるマイルス・デイヴィスが創始し、極めたジャンルのことだ。タモリは1945年の生まれで、福岡で育った。1958年に中学生となるが、その頃からラジオばかり聞いていた。おそらくそこでモダン・ジャズ、あるいはマイル...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その49(1,747字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 32ヶ月前
赤塚不二夫という人は、調べれば調べるほど面白い。赤塚不二夫は、タモリに大きな影響を与えた。これは多くの人が知るところだ。と同時に、松本人志にも大きな影響を与えている。これは意外と知られていない。松本人志は、年代が異なるので、活躍していた時期の赤塚不二夫と直接会ったわけではない。しかし彼は、子供の...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その48(1,747字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 32ヶ月前
第二次世界大戦とその敗戦が日本人に与えた影響は計り知れないくらい大きい。あまりに大きすぎて、ほとんどの人がそれを直視できず、無意識下に押しやった。おかげで、今ではほとんどの人がそのことを忘れ、表面的には影響が勘案されることがない。歴史も文化もそこで分断されてしまっている。従って、戦後生まれの人は...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その47(1,756字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 32ヶ月前
マンガは、人間の無意識につながりやすい。しかも、フィルターなしでダイレクトにつながりやすい。それがマンガという表現形式(メディア)の最も大きな魅力の一つだ。だから、ある一個人が自分の無意識を表現したいとき、マンガはとても適している。また、誰かの無意識を受け取りたい読者にとっても、マンガは最適なの...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その46(1,964字)
コメ1 ハックルベリーに会いに行く 32ヶ月前
赤塚不二夫のマンガの最も重要なモチーフは「父」である。特に「父の失権」だ。権力を失った父の、その落ちぶれた様を笑う――というのが、赤塚マンガの基本構造である。その根底には、強烈な父親差別(かつ愛憎)がある。「笑い」というのは、このように差別構造の上にしか基本的に成立しない。しかしながら、弱者を差別...
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「僕といっしょ」「ヒミズ」「シガテラ」など古谷実先生の電子書籍コミックス第1巻が無料! 「行け!稲中卓球部」は1~
コメ0 【無料】ガジェット通信ブロマガ 32ヶ月前
90年代ギャグ漫画の金字塔とも言える、古谷実先生の「行け!稲中卓球部」。アニメ化もされ人気を博した。「週刊ヤングマガジン」での連載は大人気の中で突然あっさりと終了し、コミックスは全13巻となっている。3月16日現在、Amazonの電子書籍で1~3巻が無料...続きを読?
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「僕といっしょ」「ヒミズ」「シガテラ」など古谷実先生の電子書籍コミックス第1巻が無料! 「行け!稲中卓球部」は1~
コメ0 ガジェ通 32ヶ月前
90年代ギャグ漫画の金字塔とも言える、古谷実先生の「行け!稲中卓球部」。アニメ化もされ人気を博した。「週刊ヤングマガジン」での連載は大人気の中で突然あっさりと終了し、コミックスは全13巻となっている。3月16日現在、Amazonの電子書籍で1~3巻が無料...続きを読?
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齋藤彰俊インタビュー②「W★ING参戦、新日本プロレスvs誠心会館」
コメ6 Dropkick 33ヶ月前
齋藤彰俊インタビュー第2弾は「W★ING参戦、新日本プロレスvs誠心会館」です!(聞き手/ジャン斉藤)前回はこちら齋藤彰俊インタビュー「名古屋の街の風紀を正していた高校時代」【1記事から購入できるバックナンバー】・【90年代・灰色の狂気】木村浩一郎「FMWとリングスで俺はこの業界をナメてしまったんですよ」・W☆I...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その45(2,119字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 33ヶ月前
1945年に戦争が終わってから後、1946年から1950年までの5年の間、日本はきわめて混迷した状況の中に置かれていた。特に経済が混迷し、貧乏が全国を覆い尽くしていた。また、1950年頃になると日本全国で労働争議が頻発するようになり、世の中が騒然とし始めた。このままでは貧しさに耐えかねて共産主義国になってしまうの...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その44(1,727字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 33ヶ月前
赤塚不二夫のマンガは今ではもうすっかり読まれなくなった。『おそ松くん』や『天才バカボン』のアニメが再放送、あるいは再評価されることもなくなった。『おそ松くん』は、数年前に『おそ松さん』のタイトルでリバイバルヒットした。ただ、あれは本来の『おそ松くん』とはまた別の何かだ。赤塚不二夫とそのマンガは、...
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トランスフォーマー(8)「ゴリラが守った時代、ティラノサウルスの描いた夢」(後編)|池田明季哉
コメ0 PLANETS Mail Magazine 33ヶ月前
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんによる連載『"kakkoii"の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。玩具としての「トランスフォーマー」シリーズのプロダクト展開から、引きつづき時代の意志の変遷を読み解きます。「トランスフォーマー」の歴史を塗り替える存在として、1990年代後半に登場した「ビーストウォーズ...
