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  • 女神の詩編曲のカラクリ

    2014-07-10 16:03
    だいぶ前に投稿したチェロ多重録音の女神の詩には、いくつかカラクリがしこまれています
    (まあカラクリといってもちょっとしたお遊び程度のものですが)。原曲がすでに「ゼルダの子守唄の逆再生」というカラクリでできていますので、それにあやかっていくつか逆再生ネタを仕込んでみたわけですね。

    あからさまなネタもありますが、ちょっとわかりにくいものも組み込んでおいたので、ここでちょっとお話してみようと思います。
    まだお聞きでない方は、こちらを先にご覧頂いた方がわかりやすいと思います(音程・音質ともにだいぶ残念ですが、今回の論点はそこではありません(開き直り))。







    まず一つ目のカラクリ。この画像の一番上の段の後ろから4小節目からの8小節間ですが、これはその前のメロディーの逆再生に少し手を加えたものになっています。
    動画等で原曲の逆再生バージョンを聞いたことがある方は、「おや?」と思われるかもしれませんね。ぼく自身その動画を見て「あ、この旋律使えんぞ」と思って入れてみました。

    そして二つ目。1つ目のカラクリの直後から始まるメロディーは、おなじみゼルダの子守唄をそのまま突っ込みました(これをカラクリと呼んでいいのか。。。)。ただし、最初の8小節とそのあとの8小節は伴奏モチーフが違います。一回目はほぼ原曲まんま。2回目は逆再生の逆再生、つまり女神の詩のメインメロディーを参考にして少しアレンジしてあります。



    三つめ。これで最後ですが、最後にメインメロディーを再現するところの直前ですね。
    これの赤丸部分を逆再生すると、ゼル伝おなじみのあるフレーズが浮かび上がるのですが、なんだかわかりますか?楽器をお持ちの方はこの部分を後ろから弾いてみてください。

    。。。はい、弾きましたね?おわかりでしょうか。そう、リンクが謎解きに成功したたきのSEです!

    。。。人によっては、「え、なんか違くない。。。?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ええ、その通りですw これにはいろいろと問題があります。

    まず、もとの音符の画像をご覧いただきましょう。

    どどーん。


    ではまず一つ目の問題。そもそも音を間違ってとっていましたw
    編曲した譜面の最後の三つ(ファ#・ラ・シ♭)がきき間違った音符です。
    動画をアップしたあとに、不安になって答え合わせをしたところ間違いに気付きました。恥ずかしい。。。

    そして二つ目の問題。この元の音(間違ってとったもの)をそのまま逆再生させようとしても、うまく音楽にかみ合いません。ぼくが気になったのがシ→シ♭のあたりで、このままじゃいかんと思い、シをレに変えました。レにした理由は、そうすれば前後の関係でアルペジオ(和音を同時にではなくばらばらに演奏する奏法)っぽくなっておさまりがいいと考えたからです。

    以上の理由から、逆再生するとなんとなくそれっぽく聞こえるけどなんか違う?みたいなできになってしまいました。きき間違ったところは結果的に前後のつながりは良くなったし、結果オーライな部ところもあるとは思うのですがね。このあたり、ぜひ皆さんに感想お聞きしたいところです。
    思いついた時はけっこうドヤ顔で楽譜書いてたんだけどなあ・・・

    カラクリについてはこんなところでしょうか。カラクリとかいわくありげに言っておきながらそこまで驚くほどのものでもなかったかもしれませんがいかがでしたでしょうか。
    女神の詩だけでなく、ゲーム音楽には、こんなお遊びが含まれてる場合があったりします。こういうのを探しながら聞くのも面白いかもしれませんね。
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  • ビッグブリッヂの死闘の編曲について

    2014-07-09 16:36
    試みに書いてみる。
    編曲したのがだいぶ昔なのでうろ覚えですが。
    まだお聞きでない方はこちらを聞いてからこの記事を見たほうが面白いと思います。


    冒頭のアルペジオを全部耳コピしてやろうと思い立ったのがきっかけで編曲することに。
    弦楽にはものすごく不向きな曲だと思いますが、まあなんとか最低限形にはなったかな。

    ではまずその冒頭からお話していきましょう。


    。。。こんなん聞き取れるかいな(少なくともぼくには)!
    なんかよくわかんないけどドとファとソがものすごい勢いでながれていくうぅぅ!
    みたいなね。
    12音符/秒。1音符約0.08秒ですよ。

    ・・・そういうわけでこんなのは正攻法ではとても無理だったので、音源のプレイヤーの一時停止ボタンを連打するということでなんとか対処。あ、これなら聞き取れるわ。
    たぶん取りこぼしはないんじゃないかな。たぶん。おそらく。

    ここで、楽譜みれば一発じゃん。と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それはぼくの主義に反するのでしません。なぜだろう、すごく負けた感じがするんだよね。まあ耳コピ自体も楽しいものですしね。
    答えあわせに楽譜をみることはまれにありますが、それもあまりしません。というかそもそもゲーム音楽の楽譜をあまり買いません。売ってるのは簡単にアレンジされたピアノ譜くらいしかなくて物足りないですし。逆に弦楽四重奏とかオケにアレンジされたゲーム音楽集とか発売されたらぜひゲットしてみたいですね。やっぱりプロの編曲はよいに違いないですから。

