高市早苗首相の弱点は、手足となる腹心に乏しいこと。これが永田町の大方の見方で、各方面と調整がうまくできない主因と言われてきた。しかし最近は、その役割を自民党の萩生田光一幹事長代行(62)が担うケースが増えているという。
「あなたが中心になって、定数削減の話をまとめてほしい」
首相は11月下旬、萩生田氏に電話をかけ、日本維新の会が連立維持の絶対条件に掲げる衆院議員定数削減を調整するよう指示した。
自民内では、削減数1割の根拠が薄いなどと批判が沸騰。公明党の抜けた穴を塞ぐため、維新の要求を無理やり飲んだ副作用でもある。定数削減を協議する自民の公式な責任者は加藤勝信氏だが、交渉が進むにつれ、維新に「今国会中に間に合うか分からない」と泣きを入れ始めたという。