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ビッグブリッヂの死闘の編曲について
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ビッグブリッヂの死闘の編曲について

2014-07-09 16:36
    試みに書いてみる。
    編曲したのがだいぶ昔なのでうろ覚えですが。
    まだお聞きでない方はこちらを聞いてからこの記事を見たほうが面白いと思います。


    冒頭のアルペジオを全部耳コピしてやろうと思い立ったのがきっかけで編曲することに。
    弦楽にはものすごく不向きな曲だと思いますが、まあなんとか最低限形にはなったかな。

    ではまずその冒頭からお話していきましょう。


    。。。こんなん聞き取れるかいな(少なくともぼくには)!
    なんかよくわかんないけどドとファとソがものすごい勢いでながれていくうぅぅ!
    みたいなね。
    12音符/秒。1音符約0.08秒ですよ。

    ・・・そういうわけでこんなのは正攻法ではとても無理だったので、音源のプレイヤーの一時停止ボタンを連打するということでなんとか対処。あ、これなら聞き取れるわ。
    たぶん取りこぼしはないんじゃないかな。たぶん。おそらく。

    ここで、楽譜みれば一発じゃん。と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それはぼくの主義に反するのでしません。なぜだろう、すごく負けた感じがするんだよね。まあ耳コピ自体も楽しいものですしね。
    答えあわせに楽譜をみることはまれにありますが、それもあまりしません。というかそもそもゲーム音楽の楽譜をあまり買いません。売ってるのは簡単にアレンジされたピアノ譜くらいしかなくて物足りないですし。逆に弦楽四重奏とかオケにアレンジされたゲーム音楽集とか発売されたらぜひゲットしてみたいですね。やっぱりプロの編曲はよいに違いないですから。

    話がそれました。つぎいきましょう。



    先にセカンド・ヴィオラが刻み始めるところからお話します。
    先ほども書いたように、この曲は弦楽に非常に不向きだと思います。
    原曲はそもそもドラムがかなりおおきなポジションを占めていてかつ和音パートがあまり充実していないので、弦楽器でそれを再現するのがなかなか難しいのです。
    今回はそれを逆手に取り、というか苦肉の策というか、内声パートにドラムのリズムを八分音符に簡略化したもの(この画像の部分だけはドラムパートに近い形)を和音にして刻んでもらうことにしました。というかこうでもしないと、たぶん原曲のスピード感が出にくいので、誰が編曲してもたぶんこんな感じの編曲になるんじゃないかな。わかんないけど。

    そして今度はこの9小節目からの部分。
    これこそ個人的に耳コピの醍醐味!と思えるような部分です。
    クラシカルな音楽ではあまりお目にかからない不協和音です。
    ぼく自身もともとクラシック界隈の人間なので、こういう和音に出くわしたときに面食らいます。自分の目録にこういう和音が存在しないので予測がつけにくいんです(とかえらそうなこといってクラシックにも普通にあったりしたらごめんなさい。そして最近の音楽にもこんなコードでてこねーよ、っていう場合もごめんなさい)。
    そういうわけのなので、ここでは完全に自分の耳に頼ることになります。

    ところでこういうのって作曲するときどういう風にしてるんでしょうか。もとあるコードからすこしずつずらして出来上がっていくのか、感性でなんとなくこの形になったのか。ぜひご本人に聞いてみたいものです。

    聞き取りに関しては、一番上と一番下の音は聞き取りやすいのですが、内側の音はやっぱり聞き取りにくい。何度も繰り返して聞き取った記憶があります。
    そして最後に聞き取ったものを再生して、それらしく音が鳴ったときはなかなが快感ですw

    次。






    個人的にいまひとつな部分。言い訳パート。
    この27小節からの4小節をぜひオクターブユニゾンにしてみたかったのですが、そうした結果、たしかにその部分は派手さが加わったと思うのですが、その前とのつながりがあまりよくなくなってしまいました。聞いた感じ、「急にテンションあがったなこいつ」みたいな。でもこの派手さが好きだったのでとりあえずこれで放置しました。だれかこの部分に関してよい案があればご教授くださるとうれしいです。

    つぎ。

    31小節目、地味にヴィオラが主旋律になってます。
    これは僕の癖というかこだわりなのですが、どっかこっかにヴィオラとかセカンドヴァイオリンにメロディーをあげたくなっちゃうんです。今回はこの部分がそれに選ばれたと。その前が高音だったので、対比がついていいかなーとか安易に考えていたのですが、結果案の定と言うか、若干主旋律が埋もれてしまった感があります。実際に演奏するときはヴァイオリンたちには音量を控えてヴィオラさんには可能な限りフォルテで弾いてもらうしかないですかね。ここもなんとなくそのまま放置。ちなみに、この次の次の小節あたりのメロディーは今度はセカンドヴァイオリンが受け持ってます。






    超絶技巧ポイントその2。
    こちらは冒頭のアルペジオほど精密な聞き取りはしませんでした。拍頭とその部分の和音だけあってればいいかなーぐらいの感じです。どちらにしろ苦労はしましたけどねw
    ぼくはヴァイオリンを弾かないのでよくわからないのですが、この部分はどのくらい難しいんでしょうか。ぼくがチェロで似たような音符弾かされたらたぶん発狂する。




    51小節目からの不協和音ポイントもなかなか聞き取るのが楽しかったですw
    正直あってるのかあまり自信がないですが、もともと不協和音だし多少間違っててもばれにくいしいいかなーと思っているんですがいかがでしょうか。

    ここまで、チェロに関する記述がほぼありません。なぜならば、本当にあまり書くことがないからですw
    僕が編曲するときは、チェロには聞い音をそのまま鳴らさせる以上のことをしません。
    最低音というのは、上のほうで動き回っている音符たちを強力に支える働きをします。
    弦楽四重奏の形態上、チェロはほぼ全体にわたって一番下の音を受け持つので、低音に下手にメロディーを渡すと、全体がふわっと落ち着かない印象になっしまうのです。
    もちろん世の中には四重奏でチェロにメロディーが与えられてる曲なんてのはごまんとあるので、単純にぼくの技術不足なのですがね。ゆくゆくはチェロにメロディーを持たせるような編曲もできるといいですね。


    さて、こんな感じでビッグブリッヂ編曲については終わりにします。
    これからも今までアップしてきた曲について書いていきたいと思いますので、興味がございましたらそちらもどうぞご覧ください!
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