• いぬのえいが

    2019-09-21 13:32
    いぬのえいが 著者 竹内 清人

    原作は「ポチは待っていた」という映画らしい。


    さて、忘れないうちにレヴューを。

    始まりは一家離散し、夜逃げする家族のもとに居た【いぬ】が置いていかれた話。

    後に、差し押さえ業者に遊んでいたボールは【いぬ】に渡される。

    野良と間違えて駆除されないように首輪をつけてあげたのは、業者の優しさ。


    本作は【いぬ】パートと群像劇。(あってるんか?)


    舞台は変わり、最初に愛情を与えてくれたのは小学生の少年。

    少年は病気を患っていて、大人にはなれないと思っていた。


    一人孤独で過ごす中、自分の中で秘密基地のような場所に【いぬ】が入り込む。

    邪魔だなと思いつつも、お腹が減ったため、ポケットに手を入れると小遣い100円があり、一旦その場から離れる。

    おばあさんの作ってくれた飯は残す予定だったから、パンでも食べて腹を満たそうとし、ベーカリーでアンコパンを買う(70円)

    そして戻ると【いぬ】はまだ居る。食べようとするも、結局犬の熱意に負け全部渡してしまう。そして【いぬ】も孤独であると知り、彼は【いぬ】に【ポチ】と名付けた。

    割愛。色々あったものの病院で手術のため、離れる。【ポチ】は連れて行くことは出来なかった。必ず戻ると言い残して。


    残された【ポチ】は少年の元に行く。去っていった車を追い、長い道のりをあるき出した。

    ※ベーカリーとはなんやかんや。


    次の舞台は、売れない舞台役者と、愛情の重い女。

    意地の張り合いから二人は喧嘩をする。

    「誰でも愛せるのか!?」
    「誰でも愛せるわよ! あなた以外ならね!」

    そんな意地の張り合いの最中見つけたの【ポチ】。

    【ポチ】は重い女の家に住むことになる。

    【ポチ】改め、【ジョニー】と言われるが、まぁ無視される。

    結果的に復縁を果たすのだが、色々と……ね。


    そして、離婚した男と一緒に動くことになる。トラックドライバーの彼は、息子の結婚式に顔を出すか出さないか、選択を迫られ、これもまたうんうんという。

    最後に病院に着き、看護婦(当時の歴史観点では婦で正しい)二人を主軸に動いていく。


    ネタバレ↓↓
































    いや、もうかなりネタバレなんだけどさ、ここの病院で【ポチ】は死んでしまう。原因は凍死。一番最初の……いや二番目の少年を待つために病院に居た。

    見ていた看護婦のその時、重大な事故の処理をしていたので、気が回らなかった。

    ラッキー【ポチ】は救急隊では有名でこいつがいれば、人は死なないと、幸運の象徴だった。


    そして、物語は最後を迎える。【ポチ】は少年に夢の中で会う。死してなお会うのだ。

    咥えたボールは最後は、病気を克服した少年のもとに届く。


    ……映画でやられたらやばいんだろうなって。

    <300ページ> 読了40~50分


    感想を言えば、読みやすく心温まるストーリー。300ページと仰々しくは感じるが、結構行間があって、これを最初に読むのは楽な部類のはず。

    難しい表現は特にない。映画を書き記すとこうなるのか?

    あぁ、でもペット好きは泣いてしまうかもしれない。

    そういう形。こういったレヴューはいつまで続くかわからないけど、あらすじ含めたものは、自分の外に書き出しておきたいので、書いた次第です。

    あえて違う視点で見るのならば、ペットは生半可な気持ちで買っちゃいけないぞ!ってことくらいかな。それでは。
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