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十一月二十一日午後五時前。夕暮れが迫り、冷たい秋風が吹く中、白髪に赤黒い顔をした老人が鎌倉市内の有名うなぎ店に向かって歩いていた。足取りはよたよたと遅く、時折つまずきそうになる。体の左側がうまく動かないようだ。
一時間ほどの食事を終えた後、支えられながら同行者の車に乗り込んだ老人は、鎌倉の高台にそびえる敷地面積二千五百坪、推定資産価値十八億八千万円といわれる大豪邸で降ろされた。この家で一人暮らしをしているのは、かつて「テレビ界の帝王」と称された、みのもんた(76)である。

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最終更新日:2021-01-15 18:00
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