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第88回選抜高等学校野球大会 展望・第4日目
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第88回選抜高等学校野球大会 展望・第4日目

2016-03-22 11:28
    第4日目 3/23(水) 1回戦3試合

    第1試合 (高知)土佐 対 大阪桐蔭(大阪)
    【昨秋公式戦戦績】土佐
    高知県大会(3位)
    ○ 11-4 中村
    ○ 6-3 小津
    ● 0-5 明徳義塾
    ○ 3-1 高知工
    四国大会(ベスト4)
    ○ 3-2 城南[徳島2位]
    ○ 4-3 小豆島[香川1位]
    ● 3-4 明徳義塾[高知1位]

    チーム防御率2.24(17位・C
     チーム打率.260(30位・E
    チーム守備率2.00(31位・F
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 C
    【昨秋公式戦戦績】大阪桐蔭
    大阪府大会(準優勝)
    ○ 23-0 平野・松原
    ○ 18-0 千里青雲
    ○ 16-2 大阪学院大高
    ○ 10-0 三島
    ○ 10-1 大商大高
    ○ 6-1 汎愛
    ○ 2-1 履正社
    ● 5-6 大商大堺
    近畿大会(優勝)
    ○ 11-1 近江兄弟社[滋賀2位]
    ○ 9-4 智辯学園[奈良1位]
    ○ 5-3 明石商[兵庫1位]
    ○ 3-2 滋賀学園[滋賀3位]
    神宮大会(ベスト4)
    ○ 5-2 木更津総合(千葉)
    ● 6-7 高松商(香川)
    チーム防御率2.25(18位・C
     チーム打率.381(1位・A
    チーム守備率0.93(23位・D
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 A

    【展望】
    土佐は、2年生エース尾崎を中心に接戦をモノにする野球でセンバツ出場を決めた。昨秋の防御率1.40と安定感が光った。制球力を武器に打たせて取る投手。
    打線は、秋通じてのチーム打率は心許ないものの、四国大会に限れば.286という数字を残している。
    伸びしろもありそうで、一冬でどれだけの力がついたかが楽しみである。
    その打を引っ張るのは、昨秋に高打率をマークした吉川周・松原・土居のクリーンアップ。他の打者が彼らの前に出塁できるかが試合を分けそう。
    課題は、昨秋に失策が目立った守備陣。打たせて取るタイプの尾崎をバックアップするためにも…とこの一冬は守備を重点的に鍛えてきた。
    コンバート案なども検討されており、昨秋とは違った姿を見られるかもしれない。
    大阪桐蔭は、32校中ナンバーワンのチーム打率がとにかく目を引く。
    旧チームは秋のチーム本塁打数は凄まじかったものの、センバツでは打線が目立つ場面は少なかった。
    その点、今年のチームは柵越えはそれほど多くないものの、洗練された好打者が並んでいるという印象で、昨秋はレギュラー野手8人中7人が打率3割超。
    甲子園で輝けるのは今年のチームのような打線かもしれない。
    投手陣も、プロ注目左腕の高山が絶対的な柱も、神宮大会準決勝の高松商戦では5人の投手が登板を経験。そのうち3人が新2年生とフレッシュさも垣間見える。
    しかし、やや懸念であるのが守備。チーム守備率はまずまずであるが…
    夏の国体まで参加し、チーム作りが大幅に遅れた中で9試合2失策だった旧チームと比べると見劣りは隠せず、西谷監督も気がかりにしている部分だ。
    旧チームからチームの中心である永廣・中山の奮起が鍵か。

    第2試合 (和歌山)市和歌山 対 南陽工(山口)
    【昨秋公式戦戦績】市和歌山
    和歌山県大会(優勝)
    ○ 9-1 新宮
    ○ 3-0 耐久
    ○ 8-2 熊野
    ○ 1-0 箕島
    ○ 9-6 和歌山商
    ○ 11-2 智辯和歌山
    ○ 11-1 田辺工
    ○ 3-2 和歌山東
    ○ 14-2 高野山
    近畿大会(ベスト8)
    ○ 13-1 平城[奈良3位]
    ● 0-7 明石商[兵庫1位]
    チーム防御率1.78(14位・C
     チーム打率.361(8位・B
    チーム守備率1.22(28位・D
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 C
    【昨秋公式戦戦績】南陽工
    山口県大会(3位)
    ○ 7-2 高森
    ○ 5-3 岩国商
    ○ 4-3 岩国
    ○ 7-5 豊浦
    ● 1-3 宇部商
    ○ 5-1 柳井
    中国大会(準決勝)
    ○ 6-5 鳥取城北[鳥取1位]
    ○ 5-3 早鞆[山口1位]
    ○ 6-3 如水館[広島2位]
    ● 1-12 創志学園[岡山3位]

