今日も飼い犬がかわいい。どんなに疲れて帰っても、嬉しそうにしっぽをぶん回して玄関まで迎えにくる姿に癒され、膝の上で丸まってうっとりとした表情で見上げてくる様に目じりは下がりっぱなし。た、たまらん。自分からどでかい愛が爆誕し、周囲にまき散らされているのを感じる。『ちくわ戦記~おれのカワイイで地球侵略~』を読む限り、どうやら勘違いでもなさそうだ。
地球上のかわいい動物たちの中には、人間が“かわいい”と思った時に発されるエネルギー、通称“カワエネ”を回収するためにゲップラー星より派遣されたスパイが紛れ込んでいる。ゲップラー星人である柴犬似の“ちくわ”は、まどかと伴次郎という夫婦の元で飼い犬として生活し、日々カワエネを回収。地域での回収実績ナンバーワンの名をほしいままにするエリートスパイのちくわだったが、まどかが出産し、赤ちゃんの寧々との生活が始まることに。