どうも皆様、FB777でございます!


本日は「怖い話」ということで、私が小さい頃に亡くなった爺ちゃんの話をしたいと思います!


爺ちゃんは昔、いとこの家に住んでいて、
僕が遊びに行ったときは優しくしてもらってました。


そんな爺ちゃんもいつしか入院してしまい、病気で亡くなってしまったんです。
年齢を考えると大往生だったと思います。


爺ちゃんのお葬式を終えて、私は通夜の晩、いとこの家に泊まりました。



そんな通夜での出来事です。



夜23時くらいだったでしょうか。
突然、いとこの家のチャイムが鳴り響いたのです。



こんな夜更けに?



不審に思いました。


応対しにいったのはいとこのお母さん、つまり私FBからするとおばさんです。
いとこの家は築年数こそ古いものの、立派な2階建ての一軒家で、
玄関の横にリビングがあります。
ちなみに玄関の前には、ほどほどの広さの庭があります。


リビングから玄関まではさほど距離もないため、
リビングにいたおばさんが玄関まで行くのにかかった時間は数秒程度だったと思います。


ところが、おばさんの呼びかけに返事はなく、
ドアの覗き穴から外を見ても誰もいないとのこと……。


こんな夜更け、しかも住宅街のど真ん中です。
いたずらというのも考えにくい気がしました。


結局、おばさんは戻ってきたのですが、その数分後、
また玄関のチャイムが鳴ったのです。



これはさすがにおかしい。



そう思った僕はおばさんと一緒に玄関に向かいました。


二度目だったこともあって、
一度目よりもすばやく玄関前まで移動したのですが、
外に人の気配は感じられません。


用心しながら少しドアを開いてみたのですが、
玄関の前の庭にも人影はまったくありませんでした。
どこか隠れられそうな場所もありません。



この怪奇現象はなんだ!?



僕はその謎を解くために玄関で待つことにしました。
二度あることは三度あるっていいますからね!



案の定、数分してからまたチャイムが鳴りました。
鳴るまでの間に人の気配や音はまったくありませんでした。


というか、玄関の横にはスモークガラスがあって、
人がくれば影が映るです。


でも何も映っていない!


僕はすかさずドアを大きく開けました。


ピンポーンとチャイムが鳴るのと同時に、
ガチャッ! と。


すると、外の空気が家の中にサァーという感じで入ってきました。
体ではっきり感じるくらいの風でしたね!


ドアを開けたものの、玄関先には誰もいませんでした。
庭にも出たし、その前の道路にも出てみましたが、
人影らしきものはまったくありません。


あきらめてリビングに戻り、
おばさんに報告すると、


「爺ちゃんが帰ってきたのかもしれないねぇ」


とおばさんはつぶやきました。


結局、その後、
四度目のチャイムが鳴ることはありませんでした。


もしかしたら、
あのとき体に感じた風が爺ちゃんだったのかもしれませんね。


幼いころの貴重な話も聞けるかも…?
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