毎朝ではないんですけど、決まったコースを犬と一緒に散歩しに行きます。
　ウチの犬は毎回決まったところで一回止まって吠えるんです。それは○○町の三叉路です。
　その話を、たまたま近所の人に話したら、そこの家の飼っている犬もそこに差し掛かると吠えるんだそうです。
　なんだか気味が悪くなりお婆ちゃんに聞いたら、そこの三叉路は昔は「出る場所」だったようです。
　お婆ちゃんが小学生の頃、そこで同じ学校に通っていた娘がトラックに轢かれて亡くなったそうなのですが、それをそのお母さんが悲しんで悲しんで、ショックで精神を病み自殺したそうです。それから暫くして、中年女性の霊の噂がたったそうです。
　その噂はすぐになくなったらしいですが、今もそこには何かいるのかもしれません。

　私の通っている学校の新聞部には、先輩から代々伝わっていることがあります。それは、
　卒業式の日に体育館横の桜の木を撮ってはならない　　ということです。
　噂では何十年も前に、卒業式にいじめを苦に自殺をした生徒がいたのだそうです。いじめていた張本人はもちろん、放置した先生とクラスメートにもかなり恨みがあったらしく、卒業式を台無しにして、一生忘れられない事件にしてやる、という意思があったそうです。
　その生徒が自殺した現場が体育館横の桜の木。
　その数年後、その事件を噂レベルでしか知らない代の新聞部員が面白半分に現場の写真を撮影したら、そこで撮影した写真は全て上手く写っていなかったそうです。
　当時はネガの時代なのでデータは残っていないのですが、その時の写真の一部がいまでも部に保管されています。なんか歪んでいたり、白っぽいもやがかかっていたり、幽霊が写っているとかは無いのですが、気味の悪い感

　棺桶には子供用の棺桶は無い。
　だから大人用の棺桶が子供用に切断されるのが常だと言う。
　しかし、ある葬儀業者の話では、亡くなった子供一人の為に棺桶を作ると、使用されなかった切断された残りは捨てることになる。
　しかし、実際のところ、捨てることがほぼない、
　という。つまり、はかったようにもう一人がどこかで死ぬ、とのこと。
　まさか死んだ子が近しい大きさの体の子供を引っ張るわけでもないだろうが、そんな話がまことしやかにある。

　昔よくあった都市伝説で、日本のラジオ番組の中で、某国が日本に潜む工作員に向けて暗号を送っていた、なんていうものがあった。当時から都市伝説とされていたが、最近ではその都市伝説ももはや真実の可能性は高くなっている。
　しかし、最近も似たような都市伝説は複数ある。
　それがインターネットラジオだ。局数は無数にあるがどうしてこんな番組が、というものが異様に視聴数が多かったりする。
　疑われているのは何の変哲もない語学番組なのだが、チョイスされる単語がおかしかったり出演者が入れ替わり立ち代わり替わる。
　ラジオ番組なのにだ。
　もし思い当たる番組があればそれは誰かへ向けられたメッセージ入りの番組かもしれない。

　操り人形は糸で人を操るが、既に現代の科学は電気で人を操ることができるレベルまで達しているという。
　脳内に電磁波の出る器具を埋め込み、電気で人を操作する。勝手に体を動かすわけだが、動かし方が巧妙で「動かしたい」と思わせることで動かす。
　つまり、「自発的に動かさせる」というわけだ。
　「何かをやりたい」「何かをしたい」「これをすれば嬉しい」「こういうことはしたくない」全てが自分の感情で行っていると思っているが実際のところそれもどうかは疑わしい。
　さらには器具の埋め込み以外でも操作は可能なレベルまで達しているのでは、という見方さえできるのだ。

　ジンクスというかなんというかわからないんだけど、かなり小さい予備校に行ってました。
　地方の予備校で生徒数は100人いるかどうかぐらい。
　その予備校には絶対、毎年4浪が二人いたんです。10年以上続いてる予備校なんだけど4浪の人が毎年2人はきっかりいる。　
　この前も3浪までが一人しかいなかったから、予備校の先生らはジンクスから抜けられるとか言ってたけど、4浪目の人が急に一人入学。これでまた4浪が二人に。
　でも、なんですけども・・・、
　その二人以外は大体、皆、希望校に行ってる。
　だから、なんだか生贄みたいな感じがする予備校でした。

 家庭科の授業で、「古代の種」を育てよう、とかいう授業があった。
　テレビでも当時、話題になっていた遺跡から発掘された大豆を育てたらちゃんとできた、とかそういうのに倣って、校長だが教頭がどこかの遺跡なのかなんなのかわからないけど手に入れた（当時は地元の発掘中の遺跡から出てきた種と言ってた）種を植えた。
　と、全然、出ないなぁなんて言ってたら一斉に１ヶ月後ぐらいから、
　朝顔に手が生えてるみたいな気持ち悪い形の花が咲いて「えー、何これ！」ってみんな気味悪がってた。
　そしたらその後、すぐに刈り取られて、なんか「この授業が無かったことに」みたいになった。アレは未だに何が起こったのか見当もつかない。

　胸糞注意な話です。
　小学校の頃に最悪な超嫌ないじめっ子がいた。
　いじめっ子はいじめられっ子を執拗にいじめていて、一番、見てられなかったのが、虫眼鏡でそいつの頭を焼いていたこと。
　とは言え、ちょっと煙が出るぐらいで先生が気づいて止めに入ったんだけど「いじめられっ子がいじめっ子をかばわなかった」という理由でいじめっ子は「お前を呪う」とか言い出していじめっ子に「お前は一か月以内に頭が黒焦げになる」って言った。
　そしたら、そのいじめられっ子の家が数日後にボヤを出して、
　・・・頭がチリチリになってた。
　「俺の言うことは力があるんだ」とか言い出してさらにいじめに拍車がかかってた。けど、やっぱり超怖かった。

　小学校の修学旅行の時に、いつもと違う友達の素顔が見れて良かったっていうか、危なかったっていうか、な話があります。
　その子は親が霊能力者っていうかなり変わった環境だったけど、いつもはすごく普通の子だった。それが、寝る前に一人外に出て、お札がついてるようなストラップを握って別の友達の名前を連呼してる。
　「一日の穢れはこれでその子に移る」って教えてくれました。
　元々、いじめっ子みたいな子の名前を呼んでいたし、その時は、（子供だったからか）「へー」ぐらいにしか思ってなかったけど、名前を呼ばれた子は、その前後からどんどん憔悴してっていつの間にか不登校になってった。
　あれはマジで怖かったし、いつもニコニコしているその子のことは絶対、馬鹿にしたりしないようにした。

　私が在学中に途中で辞めていった先生の話です。
　その先生は、国語の先生でしたが何かあるととにかく自習。自習にして自分は週刊誌とか小説とか読んでる最悪な先生でした。
　それで、自習の時はたいていDVDを生徒に見せるんですよね。教材DVDってやつですかね。その日もいつも通り、DVDをセットしたら、画面に映ったのは、
　絶対だと思うけど、
　思いっきりなんか人を切断しているような映像だった。
　
　先生は焦った感じで先生は「ああ、ホラーホラー」て言ってたけど、そういうたぐいの映像じゃなかったってみんな言ってる。
　その数週間後にその先生はいなくなったけど、確実にヤバイ映像だったと思っている。
　数秒だったけど多分、みんなトラウマ。