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京都で時代劇が多く作られてきたのには、その地域性も大きい。市内には古くからの神社仏閣が数多くあり、情緒豊かな「江戸の景色」に事欠かないのだ。そのため、西郊の太秦にある撮影所から、さほど移動に時間をかけずにロケーション撮影ができる。
さらに、建物だけでなく、田畑や河原や里山や峠道などの「野面」の風景も、撮影所から車で一時間圏内にバリエーション豊富に広がっている。こうした、「すぐに時代劇のロケができる」という利便性が、京都を時代劇製作の拠点たらしめてきている。
関西各地の時代劇のロケ地を取材して解説した拙著最新刊『時代劇聖地巡礼 関西ディープ編』では、そうした普段なかなか行きにくい野面も数多く紹介している。

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最終更新日:2023-06-02 18:00
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