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明治東亰恋伽
赤い満月の夜、女子高生の綾月芽衣は、妖しげな奇術師チャーリーのマジックに誘われ箱の中へ。目を覚ますとそこは、明治時代の「東亰」だった!
戸惑う芽衣を助けたのは、森鴎外と菱田春草。言われるがまま馬車に乗せられ、着いたところは鹿鳴館。高官たちが集う華やかな舞踏会の場で、泉鏡花、川上音二郎、小泉八雲、藤田五郎といった歴史上の人物たちと出会う。
この世界では、日没から明け方の「朧ノ刻(おぼろのとき)」に、「物の怪」たちが姿を現す。その姿を見ることができる者は「魂依(たまより)」と呼ばれ、芽衣もこの力を持っていた。慣れない生活の中、彼らと触れ合い芽生えていく恋心。「魂依」の力は、芽衣と彼らをより強い絆で結びつけていく。
しかし、現代に戻るチャンスは一か月後の満月の夜。芽衣が選ぶのは現代か、それとも……
少し不思議な明治の東亰で、時を越えた恋の物語が開花する――
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実在性ミリオンアーサー
『エクスカリバー』は王の器を量る天秤である。
その器に足ると思う者は剣の柄を握るが良い。
王の器の証明と共に、ブリテンの命運はその腕に託されるであろう。
四方を海に囲まれた大地「ブリテン」──。
『外敵』による侵略の魔の手に脅かされ、さらに、国内では『11人の支配者』が争いを繰り広げていた。
人々は待ち望んでいる。外敵を退け、ブリテンを統べる真の王の誕生を。
そして今、約100万本目のエクスカリバーが抜かれようとしている。
聖剣と円卓を手に、『湖』より生み出される『騎士』達と共に戦うアーサーの物語が動きはじめる──。