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夜ふけのなわとび 第1638回 林真理子「文楽のあとで」
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夜ふけのなわとび 第1638回 林真理子「文楽のあとで」

2020-02-27 05:00
     それは昨年の、芥川・直木賞贈呈式でのことであった。
     直木賞は大島真寿美さんの「渦(うず) 妹背山(いもせやま)婦女庭訓(おんなていきん) 魂結(たまむす)び」である。江戸時代の浄瑠璃作者を描いたものだ。
     大島さんはこの小説をお書きになるために、義太夫教室に通われたとか。
    「文楽ほど面白いものはありません」
     と何かの記事で読んだ憶えがあるが、一度も経験したことのない私は、ふうーん、そんなものかと思っただけ。
     贈呈式では、選考委員を代表して、宮部みゆきさんがステージに立った。
    「今日はステキなゲストが来てくださってますよ」
     文楽の方々が、妹背山のヒロインである人形を連れてきてくれたという。
    「お三輪ちゃんが来てくれて、そこのステージの横にいらっしゃいます」
     小さなどよめきが起こった。式が終わった後、さっそく私も見に行く。 
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    週刊文春デジタル
    更新頻度: 毎週水,木曜日
    最終更新日:2020-03-27 18:00
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