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第88回選抜高等学校野球大会 展望・第3日目
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第88回選抜高等学校野球大会 展望・第3日目

2016-03-22 07:49
    第3日目 3/22(火) 1回戦3試合

    第1試合 (兵庫)明石商 対 日南学園(宮崎)
    【昨秋公式戦戦績】明石商
    兵庫県大会(優勝)
    ○ 10-0 明石高専
    ○ 1-0 西脇工
    ○ 10-0 明石南
    ○ 14-0 神崎
    ○ 7-0 神戸科技
    ○ 3-2 市尼崎
    ○ 6-4 社
    ○ 4-0 加古川東
    ○ 2-0 報徳学園
    近畿大会(ベスト4)
    ○ 4-3 福知山成美[京都2位]
    ○ 7-0 市和歌山[和歌山1位]
    ● 3-5 大阪桐蔭[大阪2位]
    チーム防御率1.04(2位・A
     チーム打率.354(11位・C
    チーム守備率0.67(10位・B
    週刊ベースボール別冊でのABC評価 C
    【昨秋公式戦戦績】日南学園
    宮崎県大会(優勝)
    ○ 9-0 高城
    ○ 8-0 佐土原
    ○ 8-4 宮崎南
    ○ 4-1 都城西
    ○ 9-4 富島
    九州大会(ベスト4)
    ○ 11-0 長崎総科大付
    ○ 4-3 樟南
    ● 1-6 秀岳館
    チーム防御率2.25(18位・C
     チーム打率.295(25位・D
    チーム守備率1.38(30位・E
    週刊ベースボール別冊でのABC評価 C
    【展望】
    明石商は、ハイレベルな投手力が目立つ。
    エース吉高は79イニングで防御率0点台という驚異の数字を記録した。
    最速142kmの直球に、中学時代のストレートとカーブだけの二択から大きく増えたという6種類の豊富な球種を投げ分ける本格派。特に自信を持っている球種はスプリット。
    他にもそれぞれ3試合に登板した三浦・山崎・西川といった投手が控えており、全員が130km後半以上を投げられる。
    一方の打線は長打こそそう多くはないものの、ハイアベレージと58犠打を記録した小技で得点を重ねる。
    チーム最多の11打点を挙げた4番小西に注目が集まるが、大きく不振だった選手はおらず、1番から9番まで隙はない。
    守備も鍛えられており、特に二遊間の松下・大西の2人で合計1失策という鉄壁っぷりが顕著だ。
    日南学園は、投打にまとまっている。
    まずは投手。主将も務める森山が昨秋は全試合で先発登板した。
    48イニングで与四死球7の抜群の制球力で打たせて取る投球が光るが、41奪三振と勝負所では三振も奪える、投球術の広さが垣間見える。
    また、3年生右腕の蓑尾が3試合、2年生右腕の上野が4試合の登板を経験している。
    次に打線。打率こそ平凡な数字に終わったが、8試合7本塁打の破壊力は脅威。
    このセンバツで打順変更はある可能性はあるものの、うち3本塁打を放った石嶋が昨秋は7番を打っていたなど、層の厚さが伺える。
    また、投手の森山が2番を打つことが予想される。これまた注目だ。
    そして、15犠打・8盗塁とあまり秋は使えなかった小技や機動力の技術が、どれだけこの一冬で積み重ねられているかも重要になりそう。
    しかし、昨秋に失策が多かった守備陣が課題。森山は打たせて取るタイプなだけに、11失策中9失策を喫した内野陣の確実性が鍵となる。

    第2試合 (愛知)東邦 対 関東一(東京)
    【昨秋公式戦戦績】東邦
    愛知県大会(優勝)
    ○ 10-0 瀬戸
    ○ 6-0 愛知
    ○ 12-0 日進西
    ○ 5-0 千種
    ○ 11-1 中京大中京
    ○ 9-1 春日丘
    ○ 7-3 愛工大名電
    ○ 16-1 小牧南
    ○ 3-1 高蔵寺
    ○ 12-0 至学館
    ○ 3-2 栄徳
    ○ 4-2 享栄
    東海大会(優勝)
    ○ 8-0 中京[岐阜2位]
    ○ 3-1 三重[三重2位]
    ○ 10-9 いなべ総合[三重3位]
    神宮大会(ベスト8)
    ○ 4-2 秀岳館(熊本)
    ● 3-4 青森山田(青森)
    チーム防御率1.52(10位・B
     チーム打率.379(2位・A
    チーム守備率0.77(16位・C
    週刊ベースボール別冊でのABC評価 A

