中日・中田翔内野手(36)が8月15日に会見し、今季限りでの現役引退を発表。会見では「野球を嫌いになりかけていた自分がいた。最後はもう一度野球を好きになって終わりたい」と思いの丈を語った。
2007年の高校生ドラフトで4球団競合の末、日本ハムが1位指名。この年最大の注目株だっただけに、テレビ局やスポーツ紙は“中田番”を置いた。
「多いときは約20人の記者が中田を追いかけた。ルーキーイヤーの春季キャンプでは取材攻勢にストレスを溜め込んだのか、キャンプ地の沖縄・名護市でエアガンを買い、宿舎の窓から報道陣に向かって乱射していた」(当時を知る記者)