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皆さんが手にしておられるこの週刊文春といえば、いわゆる「文春砲」でお馴染み。さぁ、今週もド派手に砲弾、炸裂させてくれてますかねぇ??(笑) しかしよくぞ毎週毎週、あっちのスキャンダル、こっちの醜聞と掘り出して来るもんだ……。そのシツコさ、あ、いや《ヴァイタリティ》には、つくづく感心するばかり。まあ“被弾”する方は大変……というか、タマッたもんじゃないけど(汗)。
ときに、なんで「文春砲」に限らず週刊誌や写真誌が、あんなに人の秘め事に踏込めるかというと、大義名分は「こちとらジャーナリズムでございます!!」って事ね。世の不正や闇を暴き出すことで、大衆に成り代わり世相への批判と告発を繰り広げているのだ!!……ってか?? いや、文春さんにとってみれば《ありのままの事実を取材して書くだけ》という、実に“クールなお立ち場”なんでしょうけど。
ともあれ、この強大な力を持つ「ジャーナリズム」って、何も週刊誌だけの専売特許じゃあなかったんだよね。かつては音楽だって、このジャーナリズムの要素をたっぷりと含んでいたのである!!
明治時代に流行した『オッペケペー節』なんてのも、かなり過激に、そして辛辣に世相を皮肉った。この反骨精神……と言うか《滑稽&風刺》の精神が肝心なんだと思う。ただ闇雲に「正義を振りかざせば」イイってモンじゃあない。
で、今週のお題『ボブ・ディラン』である。

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最終更新日:2021-01-22 18:00
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