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トランスフォーマー(8)「ゴリラが守った時代、ティラノサウルスの描いた夢」(前編)|池田明季哉
コメ0 PLANETS Mail Magazine 33ヶ月前
デザイナー/ライター/小説家の池田明季哉さんによる連載『"kakkoii"の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝』。玩具としての「トランスフォーマー」シリーズのプロダクト展開から、引きつづき時代の意志の変遷を読み解きます。「トランスフォーマー」の歴史を塗り替える存在として、1990年代後半に登場した「ビーストウォーズ...
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中華圏ゲームの発展史:2000〜2010年代前半編(前編)|古市雅子・峰岸宏行
コメ0 PLANETS Mail Magazine 33ヶ月前
北京大学助教授の古市雅子さん、中国でゲーム・アニメ関連のコンテンツビジネスに10年以上携わる峰岸宏行さんのコンビによる連載「中国オタク文化史研究」の第11回(前編)。ゼロ年代から2010年代前半の中国における、ゲーム産業の発展史を辿っていきます。当初は一部のコアユーザーによる消費に限られていた国内ゲーム...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その43(1,761字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 33ヶ月前
人間というものは、自分が生まれつきできる得意なことを、他人ができなくてもなんとも思わない。例えば、生まれつき工作の得意な大工は、弟子が不器用でも、「才能がないんだな、かわいそうに」で済ませてしまう。こういう親方は、えてして有能な弟子を育てる。ところが、自分も生まれつきそれができず弱点としていたも...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その42(1,693字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 33ヶ月前
赤塚不二夫は、23歳になる年の1958年、秋田書店の「漫画王」という雑誌に『ナマちゃん』を掲載する。これが好評だったためそのまま連載になり、彼の「ギャグマンガデビュー作」となった。その後、それまで描いていた少女マンガと並行しながら、ギャグマンガをぽつぽつと発表していく。そこで、更なる転機となったのは196...
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セガファン&縦シューファン垂涎!『アストロシティミニ V セガトイズ.comセット』特典詳細発表
コメ0 ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」 34ヶ月前
セガトイズは、2022年夏に発売予定の、縦画面アーケードゲームを収録した『アストロシティミニ V セガトイズ.comセット』の特典詳細情報を発表した。同セットは、同社のECサイト「セガトイズ.com」限定発売の特別セットで、税込価格は3万2780円。『アストロシティミニ V』本体のほか、「アストロシティミニ V スペシャ...
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セガファン&縦シューファン垂涎!『アストロシティミニ V セガトイズ.comセット』特典詳細発表
コメ0 ゲーム実況ブロマガ 34ヶ月前
セガトイズは、2022年夏に発売予定の、縦画面アーケードゲームを収録した『アストロシティミニ V セガトイズ.comセット』の特典詳細情報を発表した。同セットは、同社のECサイト「セガトイズ.com」限定発売の特別セットで、税込価格は3万2780円。『アストロシティミニ V』本体のほか、「アストロシティミニ V スペシャ...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その41(2,190字)
コメ1 ハックルベリーに会いに行く 34ヶ月前
赤塚不二夫は1935年の生まれだ。満州で生まれ、暮らしていたが、終戦によって日本に引き揚げる。憲兵だった父親はシベリア送りとなったため、母親の実家を頼って奈良に引っ越す。この頃、お金がなくて苦労し、また学校でもいじめられたという。そんなときに手塚治虫の『ロストワールド』を読み、マンガ家になることを決...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その40(2,074字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 34ヶ月前
トニー谷は、1950年頃に急激に人気が出た。戦後5年だ。ところが、1955年頃(戦後10年)になると、もう人気が下がっていた。きっかけは、朝鮮戦争の特需によって、1954年から高度経済成長が始まったことだ。これによって、世の中があっという間に豊かになった。それに伴って、ニヒリズムは以前ほどもてはやされなくなった...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その39(1,985字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 34ヶ月前
ニヒリズムという思想は、現代の人々にはほぼ忘れ去られている。しかし終戦から70年安保の頃くらいまで、若者の間にはその嵐が吹き荒れていた。とにかく、ニーチェが流行りまくった。若者は、一も二もなくニーチェを読んだ。『おれは鉄兵』という、ちばてつやが1970年代(つまりニーチェの流行が終息した直後)に描いた...
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Netflixが『料理の鉄人』のフォーマットをベースにした新シリーズ「Iron Chef: Quest for an Iron Legend」を発表
コメ0 ガジェ通 34ヶ月前
1月20日、1990年代にフジテレビで放送されていた『料理の鉄人』のフォーマットをベースにした新シリーズ「Iron Chef: Quest for an Iron Legend」をNetflixが発表しました。配信予定は2022年とのことで、エピソード数...続きを読?