8月30日(土)
美大時代、一番ラッキーだったのは趣味の合う友達2人に出会えたこと。まだ“オタク”なんて言葉が無かった時代、僕らはいわゆる「怪獣キチ○イ」だった。今でもたまに会うと「バルタン星人のフォフォフォ~は、そもそもマタンゴで、それがケムール人に引き継がれて――」などと、興味がない者からしたら本当、どーでもいい話を延々してる。もうかれこれ半世紀近くの仲になるが、怪獣話に飽きることはない。それに加え、老いるショック! 同じ話の“ループオン・ロケンロール!”。
今日はみんなで美大の最寄駅であるJR国分寺駅まで遠出。僕は何度も思い出の地を巡っていたが、2人にはそんなノスタル爺センスはないとみえ、着くなり「どこで飲みましょう?」と、居酒屋捜しを開始。駅前の当然昔はなかった小ジャレた飲食店に入り、怪獣話の続きをした。