    話がそれました。つぎいきましょう。



    先にセカンド・ヴィオラが刻み始めるところからお話します。
    先ほども書いたように、この曲は弦楽に非常に不向きだと思います。
    原曲はそもそもドラムがかなりおおきなポジションを占めていてかつ和音パートがあまり充実していないので、弦楽器でそれを再現するのがなかなか難しいのです。
    今回はそれを逆手に取り、というか苦肉の策というか、内声パートにドラムのリズムを八分音符に簡略化したもの(この画像の部分だけはドラムパートに近い形)を和音にして刻んでもらうことにしました。というかこうでもしないと、たぶん原曲のスピード感が出にくいので、誰が編曲してもたぶんこんな感じの編曲になるんじゃないかな。わかんないけど。

    そして今度はこの9小節目からの部分。
    これこそ個人的に耳コピの醍醐味!と思えるような部分です。
    クラシカルな音楽ではあまりお目にかからない不協和音です。
    ぼく自身もともとクラシック界隈の人間なので、こういう和音に出くわしたときに面食らいます。自分の目録にこういう和音が存在しないので予測がつけにくいんです(とかえらそうなこといってクラシックにも普通にあったりしたらごめんなさい。そして最近の音楽にもこんなコードでてこねーよ、っていう場合もごめんなさい)。
    そういうわけのなので、ここでは完全に自分の耳に頼ることになります。

    ところでこういうのって作曲するときどういう風にしてるんでしょうか。もとあるコードからすこしずつずらして出来上がっていくのか、感性でなんとなくこの形になったのか。ぜひご本人に聞いてみたいものです。

    聞き取りに関しては、一番上と一番下の音は聞き取りやすいのですが、内側の音はやっぱり聞き取りにくい。何度も繰り返して聞き取った記憶があります。
    そして最後に聞き取ったものを再生して、それらしく音が鳴ったときはなかなが快感ですw

    次。






    個人的にいまひとつな部分。言い訳パート。
    この27小節からの4小節をぜひオクターブユニゾンにしてみたかったのですが、そうした結果、たしかにその部分は派手さが加わったと思うのですが、その前とのつながりがあまりよくなくなってしまいました。聞いた感じ、「急にテンションあがったなこいつ」みたいな。でもこの派手さが好きだったのでとりあえずこれで放置しました。だれかこの部分に関してよい案があればご教授くださるとうれしいです。

    つぎ。

    31小節目、地味にヴィオラが主旋律になってます。
    これは僕の癖というかこだわりなのですが、どっかこっかにヴィオラとかセカンドヴァイオリンにメロディーをあげたくなっちゃうんです。今回はこの部分がそれに選ばれたと。その前が高音だったので、対比がついていいかなーとか安易に考えていたのですが、結果案の定と言うか、若干主旋律が埋もれてしまった感があります。実際に演奏するときはヴァイオリンたちには音量を控えてヴィオラさんには可能な限りフォルテで弾いてもらうしかないですかね。ここもなんとなくそのまま放置。ちなみに、この次の次の小節あたりのメロディーは今度はセカンドヴァイオリンが受け持ってます。






    超絶技巧ポイントその2。
    こちらは冒頭のアルペジオほど精密な聞き取りはしませんでした。拍頭とその部分の和音だけあってればいいかなーぐらいの感じです。どちらにしろ苦労はしましたけどねw
    ぼくはヴァイオリンを弾かないのでよくわからないのですが、この部分はどのくらい難しいんでしょうか。ぼくがチェロで似たような音符弾かされたらたぶん発狂する。




    51小節目からの不協和音ポイントもなかなか聞き取るのが楽しかったですw
    正直あってるのかあまり自信がないですが、もともと不協和音だし多少間違っててもばれにくいしいいかなーと思っているんですがいかがでしょうか。

    ここまで、チェロに関する記述がほぼありません。なぜならば、本当にあまり書くことがないからですw
    僕が編曲するときは、チェロには聞い音をそのまま鳴らさせる以上のことをしません。
    最低音というのは、上のほうで動き回っている音符たちを強力に支える働きをします。
    弦楽四重奏の形態上、チェロはほぼ全体にわたって一番下の音を受け持つので、低音に下手にメロディーを渡すと、全体がふわっと落ち着かない印象になっしまうのです。
    もちろん世の中には四重奏でチェロにメロディーが与えられてる曲なんてのはごまんとあるので、単純にぼくの技術不足なのですがね。ゆくゆくはチェロにメロディーを持たせるような編曲もできるといいですね。


    さて、こんな感じでビッグブリッヂ編曲については終わりにします。
    これからも今までアップしてきた曲について書いていきたいと思いますので、興味がございましたらそちらもどうぞご覧ください!
  • 自己紹介

    2014-07-08 18:08
    演奏はへたくそ、編曲はてさぐり
    そんなスペックの低いぼくですが、ゲーム音楽のよさ、特にその演奏の楽しさ、すばらしさをぜひいろんな人に知ってもらいたいと思い、非常に細々とですが動画をあげたりしています。
    ニコニコユーザーのゲーム好き、ゲーム音楽好きな人たちと交流の場を持ってみたいと思い、今回ブロマガを開設してみました。
    この場を通して、自分の意見感想を発信しつついろんな人とまったりとゲーム談義をしたり意見交換をしたりできたらいいなと考えています。よろしくお願いします。