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    2017-07-18 00:17
    https://kakuyomu.jp/users/shizuki
    最近はカクヨムに書くことのほうが多くなっています。
    宜しければ読んでください。
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  • 他者と性

    2017-07-18 00:15

    はじめての意識された他者はたぶん、性じゃないか。自分の性。

    第二次性徴期に自己同一性の危機に陥る者のあるのは、偶然ではない。

    顕微鏡をのぞくと、微生物が銘々に活動している。

    ボルティセラ、ボドー、アスピディスカ、スフェロチルス、ワムシや吸管虫。

    彼(?)らに他者はあるだろうか。

    おそらくなくて、ぶつかれば首をすくめたりして慌てたような仕草もするが、彼らは分裂増殖する。

    彼(仮)らは増殖に他者を要しない。分裂している最中の微生物は、それぞれが思い思いに動いて、進んでは引き戻されして、まだくっついたままのもうひとつの自分を知らないようにみえる。
  • 吐く言葉もなく吐く言葉

    2017-04-17 02:21
    吐き出す言葉がない
    と吐き出された言葉の足もとで眠った夜
    湿った風が通り抜けていった
    思いもいっしょに抜けていった

    重い 人として私も人並みに重い
    あんまり軽かったので風にのった思いは風に運ばれたので残ったからだが
    ここちよく重い

    まだ ゆるされてある
    と思うことをゆるしてくれる重み
    「おまえは何をしてきたのか」と罵る風もなく

       廃墟です
       明日また
       廃墟します
       ゆるされて
       廃墟する廃墟です

    音もなく海のむこうからやってくる歌が耳を打っている
    狐の嫁入り

       屏風のすきまから覗いた
       衝立のすきまから覗いた
       あ
       犬矢来のすきまから覗いた
       枝折戸のすきまから覗いた
       止め石を結ぶ人と目が合った

    吐き出す言葉がないと言葉にして吐く
    箔がおちて
    休符の雨