    【昨秋公式戦戦績】関東一
    東京都大会(優勝)
    ○ 12-0 墨田工
    ○ 4-1 大島
    ○ 16-2 成立学園
    ○ 5-1 明大中野八王子
    ○ 6-1 早大学院
    ○ 14-4 修徳
    ○ 8-1 帝京
    ○ 4-3 二松学舎大付
    神宮大会(1回戦)
    ● 4-7 札幌第一(北海道)
    チーム防御率2.51(25位・D
     チーム打率.356(9位・B
    チーム守備率1.00(24位・D
    週刊ベースボール別冊でのABC評価 A
    【展望】
    東邦優位の声が多いものの、今大会屈指の好カードと思われる一戦。
    東邦は、言うまでもなく…投打の中心で、更に主将の看板も背負う藤嶋が鍵を握っている。
    投げては、最速146kmの直球とスライダー・カットボールを武器に、昨秋に99回2/3で99奪三振に19与四死球を記録した、文句なしの注目投手。
    14試合中11試合完投し、東海大会決勝のいなべ総合戦では初回にいきなり6点を失うも、その後立ち直り10回143球を投げきるなどスタミナも十分。
    一方打っても5本塁打、神宮大会1回戦の秀岳館戦では2打席連続で神宮球場の中段に打ち込むなど、昨秋は暴れに暴れまくった。
    となると、周りの選手が藤嶋の負担を減らしたいところであるが…
    好きなプロ野球選手は柳田悠岐と話し、東海大会決勝ではその柳田ばりに左へ右へ2本塁打を放った松山に
    昨秋打率.453・.530と打ちまくった松本・鈴木光を始め、藤嶋をバックアップするには十分な野手陣が揃っている。
    投手陣も、投げても143km左腕の松山と神宮大会で145kmを計測した近久を擁し、バリエーションに富む。
    一方の関東一も充実した戦力を揃えてきた。
    投手陣は抜けた存在はいないものの、旧チーム同様4人の投手の継投で勝負する。
    チームで唯一完投を記録している河合、打っても中心の竹井に
    都大会決勝で1点差1死満塁でリリーフしそのまま無失点で切り抜けた2年生小川、左腕の佐藤奨といったラインナップ。
    竹井は神宮大会で4回途中でKOされたものの、当時は右足首捻挫を押しての登板。
    米澤監督から“エースで4番”を期されており、この一冬は体重増を始め投手としてのレベルアップに務めた。
    打線も.350超えのチーム打率に、9試合6本塁打の破壊力が光り、3試合コールド勝ちを収めた強力っぷり。
    昨秋は打順はほぼ流動的だったが、1番宮本と4番5番の竹井や佐藤佑は固定。
    竹井を除く全野手が打率3割以上をマークしただけあって、打順は関係なさそうである。
    また、昨秋は選手権ベスト4と甲子園での滞在期間が長く、チーム作りが大幅に遅れた中であった。伸びしろの大きさも期待大だ。

    第3試合 (北海道)札幌第一 対 木更津総合(千葉)
    【昨秋公式戦戦績】札幌第一
    北海道大会(優勝)
    ○ 7-2 札幌琴似工
    ○ 7-0 石狩南
    ○ 10-0 札幌大谷
    ○ 8-1 立命館慶祥
    ○ 5-0 帯広工
    ○ 6-4 北照
    ○ 1-0 駒大苫小牧
    ○ 2-1 北海道栄
    神宮大会(ベスト8)
    ○ 7-4 関東一(東京)
    ● 2-7 高松商(香川)
    チーム防御率1.50(8位・B
     チーム打率.321(17位・C
    チーム守備率1.00(24位・D
    週刊ベースボール別冊でのABC評価 B

