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第88回選抜高等学校野球大会 展望・第5日目
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第88回選抜高等学校野球大会 展望・第5日目

2016-03-24 08:21
    第5日目 3/24(木) 1回戦3試合

    第1試合 (山梨)東海大甲府 対 創志学園(岡山)

    【昨秋公式戦戦績】東海大甲府
    山梨大会(優勝)
    ○ 8-1 都留
    ○ 5-0 甲府一
    ○ 8-1 笛吹
    ○ 9-0 甲府城西
    ○ 2-0 日本航空
    関東大会(ベスト4)
    ○ 11-4 春日部共栄[埼玉3位]
    ○ 8-0 霞ヶ浦[茨城1位]
    ● 0-2 木更津総合[千葉1位]
    チーム防御率0.98(1位・S
     チーム打率.355(10位・B
    チーム守備率0.50(6位・B
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 B
    【昨秋公式戦戦績】創志学園
    岡山県大会(3位)
    ○ 5-1 岡山南
    ○ 6-4 備前緑陽
    ○ 33-1 岡山白陵
    ○ 10-0 西大寺
    ○ 7-0 共生
    ○ 3-2 山陽
    ● 0-2 倉敷工
    ○ 6-4 興譲館
    中国大会(優勝)
    ○ 6-4 宇部商[山口2位]
    ○ 6-1 金光学園[岡山1位]
    ○ 5-0 開星[島根2位]
    ○ 12-1 南陽工[山口3位]
    神宮大会(ベスト8)
    ● 1-5 敦賀気比(福井)
    チーム防御率1.51(9位・B
     チーム打率.328(16位・C
    チーム守備率0.69(12位・C
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 B

    【展望】
    投手戦が期待される注目の一戦。
    東海大甲府は、昨夏の選手権でも中心投手だった菊地・松葉の右腕トリオによる、32校中ナンバーワンのチーム防御率を誇る圧倒的な投手力が武器。
    その夏までは菊地→松葉への継投がメインだったが、昨秋に松葉が急成長し
    関東大会準々決勝の霞ヶ浦戦で8回ながら被安打1で公式戦初完投、準決勝の木更津総合戦で敗れはしたが9回2失点完投を果たした。
    その成長ぶりからこのセンバツでは松葉が背番号1を背負って臨む。
    一方でこれまでのエース菊地は、一転苦しい立場に立たされたことから意識が一変。野球へは勿論、私生活への姿勢もガラッと変わった。
    この一冬で4kgの減量にも成功し、痛みがあった腰と肩も癒えた。
    投手陣は万全の態勢で聖地へ乗り込む。
    打線も、昨夏選手権を経験している福武・松岡の3番4番が中心にどっかりと座る。
    猛打の印象だった旧チームとは違い、1試合平均2盗塁と機動力をよく使い中軸に託すスタイルとなっている。
    しかし、関東大会2試合連続コールド勝ちと打力も光り、機動力はあくまで攻撃パターンの一つでしかないということが伺える。
    また、昨秋は打順が低かったものの、打率.545をマークした188cmの栗田は打順昇格が見込まれており、キーになりそうな打者である。
    創志学園は、プロ注目の150km右腕の高田が絶対的な柱。昨秋の公式戦13試合中11試合完投とほぼ1人でマウンドを守ってきた。
    しかし、その高田が不調という噂があり、雑誌でも『報知高校野球』でのみではあるが、“高田クローザー構想”を紹介していた。もしかするともしかしたら…。
    その際先発すると思われるのが2年生左腕の秋山。登板イニングはかなり少ないが、イニング数を超える奪三振を記録した。
    打線は左打者が7人並ぶが、東海大甲府はベンチ入り投手が何れも右投手であるだけに不安はない。
    長打はそう多くは望めないが、昨秋の公式戦13試合で36盗塁を誇る機動力を武器に
    塁に出てからだけでなく、塁に出る前からもセーフティバントや内野ゴロで相手守備にプレッシャーを掛ける。
    新2年生ながら昨秋の打率.409の難波・同.368を打った湯井、同.400に10盗塁をマークした北川の上位打線が塁に出て、パンチ力のある高井・藤瀬で返したいところ。

