BLOOD-C
セーラー服の少女・小夜のビジュアル、ハイクオリティな映像で国内外から高い評価を得た、映画「BLOOD THE LAST VAMPIRE」(2000年)。
“少女が刀を使って翼手を斬る”というコンセプトはそのままに設定を一新したTVアニメーション「BLOOD+」(2005年)。
「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンがサヤ役を務めたに実写映画「LAST BLOOD」(2009年)。
長い年月にわたり、さまざまな広がりを見せる「BLOOD」シリーズ。
「ツバサ」「×××HOLiC」「こばと。」など数多くのヒット作を生み出し、
TVアニメーション「コードギアス」シリーズのキャラクター原案も担当した超人気マンガ家集団「CLAMP」。
新連載「GATE 7」(ジャンプSQ.)も発表し、ますます活躍の場を広げている。
BLOOD×CLAMP。
夢のコラボレーションが生んだ全く新しい「BLOOD」、
オリジナルアニメーション「BLOOD-C」 遂に始動──。
BLOOD THE LAST VAMPIRE
1966年、秋。ベトナム戦争最中の、日本の中のアメリカ-米空軍・横田基地。ファントムF4戦闘機があわただしくスクランブル発進する基地周辺を殺伐とした空気が包む中、街では不審な自殺が相次いでいた。地下鉄・銀座線、浅草行最終電車。殺風景な車両にたたずむひとりの少女。大人をも射すくめる強い眼差しと、堅く結ばれた唇が秘めた意思を物語る-彼女の名は小夜(SAYA)。人間社会に身を潜めた吸血鬼<翼手>を倒すため、<組織>が送り込んだ救世主。セーラー服に身を包んだ小夜は、日本刀を武器に基地内のアメリカンスクールに潜入したが・・・