    【昨秋公式戦戦績】木更津総合
    千葉県大会(優勝)
    ○ 9-0 京葉
    ○ 9-0 拓大紅陵
    ○ 7-0 君津
    ○ 4-0 市原中央
    ○ 3-2 東総工
    ○ 7-0 千葉西
    ○ 11-1 市立船橋
    ○ 1-0 専大松戸
    ○ 12-1 千葉明徳
    関東大会(優勝)
    ○ 2-1 桐光学園[神奈川2位]
    ○ 2-1 花咲徳栄[埼玉2位]
    ○ 2-0 東海大甲府[山梨1位]
    ○ 8-7 常総学院[茨城2位]
    神宮大会(ベスト8)
    ● 2-5 大阪桐蔭(大阪)
    チーム防御率1.31(5位・B
     チーム打率.307(21位・C
    チーム守備率0.57(9位・B
    週刊ベースボール別冊でのABC評価 A

    【展望】
    投手戦の様相を呈しそうな一戦。
    札幌第一は投手力が光る。主将も務める182cm右腕のエース上出が軸。北海道大会では防御率0点台という凄まじい活躍。
    しかし神宮大会では本来の投球ができず悔しい思いをした。球速140km超を目指しこの一冬で体重5kg増。強い想いでこのセンバツに臨む。
    また、2年生左腕の冨樫も15回1/3を経験。上出と2枚看板で乗り込む。
    打線は、昨秋34犠打と小技を絡めての得点パターンがメイン。しかし、勝負所では一発長打もあり、昨季はチームで5本塁打をマークした。
    注目は、神宮大会から1桁背番号を背負い、9打数7安打に4打点と暴れまくった兼村。同大会では9番を打っていたが
    菊池監督は「中軸を担ってほしい」と期待をかけており、このセンバツでは打順昇格もありそう。
    他にも2本塁打の長門、1本塁打の高階らとタレントは揃っている。
    課題は、やや失策が目立った守備力。菊池監督もここを懸念しており、レベルアップに務めた。打たせて取るタイプの上出をバックアップしたい。
    対する木更津総合も、投手陣に絶対的な自信を持つ。
    プロからも注目される存在となったエース早川・関東大会準決勝で強打の東海大甲府相手に完封勝利を収めた武田の左腕コンビが目立つが
    関東大会決勝ではこの2投手を温存し勝利したように、和田・大熊・三石の右腕トリオも力がある。
    その大所帯の投手陣をリードする捕手大澤は、旧チームからの正捕手で経験は十分。
    関東大会1回戦では、自身が投手前に送りバントをした際に『セカンド!』と声を挙げて投手に二塁へ送球させてFCを誘うなど、数多の経験を活かした“いぶし銀”的な存在。
    捕手としても遠投114mの強肩に、昨年まで懸念とされていたリード面や間の取り方といったインサイドワークが成長し、五島監督も全幅の信頼を置く。
    それに対して課題として残ったのが打線。昨秋は関東大会を見ても…
    好投手と対した1回戦の桐光学園戦は、0点に抑えこまれていた7回に、上記の大澤のFCも絡み、9番井上の2点タイムリー。
    プロ注目左腕高橋投手と対した準々決勝の花咲徳栄戦も3回に2本のタイムリー。
    何れの試合もこれらで逃げ切った。
    また、決勝の常総学院戦では8回~10回の3イニング連続で同点に追いつき、延長13回でサヨナラ勝ち。
    このように、ここ一番での無類の勝負強さで決勝点を奪ってきたが、やはり全体として見ると数字は心許なかった。
    しかし、主将を務める3番の小池が昨秋は両脛の過労性骨膜炎を抱えながらのプレー。
    また、入学直後からレギュラーに定着した180cm超の新2年生コンビの山下・峯村も昨秋の段階ではまだ未完成で不発であった。
    小池の怪我の癒え具合、2年生コンビの才能開花など如何では上位進出も見えてくる。
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