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なんだか、モヤモヤするねえ、朝ドラ『ちむどんどん』。沖縄の本土復帰五十周年にあわせた企画なんだけど、どこか緩いんだよ。
主人公の比嘉暢子(ひがのぶこ/黒島結菜)は、沖縄北部、山原(やんばる)の村に住む元気な少女だ。姉の良子(川口春奈)は勉強が出来て、しっかり者。妹の歌子(上白石萌歌)は内気だけど歌が上手。すごいね、美少女三姉妹だ。
復帰前年の一九七一年に暢子は高校三年生。卒業後に何をするか悩んでいる。「東京に行って、美味しいものが食べたい!」が小さいときからの口癖だ。
北部産業まつりの高校料理部大会で見事に優勝し、心は決まった。「東京に行きたい。コックさんになる!」。東京への憧れと、食いしん坊だけじゃ、モチベーションが薄くないか。

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最終更新日:2022-06-24 18:00
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