• このエントリーをはてなブックマークに追加
優しいやまんば 市原悦子のことば 第14回 沢部ひとみ 「世の中が荒れるほど、愛や信頼が大切だと思うの」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

優しいやまんば 市原悦子のことば 第14回 沢部ひとみ 「世の中が荒れるほど、愛や信頼が大切だと思うの」

2019-07-25 05:00
     市原さんは「私、ずっと稽古だけして本番がないといいわ」と言って、共演者にあきれられるほどの稽古好きだった。
     とくに二十代前半は、自分の体力の限界も知らずに跳ね回っていた。それが俳優座入団四年目、『セチュアンの善人』の稽古中に突然倒れ、救急車で済生会中央病院に運び込まれた。担当医は、俳優座から付き添ってきた舞台部の塩見哲さんを呼び、「膵臓が壊疽(えそ)になりかかっています。急性膵臓炎の疑いがあるので、そのつもりで処置しますが、いいですか」と尋ねた。「お願いします」と塩見さんは応え、それで四時間ごとにお尻に太い針で、クロロマイセチンを注射する治療が始まった。『セチュアンの善人』は俳優座の創立者の一人でもある小沢栄太郎が演出を担当していた。市原さんは主役のシュイ・タとシェン・テの男女二役で、劇中歌も歌う大役を務めることになっていた。 
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    入会して購読

    チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。

    入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。

    ブログイメージ
    週刊文春デジタル
    更新頻度: 毎週水,木曜日
    最終更新日:2020-04-03 18:00
    チャンネル月額: ¥880 (税込)

    チャンネルに入会して購読

    ニコニコポイントで購入

    この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。

    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。