    チーム防御率3.13(29位・E
     チーム打率.281(28位・D
    チーム守備率0.70(13位・C
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 C
    【展望】
    市和歌山は、高いチーム打率が目を引くが、9試合で3本塁打と“大砲は不在”。
    半田監督も「うちの打線に“核”はいない」と話しており、数字と反してコツコツ得点を積み重ねていくチームカラーだ。
    ただし、切れ目はない。昨秋は7番に座った岡本がチーム2位の10打点をマーク。また、4番を打つ北嶋はスイングの強さはチーム1で、昨秋は打率.458を記録。
    如何にこの2選手の前に走者を溜められるか。
    投手は、最速140km右腕の赤羽と「安定感は赤羽より上」と半田監督が信頼を寄せる左腕栗栖の2枚看板で臨む。
    投手陣がリズムを作り守り勝つチームを指針と掲げているだけに、やや失策が目立った守備陣の奮起が待たれる。
    南陽工は、182cm右腕の重冨と捕手との二刀流の藤本による異色の2枚看板が一番の注目。
    重冨は130km後半から140kmの直球と複数の変化球を織り交ぜる本格派。しかし、9試合に登板した内、完投は僅かに2に終わった。
    昨秋の段階では1試合通じての投球にやや不安があり、そこを救ったのが正捕手でもある藤本だった。
    6年前に同校が甲子園に出場した際のエースだった岩本輝投手(現阪神)に憧れて、投手をやり始めたという藤本は、130km台の直球やチェンジアップなどを武器に重冨を救援。
    その藤本の活躍でセンバツの切符を手繰り寄せた。
    このセンバツでも果たしてこの異色の継投が見られるのかどうか。
    打線は心許ない数字が残った。チーム本塁打も1に留まった。
    しかし、それを感づいてか中国大会以降は『打撃向上』を掲げ、1日2000スイングに取り組んできた。
    打でも重冨と藤本が中軸を打つと思われるが、監督の長男である山崎・チーム2位の8打点を挙げた2年生家入・182cmと大柄な山口の活躍が鍵を握りそうだ。

    第3試合 (熊本)秀岳館 対 花咲徳栄(埼玉)
    【昨秋公式戦戦績】秀岳館
    熊本県大会(優勝)
    ○ 11-1 宇土
    ○ 10-0 湧心館
    ○ 21-1 熊本二
    ○ 3-2 開新
    ○ 8-1 東海大星翔
    ○ 8-5 九州学院
    九州大会(優勝)
    ○ 4-2 明豊[大分2位]
    ○ 8-1 八重山[沖縄1位]
    ○ 6-1 日南学園[宮崎1位]
    ○ 13-2 海星[長崎1位]
    神宮大会(1回戦)
    ● 2-4 東邦(愛知)
    チーム防御率1.68(12位・C
     チーム打率.374(5位・B
    チーム守備率0.55(7位・B
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 A

    【昨秋公式戦戦績】花咲徳栄
    埼玉県大会(準優勝)
    ○ 28-0 国際学院
    ○ 12-1 不動岡
    ○ 9-1 小鹿野
    ○ 5-3 早大本庄
    ○ 6-0 上尾
    ○ 9-2 春日部共栄
    ● 4-6 浦和学院
    関東大会(ベスト8)
    ○ 4-2 樹徳[群馬1位]
    ● 1-2 木更津総合[千葉1位]

    チーム防御率1.39(7位・B
     チーム打率.309(20位・C
    チーム守備率0.67(10位・B
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 B
    【展望】
    秀岳館は、神宮大会まで無敗で勝ち進むなど、昨秋は圧倒的な力を見せつけた。投打守の何れもハイな数字を記録。
    更に、右肩痛から復帰のU15日本代表右腕の堀江が加わったことで、唯一のCランクである投手力も厚みが増すと思われる。
    その投手は堀江の他にも、中学時代ベンチ外から這い上がった184cm右腕のエース有村、186cm左腕の中井、2年生左腕の田浦と層は厚い。
    打線はチーム打率も然ることながら、9試合で8本塁打のパワーも脅威である。
    特にそのうち4本塁打を放った4番九鬼、打率5割近くをマークした2年生の木本、投手も務める堀江の2桁打点トリオが中心となる。
    入学直後からレギュラーを張りながらも、昨秋は.283に終わった1番松尾が本来の活躍をできれば、更にこの中軸が活きてくる。
    花咲徳栄は、プロ注目左腕の高橋昂の存在がクローズアップされているが、打線も力がある。
    昨夏の選手権も経験している3番岡崎と5番楠本が打線を引っ張る。
    岡崎は、関東大会1回戦で樹徳のエース左腕小寺怜弥投手から、内角直球を左中間へ二塁打した驚きの打席を含む3安打を放つなど、左右の苦手意識がない巧打者。
    昨夏の選手権の東海大相模のプロ入りした2投手から3安打をマークしており、大舞台ほど燃える気持ちの強い選手。
    その試合では自身の守備でのミスを機にサヨナラ負け。この聖地でリベンジを果たしたい。
    楠本は、昨秋は打率.259に終わるも、昨夏は埼玉大会で本塁打を打つなど経験も十分。
    ツボに入れば一発があり、試合中はあわやホームランの大ファウルを度々見せている。
    また、下位打線も切れ目がなく、チーム1の打率をマークした西銘が7番、プロ注目の木更津総合の早川投手から本塁打を放った野本が9番に座った。
    しかし、懸念は昨秋に豪打で存在感を放った4番の隈本が左膝を痛めセンバツ出場がほぼ絶望的であることである。
    代役で4番を任される予定であるのが新2年生の西川。昨秋は8打席に終わったが、この一冬で急成長したようだ。
    加えて浜寺ボーイズ出身で、旧チームの4番大瀧愛斗選手の後輩に当たる。彼がどれだけ隈本の代わりを果たせるかはとても重要である。
    守備に関しても、毎年堅守が持ち味のチームだけに今回のチームも守りは万全。高橋昂をバックアップする体制は整っている。
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