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春日太一の木曜邦画劇場 第521回「襖絵や壁、役者の表情の彩りまでリマスター職人が見事、復元させた!」『獄門島』
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春日太一の木曜邦画劇場 第521回「襖絵や壁、役者の表情の彩りまでリマスター職人が見事、復元させた!」『獄門島』

2023-02-09 05:00
    「デジタル・リマスター」というと、なんとなく「パソコンでちゃちゃっと」できそうなイメージでいる人も少なくないかもしれない。
     だが、実際にはフィルムを入念にチェックし、一コマずつ丹念に修整を加えていく。実に根気のいる職人技だ。
     特に繊細さを要するのが、色合い。旧作のフィルムは退色しているため、当初の色合いから劣化してしまっていることが多い。その場合、色味をデジタル加工で新たに加えることになる。この作業が雑だったり、メーカーが作品に対してリスペクトを持ってなかったりすると、驚くほどオリジナルのイメージから離れた映像になってしまう。実際、「デジタル・リマスター」と銘打った映像を観てガッカリすることは何度かあった。
     そうした中で、市川崑監督=石坂浩二主演の『犬神家の一族』は完璧ともいえる4Kリマスターをしてのけたことは、以前に述べた。さらにこの一月にはシリーズ作品もBlu-ray化。どれだけのリマスターがなされたか、期待満々で観た。そして、その期待に見事に応えてくれている。
     今回はその一本『獄門島』を取り上げる。瀬戸内海の孤島で起きた陰惨な連続殺人事件に、名探偵・金田一耕助(石坂浩二)が挑む物語だ。 
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    最終更新日:2023-03-30 05:00
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