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米津玄師「引きこもり」を「若者の教祖」に育てた〈10歳上〉「彼女」
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米津玄師「引きこもり」を「若者の教祖」に育てた〈10歳上〉「彼女」

2019-01-10 05:00
    「お父さん、週刊文春さんだって」
     一月六日、徳島市東部の港町。小柄な女性が奥の部屋に声をかけると、白髪を長く伸ばした長身男性がのっそりと現れた。男性の風貌は、シンガー・ソングライターの米津玄師(よねづけんし・27)と重なった――。

     昨年末のNHK「紅白歌合戦」。地元・徳島の大塚国際美術館からの生中継で「Lemon」を熱唱し、米津は四四・六%の視聴率を叩き出した。

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    「紅白歌合戦」での1コマ(NHKより)

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    鳴門市にある大塚国際美術館 禁無断転載

     スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが語る。
    「どこか懐かしさがあって子供から老人まで老若男女に響く曲。昨年のコンサートに行ったら、七十歳の私にも歌が自然と入ってきて、ファンになっちゃいました」
     NHKが彼の出場を発表したのは、直前の十二月二十六日のことだった。
     NHK関係者が明かす。
    「若手歌手に中継場所を用意し、追加出場させるのは紅白の歴史になく、異例中の異例です。『Lemon』は二百万DLを突破するなど、今、彼は日本で一番売れる歌手。またメディアへの露出を制限したカリスマであり、NHKは何が何でも出演させたかったのです。ただ最終的に米津が紅白出場を決意したのは、“彼女”の猛プッシュがあったからだといわれています」
     今や“若者の教祖”となった米津玄師はいかにして誕生したのか。
     米津は、コンピューター関連企業に勤める父親、美術の教員免許をもつ専業主婦の母親の元で育った。地元住民が振り返る。
    「寡黙な子で、いつも一人で曲を作って絵を描いている印象でした。中学からバンド活動を始め、当時から今と同じようなヘアスタイルだった。商業高校に進学した頃から、周囲と打ち解けず、引きこもりがち。父親ともソリが合わなかったと聞きました。希望の進路先に『音楽』と書いて、先生から『うちは商業高校。何を考えているんだ』と怒られたそうです」 
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    週刊文春デジタル
    更新頻度: 毎週水,木曜日
    最終更新日:2019-01-18 10:53
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