三菱自動車は11月5日、2025年4~9月期の連結決算で、最終的な収支を示す純損益が92億円の赤字に転落したと発表した。米トランプ政権の高関税で営業利益が277億円押し下げられ、主力の東南アジアや米国での販売減少も響いた。世界販売台数は実に6%減となった。
「27年半ばにタイの一部工場の生産を休止することも発表。かつては『ASEANに強い三菱』と言われていたが、今は昔。中国勢に押されて苦戦を強いられている」(自動車業界関係者)
同社の加藤隆雄社長兼CEO(63)は会見で、米関税や中国勢の台頭に触れ、「依然として厳しい競争環境は続くと予想される」と、沈鬱な表情を浮かべた。