    第2試合 (香川)高松商 対 いなべ総合(三重)
    【昨秋公式戦戦績】高松商
    香川県大会(準優勝)
    ○ 8-0 多度津
    ○ 10-0 香川中央
    ○ 5-2 高松北
    ○ 1-0 英明
    ● 1-2 小豆島
    四国大会(優勝)
    ○ 6-3 池田
    ○ 9-7 今治西
    ○ 6-5 済美
    ○ 6-1 明徳義塾
    神宮大会(優勝)
    ○ 7-2 札幌第一
    ○ 7-6 大阪桐蔭
    ○ 8-3 敦賀気比
    チーム防御率2.27(20位・C
     チーム打率.306(22位・C
    チーム守備率0.83(20位・C
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 A
    【昨秋公式戦戦績】いなべ総合
    三重県大会(3位)
    ○ 5-2 桑名北
    ○ 5-3 津田学園
    ○ 10-0 津
    ○ 6-3 菰野
    ● 4-5 海星
    ○ 3-2 津商
    東海大会(準優勝)
    ○13-10 日大三島[静岡2位]
    ○ 7-3 大垣日大[岐阜1位]
    ○ 2-1 海星[三重1位]
    ● 9-10 東邦[愛知1位]
    チーム防御率3.57(32位・F
     チーム打率.337(13位・C
    チーム守備率0.80(18位・C
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 C
    【展望】
    打撃戦の様相を呈しそうな一戦。
    高松商は、攻守が高いレベルでまとまっている。
    投手はエース浦が中心も、彼が腸炎で投げられなかった神宮大会準決勝以降で182cmサイド右腕の多田が台頭。
    その試合では急遽先発登板も、大阪桐蔭打線を中盤まで翻弄し、決勝戦でも先発し5回途中で降板も好投を見せた。
    更に、二塁手でもある美濃は最速142km右腕で、同準決勝では1点差に迫られた8回1死一二塁の場面で登板し無失点で切り抜けた。
    打線も12試合で10本塁打を放っており、特に4番に座る植田響は昨秋4本塁打。
    更に33盗塁と機動力もかなり備えており、特に三塁打5本に7盗塁と韋駄天っぷりを見せつけた50m5秒台の1番安西は脅威である。
    神宮大会でも彼が出塁することによって得点に結びつくシーンが目立っただけに、彼の出来が試合を分けることになりそう。
    いなべ総合は、不安だった投手陣を打線がカバーしセンバツ切符を掴みとった。
    その打は、チーム本塁打こそ1本に終わるも、上位下位で切れ目はない。東海大会決勝では、東邦の藤嶋健人投手から初回に6点を叩き出すなど、大量得点する試合が目立った。
    打率.500超の1番宮崎が切り込み、長打力のある奥村・藤井で返すのが一番の得点パターン。
    一方で尾崎監督が“最大検討課題”と話すのが投手陣。新チーム当初のエース山内の不調が、大きく計算を狂わせることとなった。
    そこで台頭したのが新2年生の渡辺啓。
    三重大会3位決定戦で昨夏の甲子園経験者を多く擁した津商を相手にいきなり公式戦初登板初先発を任されるも、15奪三振の2失点完投勝利を挙げた。
    この春はエースナンバーを背負って臨む。
    また、上記の東邦戦で3回1失点の好投を見せた2年生の渡辺祐・180cm左腕の田村も控える。
    投打、どちらから見ても初回が大きく展開を左右しそうだ。

    第3試合 (長崎)海星 対 長田(兵庫)
    【昨秋公式戦戦績】海星
    長崎県大会(優勝)
    ○ 8-5 佐世保工
    ○ 5-0 佐世保西
    ○ 19-1 長崎南
    ○ 8-1 佐世保北
    ○ 5-3 長崎日大
    ○ 17-1 長崎総科大付
    九州大会(準優勝)
    ○ 10-3 興南[沖縄2位]
    ○ 10-2 臼杵[大分1位]
    ○ 6-5 鹿児島実[鹿児島1位]
    ● 2-13 秀岳館[熊本1位]
    チーム防御率3.11(28位・D
     チーム打率.371(6位・B
    チーム守備率0.80(18位・C
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 B

    【昨秋公式戦戦績】長田
    兵庫県大会(ベスト8)
    ○ 2-1 御影
    ○ 11-3 伊川谷
    ● 2-15 六甲アイランド
    ○ 3-1 県尼崎
    ○ 2-0 三田松聖
    ○ 2-0 県伊丹
    ● 2-3 神港学園
    チーム防御率3.21(30位・E

     チーム打率.278(29位・E
    チーム守備率1.14(27位・D
    週刊ベースボール別冊によるABC評価 C
    【展望】
    海星は強打が持ち味で、公式戦10試合中4試合で2桁得点をマークした。
    中心になるのはチーム唯一の本塁打となる2本塁打を記録した永石。174cm93kgという立派な体格から、昨秋は.412と打率も残した。
    となると鍵となるのは、服部・島原・小畑の上位打線か。
    また、10試合25盗塁と機動力も目立った。足を絡めながら自慢の打力を見せつけられるか。
    投手陣は、昨秋は左腕の春田が殆どの試合で先発するも、1年時に夏の選手権でベンチ入りも、右肘靱帯断裂の手術で戦線離脱していたエース候補の土谷に目処が立った。
    九州大会準決勝の鹿児島実戦では、1回に捕まった春田をリリーフし8回1/3を1失点の好投。
    このセンバツでは2枚看板で臨む。
    長田は、エースで4番の園田に全てが懸かる。
    投げては最速140kmのプロ注目の本格右腕。昨秋の公式戦6試合で52イニングを投げ66奪三振を記録。更に与四死球6と、まさに隙がない。
    特に県内屈指の強豪・三田松聖を相手に13奪三振完封は眼を見張るものがあった。
    打っても4番打者で、地区予選初戦の御影戦では延長10回にサヨナラ打もマークした。
    その園田のバットで得点するためにも、永井監督が信頼を寄せる主将でリードオフマンの三宅や藤原・吉田の2年生コンビが園田の前に出塁したい。
    更に、チームで唯一本塁打をマークしている5番の遠藤も、園田の負担を減らすためにもしっかりと機能したいところだ。
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