「きれいなものには毒がある」という言葉がある。例えばアマゾンにいる蛙の中には思わず触れてみたくなるような鮮やかな色合いを持つものがいるのだが、その蛙には毒があり、しかもわずか0.1グラムの量で人を殺せる程の強い毒らしいのである。


近頃、真っ赤な蜘蛛がいるという噂があるのをご存知だろうか?


体長は5cm程度で足は長め、なんといっても最大の特徴は表面が鮮やか過ぎるほど赤いということである。通常蜘蛛を見ると殆どの人は触れてみようなどとは思わないが、この蜘蛛に関してはあまりにきれいな為、つい触れてしまいたくなる何か魔法のようなものがあるようだ。

しかしその蜘蛛もやはり毒を持っているようである。

「きれいだなぁ」と思ってその蜘蛛に触れてしまった人が数日後、自分の目が異常であることに気づき眼科に行ったらしい。その後その人がどうなってしまったのかはっきりとしたことは分かっていない。

鮮やか過ぎるほどの赤い蜘蛛を見たら気をつけていただきたい。思わず触ってしまったら最後、命に危険があるかもしれない・・・。